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千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

浦佐の夏祭り

2011年07月17日 | 行事・お祭り


今年もやってきました。白山神社の例大祭、浦佐の夏祭りです。
今年は42才厄年ということで、同級生と一緒に御神輿を担いできました。噂には聞いていましたが大変重い御神輿でした。

1日中、この暑さの中、浦佐を練り歩きましたが、私などの視線から見ると神主さんも着物を着て、シャキッと歩くのはキツイだろうなぁ・・・と思いました。しかも毎年ですからね。

昼間の行事がなんとか無事に終わり、夜はみんなで慰労会。
厄除けに花火を奉納したので、みんなで一杯やりながら、「これで厄が祓えたかな」などと思いながら終わりました。

先日、東京のお盆から帰ってくると、ある写真が届いていました。



私がホタルの写真が欲しいといっていたのを聞いて、kさんが撮ってくれました。
ちょうど今年の最盛期の頃のゲンジボタルです。なかなか普通に撮れないので、感謝感激!お寺に飾りたいと思います。

ホタルはまだほんの少し舞っていますが、もう終わりの時期を迎えました。来年もこんな光景にあえるよう期待しています。

今年の青少年研修会

2011年06月28日 | 行事・お祭り
今日は午後から柏崎にある報恩寺さまに行ってきました。
今年の青少年研修会の会場に決定したお寺様です。



会議が終わって、本堂前で若い住職とお子さんとで1枚!太鼓も一生懸命に頑張っている住職です。

青少年研修会は8月19日20日の1泊2日で開催されます。今年も良い研修会になるよう頑張りたいと思います。

夜には祓川上流のホタル調査にいきました。できる限り毎晩足を運んでいますが、今晩の時点で約9匹のゲンジホタルが舞っていました。最盛になるにはもう少し時間がかかりそうです。

明日から四国へ行ってきます。

2011年06月08日 | 行事・お祭り
明日から千手院が主催する四国八十八カ所霊場巡りの第1回目に出発します。13日まではメールでの問い合わせ、ご相談ができませんのでご了承下さい。

今回は私を含めて21名で四国遍路を打ち始めます。どうか全員が八十八番霊場すべてを結願して、最後の高野山奥の院で弘法大師にご報告ができるよう願うものです。

それにしても今日も暑かったですね。湿度が少ない分、木陰に入ると心地よかったですが、日の当たるところは暑かった~。

午後から少し時間がとれたので、暑い中を浦佐城跡の様子を見に行ってきました。そろそろ下草刈りをしなくてはいけない状態になってきました。実城跡のオオイワカガミはすっかり花は終わり種をつけていました。その代わり、ワタクシ初めてナナカマドの花を見ました。白い細かい花が塊になって咲いていましたが、結構香りが強く、独特なのだなぁ~と思いました。これからはホタルブクロやヤマユリの季節を迎えます。

季節折々、楽しみいろいろですね!!!

薬師様山頂祭2011

2011年05月08日 | 行事・お祭り
朝は大気が不安定で時折小雨が降ったり、お天気が心配されましたが、山頂へ着く頃にはお天気も落ち着き、暑くもなくちょうど良い加減に恵まれました。



信者さんに担ぎ上げられた薬師如来様!
お経を上げたあとには御神酒が振る舞われます。浦佐城主を務めた武将、大関氏の子孫の方も昨年に続き東京から来て下さいました。お花を手向けてくれました。



上から目線ですいません。
今年は日曜日、先日のFM雪国の放送効果もあり、お天気にも恵まれ、約100人の方々がお参りに上ってきてくれました。近年にない賑わいでした。おかげで私は御神酒くばりなどをしていたら、すっかり写真を撮るのを忘れていました。

登りの途中にはまだ雪が残っていて、春の花が順番を待てずに一斉に咲き始めていました。



登り口途中には椿と桜。



実城直下にはカタクリの群生。



オオイワカガミも蕾を膨らませ、どんどんと伸びてきています。

御神酒をいただきながら、ホラ貝や鐘を鳴らしている間に皆さん山菜を採ってきました。



コシアブラ。



木の芽。(魚沼ではアケビのツルのことを言います)



アンニンゴ(ウワミズザクラ)にネマガリタケ。

雪の影響か、今年は花も山菜も一斉にスタートしたような気がします。ただ雪が多い分、山ウドはいつもより少なかったようです。

信者さんが手作りのお豆腐を担ぎ上げてくれました。本当においしかったです。
鳥たちの声もいつもより元気が良かったようです。
カメラを持ってたくさん写真を撮ってくれた方もありました。
昨年、浦佐城跡を年に100回以上上ってくれたという方もいました。
足を伸ばして、昨年開通した薬師様尾根ルートまでいった方もいました。
毎年ご夫婦で上ってくれていた老夫婦、ご主人が昨年旅立ってしまいましたが、奥さんお一人でも来て下さいました。

昔から、こうやってたくさんの人たちに愛され、語り継がれ、守られてきた薬師様です。

いいお山です。これからも楽しんで、大切にしていきたいと思います。


最高の日でした。

2011年05月05日 | 行事・お祭り
今日は薬師様・浦佐城の会総会の日でした。
お天気にも恵まれ暖かい春の陽気に心地よい気分でした。

山道整備の前に満開のしだれ桜をバック集合写真!





道の脇に咲くカタクリが踏み荒らされないように木製階段の設置。



しっかりと整備ができました。

大変な重労働を終えて、夜からは総会と懇親会の席に移りました。懇親会は特に盛り上がりをみせ、楽しいひとときでした。

ライトアップした境内のしだれ桜はご覧のようです。





手前、池に写る桜です。まるで水の底深く吸い込まれるようです。
一生懸命写真をとっている方がいましたのでソーっととりました。1年で一番いい季節です。

大般若!

2011年05月03日 | 行事・お祭り
今日は千手院のお隣、毘沙門堂で春の大般若会(だいはんにゃえ)があり、お手伝いにいきました。
お経を上げる側でしたので写真を撮るわけにもいかなかったですが、今年は境内にたくさんの雪が残る中を昨年よりも大勢お参りに来て下さったのではないかと感じました。



お坊さんが着替えをする部屋からの越後三山です。
午後から黄砂でしょうか???視界が大変悪くなってきました。

それと、昨日くらいからやっとお墓の前まで行けるようになりました。まだ長靴が必要なところもありますが、何とかお墓参りは可能になりました。今年の雪は本当にすごかったです。

浦佐城跡も雪が消えたところからどんどん花が咲き始めています。





カタクリにカンアオイ、ちょっとピントがあっていませんが、マルバマンサクに続いて咲き始める花たちがゴールデンウィーク後半になって見られるとは・・・。春は毎日でも山に登っていたいところです。

門前春秋クラブ

2011年04月29日 | 行事・お祭り
昨日まで宗派の大切な会議があり長岡市で過ごしました。
今日は一転、門前地区の有志、門前春秋クラブの主催によるお花見がありました。

例年、境内に提灯を張るのですが、今年は節電への配慮をして取りやめ、お花見だけと決定したようです。



境内の桜はやっと開花したところです。今日もいいお天気でしたが、時折雨が降ってきたり、境内には雪が残っていて風が冷たいことから外でのお花見は中止して、白山神社の社務所をお借りしてのお花見となりました。



画像では分かりませんが、部屋の天井四隅に桜を飾ってのお花見となりました。
花より団子・・・いろんな話題に心の中で花が咲きました。

それと今日からお国自慢会館で「びしゃもん市」が再開したようです。
雪が降るまでの期間、地域の特産品や新鮮野菜などを販売しています。今年も大勢の方からお越しいただきたいと願います。

皆さんはゴールデンウィークをどのようにお過ごしになるでしょうか???

強者どもが夢のあと・・・

2011年03月09日 | 行事・お祭り


毘沙門堂に続く長廊下・・・毎年の光景ですが、静まりかえった境内にムシロが干される光景は何とも言えない荘厳さがあります。

今日は午後から大和地域包括支援センターからの依頼で、東地区の高齢者を対象に法話を行ってきました。
心の病は若い人だけでなく高齢者にも増えてきていることから、『心豊かに過ごすために必要なものとは?』と題して約1時間お話をしてきました。

日本仏教の中に根付く五色と季節感が、心の健康を作る上でどのように説いているのか、何を教えてくれているのかをお話しましたが、話し終えて、う~ん・・・上手く伝えられなかった・・・今日は今までで一番反省した法話でした。今晩ゆっくり振り返ってみたいと思います。

昼間はお日さまが見えたものの、夕方からはまた雪が降ってきました。
毎年お彼岸までは降雪がありますが、何か昨年からの天候不順は気になるところです。このペースでは今年も境内の桜は雪の上で満開になるかな???

餅撒き!

2011年03月03日 | 行事・お祭り
今年の裸押し合い大祭は雪の中の開催となりました。
私は昼間は5回の御護摩修行、夜は福物を撒与する方達のお祓いというわけで、同級生らと餅撒きをすることはできませんが、御護摩の合間に後ろ姿ですが寺院控え室から何枚か撮らせてもらいました。



画面の右側、赤い屋根が普光寺本堂、その奥に少し白い建物が見えていますが、その中に秘仏の毘沙門天が祀られています。その屋根の前に多聞青年団長が立っているのが分かりますでしょうか?正面の大きな建物が毘沙門堂で御前立の毘沙門天が祀られています。

両脇の屋根の上では講中の方々が、手前の雪台の上にも人が上がり、団長の合図で福餅を撒きます。中には鏡餅と書かれた木札が撒かれたりもして、木札を拾った人は本部で鏡餅を受け取ります。

私の同級生の朱豊会は手前の雪台の右側で撒きました。



撒き終わって降りてくるところです。雪の中、サラシを巻いて寒そう~。



撒き終わる頃には青空が顔を出しました。1日を通して、青空がでたのはこれっきりでした。

あとはずっと雪が降り続き、夜も更けてくるころに少し雪が止みましたが、青年団の人たちは寒さを吹き飛ばすような勢いでお祭りを楽しんでいたようです。熱い男たちです!!!

さぁ、お祭りが終わり、魚沼にもやっと春がやってくるかな。。。


大ローソク

2011年03月02日 | 行事・お祭り


裸押し合い大祭前夜祭を迎えました。
毘沙門堂に通じる長廊下にはズラッと大ローソクが並びました。雪台にのせて飾るため、気温変化や雨などで雪台が崩れると危険なために毎年直前の搬入になります。

千手院が管理する古山門(ローソクの奥に見える赤い屋根の建物)の掃除などをしていると、「大ローソクはどこに飾ってあるのですか?」とよく質問をされます。皆さん見たい気持ちは分かるのですが。そんな方への対処方法などもあるといいと思います。

さぁ、私はこれから最初の御護摩修行のお手伝いに行ってきます。

毘沙門天のご加護を受けて、すべての方達が平和でありますように、五穀豊穣、天地自然界の恵みを受けられますように、山内が安全で平穏に日々が過ごせますようにお祈りしてきます。

オン ベイシラマンダヤ ソワカ (毘沙門天のご真言)