昨日の寒さはどこへやら、さわやかな1日でした。
庫裡の玄関前のお地蔵さん、某ホームセンターで買い物をしていたとき、ふと目にとまり買ってきたお地蔵さんです。
気軽な気持ちで玄関先においていたら、いつの間にかご詠歌の方達や、お参りいただく方の人気者になってしまいました。
今日も相談事で1日が終わりました。
ところで、「縦と横の世界」・・・、そんな事を考えたことはあるでしょうか?
皆さん、普段字を書くときは横書きですか縦書きですか?
亡くなった老僧が、生前教えてくれたものです。
前にブログで書きましたが、「三教同源」・・・、日本の仏教を考えるとき、仏教、道教、儒教をあわせて考える事が大切だと言われました。そのひとつ、道教の教えの中に「縦線は精神、男性、横線は現実、女性」と区分する法則があります。
「精神性と現実性」、つまり縦線と横線がバランス良く紡がれた時、すばらしい布になると言われています。偏ることが1番良くないとの教えです。
そして、縦線は男性で、精神ですから、男性(男の子)は精神を第一に考える。夢やロマンがある間は男性はそう簡単には崩れない。現実(お金、仕事)は後からで良いと言われています。
女性(女の子)は現実、横線の世界・・・、まず現実(洋服、食べ物など)が伴わないと女性はもろくなる、と言われています。理想だけではダメなのです。
最近のニュースを見ていると、子供達の犯罪がとても目につきます。
子供達は純粋です。このような教えをもとにしてみると、男の子に問題があるときは夢やロマンが欠けているんじゃないかなぁ~?女の子に問題があるときは現実性が欠けていんじゃないかなぁ~?と漠然とですが思ってしまいます。もしかしたら登校拒否問題にも通じるかもしれないです。
昔、日本(東洋)の書物はほとんど縦書きでした。経典も縦書きです。西洋の書物はほとんどが横書きだと思います。つまり日本は精神性を重んじ、西洋は現実性を重視していたと考えてもいいのかもしれないですね。
近年の日本は横書きが主流、それは現実性を重んじている傾向と推測できます。しかし、縦書きも現存しています。日本ほど縦と横のバランスがとれている国はないのではないかと私は思います。
男の子には先ず夢を、女の子には先ず現実を・・・大切な教えです。
今日のブログは本当は縦書きで書きたかった記事ですが、縦書きのブログってあるんですかねぇ~?