CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  覚馬の娘

2013-10-13 20:43:30 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了です
盛り上がってきた、自由民権運動が
なかなかスリリングで面白い展開であります
いまさら気づきましたが、この頃の、いわゆるあんな話って、
思いっきりインテリ層のそれだから、
子供の頃に聞いてもぴんとこないのは当たり前なんですね
あれ、政治家を目指す人々が楽しむものでしょうよ

そんな貧相なことを思ってしまうのでありますが
しかし、残念というべきなのか、
槇村知事退職という回でありました
時代が、京都の自治と地方政治が動いていた
それを説教くさくなく見せるということにおいて、
今回のこれはあまりに見事でありました
すばらしい、実に面白い話だった

兄つぁまの、才覚がここで拓ききったというほど
見事なあの手この手で絡め取っ手いく
まぁ、あれは、今でいうところのアレですなと
思わずにやにやというか、本当のそれはこうなのかと
深く深くうなづいてしまったわけでありますが
ともかく、たまらなく楽しかったのでした
名誉のために、バーター取引が成立する
いつだってそういうものだというのを
あんだけあざとく、わかりやすく描いてくれたのは
非常に面白いことでありました
秀逸きわまりない

最終的に、刺し違えるという政治的決着を見た
あのシーンのよさは、筆舌に尽くしがたいところ
ちょっと、議会のシーンとか、ところどころが
弱いというか、貧弱に見えていましたが
人間同士が争うところは、やはり見ごたえが出ますね
役者さんがいいと、まるで違いますね
感服いたしました

また、みねの問題というか、
進退も綺麗にまとめて、
途中、親父というものを見せるため、
覚馬が大活躍というか、もう、今回
完全に覚馬兄つぁま主役だったと
しみじみ感激してしまうのであります

たぶん、もうちょっとしたら、死ぬんだなと
いらぬ不幸を思い描いてしまったのですが
ともあれ、今回も抜群に面白く
そして、明治政府の右往左往を
生々しく見てとれて楽しいのでありました
伊藤が、最低に描かれているのは
ちょとアレですが、まぁ、いいでしょう
この物語っぽいし、それはそれだ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿