数日前の「山見」の記事でも少し書かせていただきましたが、市の指定史跡・浦佐城跡二の丸跡には千手院の鎮守様のひとつ、薬師稲荷大明神様が祀られております。浦佐城跡は薬師山にそびえることから、薬師稲荷様と呼び習わしております。
このような小さな祠ですが、長く、大切に守られてきました。いつから祀られるようになったかという記録は残っておりません。
屋根は冬の間、雪で壊れないよう下におろしてあります。(祠左下に少しみえています)
写真の左側に今にも倒れそうな鳥居が建っております。
約50年ほど前、信者さん数名の寄進で奉納された鳥居です。鉄製の鳥居を山の下から何回も何回も休みながらやっとの思いで担ぎ上げたのだそうです。

当時は基礎までを行う余裕もなく、手作業で土を掘って建てました。
鉄製の鳥居、冬は当然2~4mの雪の下になり、鉄ですから徐々に錆び、強度がなくなり倒れては設置し直しながら今にいたります。
ですから元々2mほどあったはずの高さも、今では子供さえもくぐれないほど低くなってしまいました。
その当時を知る方から、昨年の5月8日、薬師さま山頂祭の時、今ならまだ協力できるぞ!との一声で私の気持ちも固まりました。
その翌月、先代の遷化を迎えたため、準備が遅れましたが、新元号を迎える5月8日の薬師さま山頂祭に間に合うように段取りが整いました。この冬の雪が多ければ、縁日には間に合いませんでしたから、ありがたいことです。
この度の鳥居再建は、基礎もしっかり行い、雪にも耐えられるようにアルミ合金の鳥居です。
ただ、なにせ山の上、資材を運び上げないとなりません。経費の問題もありますが、少しでも檀信徒の皆さんや地域の人にご縁を結んでいただきたいと思い、4月21日(日)、午前7時、登り口集合にて、基礎に使う砂利などを小分けにして、各自が運べる分だけを運び上げていただけるよう計画し、浦佐区内の檀家さんにはてハガキにて御案内させていただきました。
もちろん自由参加です。難しく考えないで、ご協力できる方には気軽に参加していただけたら幸いです。
当日は、浦佐城・薬師様の会の登山道整備作業と同じくし、会の皆さんからもご協力いただける予定です。
ほんのささやかですが、参加してくださった方には御神酒1本プレゼント

お天気がよくなりますように