ぐい呑み楽し 著:小山富士夫ほか
古書というほどでもありませんが、
知り合いから譲っていただいた、古い陶磁器の本であります
様々なぐい呑み数寄が、そのコレクションを掲載しつつ
このぐい呑みなるものを語るといった本でありました
昭和47年発刊ということで、その当時気鋭の作家とされる陶芸家や
その作品も紹介されていて、今見ると
大御所ばっかりじゃねぇかと、衝撃を受けたりするのでありますけども
陶磁器への知識が補完できるのでありました
最近、個人的にも入れあげるほどではないが、
唐津焼の特に、斑唐津に執心という感じのところ
これの名品が掲載されていまして
なるほどなぁ、これは本当にいいもんだなぁと
ちょっと、本を読みながら生唾を飲むような気持ちになったのであります
実に素晴らしい
小山富士夫さんといった、素晴らしい人物の評もあれば、
ぐい飲み談義を座談でやっている様子なんかも記されていて
なんとも楽しそうであり、また、当世作家の評論まで載ってて
こいつが、なかなかどうして、楽しくて仕方なかったのであります
私が贔屓といっては生意気でありますが
加藤卓男さんや、山田常山さんの若い時分の仕事があって
これもまた、非常に楽しいのでありました
実物ではないが、目が肥えるような気持ちになるのであります
ぐい呑みを集めるというのが、存外新しい趣味で、
戦後くらいからじゃないかというところから、
この良さ、好き嫌いなんかが、やや恥ずかしげでもある様子で
つらり書かれているのがまた、魅力でありました
こういう心持になるほどに、まだやられていないのでありますけども
酒もさほど飲まないのにこういったものに
執心してしまうという、物欲のようなものを
抱えて生きていくのであります
古書というほどでもありませんが、
知り合いから譲っていただいた、古い陶磁器の本であります
様々なぐい呑み数寄が、そのコレクションを掲載しつつ
このぐい呑みなるものを語るといった本でありました
昭和47年発刊ということで、その当時気鋭の作家とされる陶芸家や
その作品も紹介されていて、今見ると
大御所ばっかりじゃねぇかと、衝撃を受けたりするのでありますけども
陶磁器への知識が補完できるのでありました
最近、個人的にも入れあげるほどではないが、
唐津焼の特に、斑唐津に執心という感じのところ
これの名品が掲載されていまして
なるほどなぁ、これは本当にいいもんだなぁと
ちょっと、本を読みながら生唾を飲むような気持ちになったのであります
実に素晴らしい
小山富士夫さんといった、素晴らしい人物の評もあれば、
ぐい飲み談義を座談でやっている様子なんかも記されていて
なんとも楽しそうであり、また、当世作家の評論まで載ってて
こいつが、なかなかどうして、楽しくて仕方なかったのであります
私が贔屓といっては生意気でありますが
加藤卓男さんや、山田常山さんの若い時分の仕事があって
これもまた、非常に楽しいのでありました
実物ではないが、目が肥えるような気持ちになるのであります
ぐい呑みを集めるというのが、存外新しい趣味で、
戦後くらいからじゃないかというところから、
この良さ、好き嫌いなんかが、やや恥ずかしげでもある様子で
つらり書かれているのがまた、魅力でありました
こういう心持になるほどに、まだやられていないのでありますけども
酒もさほど飲まないのにこういったものに
執心してしまうという、物欲のようなものを
抱えて生きていくのであります
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