goo blog サービス終了のお知らせ 

千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

道端の一輪。

2009年06月30日 | Weblog

草刈りをしていてふと気がついた1枚です。

コンクリートで固められたほんのわずかな隙間から、誰にも見られないかもしれないのに、一生懸命に自身の花を咲かせています。

与えられた生命を全うしている姿・・・素敵だと思います。

こんな姿を見ると、もめにもめている政界のニュースなども虚しく感じてしまいます。一体何が本当に大切なことなのだろうかと・・・。

九州地方は大雨被害が大変なようです。
自然界は優しくも厳しくもある・・・仏様にも優しいお顔と怒ったような怖い顔がある・・・すべては自然界への畏敬の念から生まれたものです。被害がこれ以上大きくならないようお祈りします。


まつおさん。

2009年06月29日 | 地域

R253沿い、国の重要文化財である松芋神社、そして天地人でも紹介された犬伏城跡近くにぽつんと立っている蕎麦屋の「まつお」さんです。

今日は来月に行われる青少年研修会の会場である糸魚川市に行ってきました。

朝、用事があったので今回も松芋神社などを訪ねる時間がありませんでしたが、せめてもと思い、お昼をこちらでいただきました。

何年か前にふと立ち寄ったのですが、お蕎麦の美味しさ、天ぷらの豊富さ、値段など、今の私の中ではナンバーワンのお蕎麦やさんです。天ざるは1,100円ですが、オススメです。今日はホップの天ぷらがついていて驚きました。地元の山でとれるのだそうです。ほろ苦くて美味しかったです。

とても蒸し暑かったですが、会議が終わるころには雨が降っていました。畑も渇ききっているのでまとまった雨が欲しいところです。

広く、大きな海を見て、また明日からの力をいただきました。
欲を言えば、糸魚川まで2~3時間かかるので、もう少しゆっくりとできる時間が欲しいところです。


キレイだなぁ~!

2009年06月28日 | Weblog

暑い日が続きますね。

今朝、ここのところの暑さで痛んだ花を取り替えようと境内のお地蔵さまの前に行き、花に手を伸ばそうとしたところ、素敵なチョウに出会いました。

花の蜜を吸っているのか、私が写真を撮ろうとカメラを近づけても全く逃げる気配なし。あまりに気持ち良さそうなので、花も取り替えませんでした。

目をこらしてよく見ると、本当に、本当にキレイです。

そして良く考えてみたら、ここ数年モンシロチョウはよく見かけますが、このアゲハチョウ(でしたよね?)は見かける機会が少なくなっていることに気がつきました。山といい、花といい、鳥といい、蛍といい、浦佐でも昔あった当たり前の光景が少なくなってきているのですねぇ~。やっぱり大切にしたいです。

今日も1日、相談事で終わりました。
境内の草刈や、浦佐城跡の草の様子なども気になるところですが・・・。

話は変わりますが、先日の自殺対策会議で同席したお医者さんから、「仏教では死後どうなるかをどのように説いているのですか?」と質問がありました。

その席には私を含め4人のお坊さんがいたのですが(私が1番若手です)、話の流れで私が答えることになったのですが、別の話の流れの中だったので極短で話をしましたが、後々でよく考えたら重要な部分だったのでもっと丁寧に、時間がかかってもしっかりとお話をした方が良かったなと反省しています。

また、そのような疑問はたくさんの方が抱いている点でもあると思います。後日、ブログにも書きたいと思っています。



お寺のカエル

2009年06月27日 | Weblog

昨日からアジサイの咲いていたすぐ近くで井戸の掘削作業が始まりました。

今まで畑になっていたところですが、山からさしてくる水と池からの水漏れで地盤が湿気ってしまい、その上に立っていた離れの建物も湿気で相当傷んでしまっていることから改築することになり、それに合わせて新たな井戸を掘り、消雪設備をしっかりと整えようという計画です。お墓参りやお寺にお見えになる方にはご迷惑をおかけしますが、どうぞご容赦下さい。

私は職業柄か、井戸を掘ったり、建物、土地、不動産に手を入れるときには特に気を使います。老僧からの教えでもあったし、天地自然界を人間の都合でいじらせていただく訳ですから・・・、考え過ぎかな???

さて、そんな具合なので千手院の境内には池が何カ所もあります。
毎年、この季節になると昼間からとても大きなカエルの鳴き声がします。声の大きさからかなりの大きさだと思うのですが、なかなか出会うことがありません。

このカエルの鳴き声も大変貴重に感じています。
そんな風に感じるのも、それだけ年をとったのかもしれませんが、境内の池に住みついているカエルさん、実に風情があるものです。

今日のように暑さが増すほど、カエルの鳴き声も涼を感じる一コマになります。


今年のアジサイ

2009年06月25日 | お花たち
本堂裏の畑の片隅に咲いているアジサイ・・・。
これからこの場所を改修工事する事になりました。

それに伴い、このピンクのアジサイもどこかに移動しなければいけないのですが、まだ場所が定まらないでいます。工事予定では花の最中に動かすようになってしまうので、今年は申し訳なく思っています。

午後からは、自殺予防の会議に出席してきました。
討論を重ねていく度に、結局は死生感にたどり着きます。さらに広げれば先日の脳死による臓器移植法の問題も大いに関係してきます。大変難しい問題ですが、宗教家こそは真っ正面からその問題に取り組まないといけないと思います。葬式仏教と揶揄されないためにも!(もちろん、葬儀も立派な仏教の一部ですよ。)

祈りの尊さ、美しさ。

2009年06月23日 | 御詠歌
ホオズキの花!!!
普段は夏までまったく気がつかなかったが、よく見たらとてもキレイな花を咲かせていて、当たり前のなかに隠れていた発見に感動でした。

今晩はご詠歌の練習日、さっき終わったところです。

そして沖縄では慰霊の日です。
先日のブログにも書きましたが、この日にあわせて越後仏教青年会から数名が沖縄に行っています。戦争に巻き込まれた多くの方の慰霊と、二度と同じ過ちをおこさぬように、祈りを届けるコンサートに参加するためです。

御詠歌に来てくださっている方の多くは戦前の生まれです。
年を重ね、忘れっぽくなったり、足が痛くなったり、体力が落ちることは致し方ありません。けれども、信念を持ち、自身や家族のため、平和のために御詠歌を唱え、祈っている姿・・・年を重ねた、年輪を重ねた美しさがあります。そこに理屈はないように感じます。

見習いたいものです!


暑かった~。。。

2009年06月20日 | Weblog
湿気を含んだ風が強く、気温が上がった日でした。
座っているだけでもジットリと汗が噴き出してくるようでした。

今のところ雨の少ない梅雨空ですが、天気予報を見ていると、この湿気が雨をもたらしてくれるようです。畑や田んぼにも恵みの雨となるでしょうね。

今日、用事があって銀行まで行くと、銀行前にある無料の毘沙門堂前駐車場の鉄柵が風情ある木の柵に変わっていました。裏に見えるのは毘沙門堂別当普光寺の庫裏です。

話を聞くと、本町などの方が寄付をつのって作ったものだとのこと・・・、知っていれば私も寄付をしたのですが(笑)。

良い試みですね。
地元に誇りと愛着を持ち、風情を味わう遊び心を持つことこそが地域活性化や人を育てる第一歩だと思います。こんな風景も「こうなったら面白いじゃない」という「心」がないとできないことだと思います。

伝統を守りながら、新たな試み、遊び心を忘れない・・・そんな町であれば、きっと若者が離れていかないと感じま~す!

太鼓練習!

2009年06月18日 | Weblog

ここのところお葬式が続いています。季節の変わり目でしょうか・・・、明日もお葬式となりました。

今日は、以前から予定していた太鼓の練習会がありました。ちょうどお葬式の間の時間がとれたので、栃尾まで足を運んできました。

講師には私の先輩で、長年若手の太鼓隊を率いていたBさんが、わざわざ埼玉から来てくださいました。私は参加できないですが、23日に沖縄で行われるコンサートにあわせ、細部まで指導してくれました。

新潟の仏教青年会も、前に新潟市で行われた『響愛』の影響を受け、新たに太鼓隊が結成されました。今後もこのような活動が活発になることを期待しますし、特に若手の僧侶は積極的に社会にアピールしていかなければいけないと思います。

仏教は良いものをたくさん持っているのだから、それをもっと磨き、アピールしないと「もったいない」「宝の持ち腐れ」だと思います。

私もすでに中堅になってきましたが、気持ちはいつも「若手」でありたいと思います!!!

栃尾に行くと楽しみにしているジャンボ油揚げ・・・、今日はお腹の調子が悪くて食べられませんでした~。


ケキツネノボタン

2009年06月15日 | お花たち

先日、名前が分からなかった花の名前が分かりました!
「ケキツネノボタン」黄色くて可愛らしい花とともに、実が画像のようにつきます。また、茎にも細かい毛がたくさんついています。

ある方から教えてもらいました。ありがとうございました。

さっき、TVを見ていたら、脳死について特集していました。何を持って人の死とするのか・・・、大変難しく、考えさせられます。また、その問題に宗教家があまり関われていないことに無念さも感じます。(もちろん、しっかりと主張している宗派もあります)

ここのところ、相談の中で「死」について問われることが多くあります。そして今日はお葬式の連絡がありました。若い方のお葬式です。そして偶然TVで上記の問題がピックアップされていました。ご縁でしょうか。。。

死と生は常に隣り合わせ、表裏一帯・・・、私たちは、そのことについて宗教上のプロなのですが、う~ん、とにかく考えさせられます。

明日はびしゃもん市ですよ~!

2009年06月13日 | 地域
暑いような寒いような、そして梅雨に入りましたが比較的雨の少ない日が続いています。

先日チラシが入ってきましたが、明日は毎月1回の「びしゃもん市」が毘沙門堂参道入り口付近のお国自慢会館前で行われる予定です。お天気も良さそうですので、皆さん是非足をお運びください。

地域の皆さんのおかげで、また天地人のおかげで、今年の浦佐はとても元気です。
この勢いがその先にも良い形で続いていって欲しいものです。

地元のいいところや伝統が再確認、学び直されると新たな人間関係、価値観が創出され、それが周囲に伝えられていく・・・次には信頼、信用が生まれる・・・信用とは人間力のUPそのもの。コレ、先代の住職から教わったことです。

天地人を通じ、地元の良さを学び直すことはまさしく出発点だと思います。直江兼続という人、偉大な人は亡くなってもあまりに偉大ですね。