CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

経営を見る眼

2008-07-17 21:41:56 | 読書感想文とか読み物レビウー
経営を見る眼  著:伊丹敬之

ビジネス書を読みました
なんだかんだ、色々読んできたよなと
ふと思ったのですが、こういう亜種みたいなのを読む前に
まず、経営学そのものの勉強とかしとかないと
わけわからなくね?
なんて、思ったりしたのでありますが
今回のこれは、そういう下地無しでも分かり易かったのであります

いや、そもそも自分の年齢はともかく
社会人ステージとして早すぎた内容だったと
読み終わってから気付いたのでありますが
途中から、マネージメントすることに対するあれこれ
それが刺激的というか、面白くてよかったのですが
本書では、日本的とは呼ばないしたとえてもおりませんが、
人間の感情を侮らず、ほどほど、に色々やるのがポインツではないか
と、ちょっとだけ触れてありました
それが一番難しいと、しっかり書いてありました

前回読んだ本でもそうでしたが
やはり、こういう本はなんとなし読んでそうかもねーと
思うだけで、実践するかどうかはよくよく考える
その考え方、試しかたはここにある
そういうわけでありまして、読んだら
いきなりスーパー経営者になれるわけもなく
そういう世界もあって、そういう考え方もしないといけないのねと
下っ端としては参考程度に読むのでありました

ただ、ちょっと面白かったのは
マネジメントは全ての方向から発生しているような理論でありました
いかにして、頭ごなしとするか、感情に棹ささずうまくしむけるか
そんなのに腐心することもたまには必要でしょうよと
そういうこともちょろちょろ書いてあって勇気づけられます
多分世の中の大半のサラリーマンが
上司のいうことをいかに聞かずになんとするかを考えておると思いますが
その思考は、そんなに間違ってないんじゃないかなと
この本は言ってくれたと勝手に思っております

というわけで、リーダーのありかたと経営のありかたの部分が
大変面白かったので、よろしいと思うのですが
所詮は、字であります
その通りにいくわけもないし、色々な機微
テクニックについては、結局自分で発見しないといけない
ただ、それでも、あれこれ揉まれて足り
色々、感情ではないモメ型をするとよいのでないかなとも
思ったり考えたりさせられたので
読んでよかったとしておこうと、思いこみます

ま、考えたことなど役に立たないということでありましょうや


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