カケラ 作:湊かなえ
インタビュー形式で、一人の少女の自殺をめぐった話が明らかになっていく
主人公の顔が見えない感じが不気味な小説でありました
インタビュアーが主人公なのだけども、
その人が、様々な同級生や、知人との会話から、
ある少女の自殺の根幹に近づいていくんだが
このインタビューする相手の悪意というか、
様々なものが、読んでいるこっちにダイレクトに飛んでくるようで
なんとも、気持ちが悪いというか
嫌な気分になる小説でありました、疲れた
なんで、小説でこんな目にあわないとならないんだ…
そんな感じで、出てくる人物それぞれが、
様々な悪い部分が強調されて、なんというか、
どうしようもない困ったことだなということに
ただただ、インタビューを続けていくだけのような主人公に引きずられて
読み手としては、嫌な話を、嫌な感じで受け続けるという
なんとも苦難と呼べる読書でありました
ただ、主人公も悪意がなく、そこを悪意だといわれ続けるという
その不当さも味わうと、主人公自体がそれを相手にしていたとも考えられたり
複合的に、世の中行きづらくて仕方ないなと
思わざるを得ない内容ばかりで、なんともはや、どっぷりくたびれるのであります
割と登場人物が入り組んでいて、ぱっと読むと
誰が誰だかよくわからない、さらに、旧姓やなんだかんだが出てくるから
結局誰が誰なんだ、また、みんな似たように悪意があるから、
区別がつかない、というか、不気味すぎて嫌過ぎると
見事に、この浅瀬の地獄めいた感じを
味わうことができたのでありました
最終的に何がということは、まったく得るものがなかったと
個人的には、ただただ疲れたという感想しか浮かばないんだが
こういうのを書けるということが
秀逸だと思わざるをえない、自分にはこれを生み出す力は
どこにもないと思える、ある種怖い話でありました
生きてると、嫌なことを、嫌なほど見るよなぁ
太っているのが悪いのか、そうでもないのか、
見た目と、感じ方と、傲岸さと、浅はかさと
インタビュー形式で、一人の少女の自殺をめぐった話が明らかになっていく
主人公の顔が見えない感じが不気味な小説でありました
インタビュアーが主人公なのだけども、
その人が、様々な同級生や、知人との会話から、
ある少女の自殺の根幹に近づいていくんだが
このインタビューする相手の悪意というか、
様々なものが、読んでいるこっちにダイレクトに飛んでくるようで
なんとも、気持ちが悪いというか
嫌な気分になる小説でありました、疲れた
なんで、小説でこんな目にあわないとならないんだ…
そんな感じで、出てくる人物それぞれが、
様々な悪い部分が強調されて、なんというか、
どうしようもない困ったことだなということに
ただただ、インタビューを続けていくだけのような主人公に引きずられて
読み手としては、嫌な話を、嫌な感じで受け続けるという
なんとも苦難と呼べる読書でありました
ただ、主人公も悪意がなく、そこを悪意だといわれ続けるという
その不当さも味わうと、主人公自体がそれを相手にしていたとも考えられたり
複合的に、世の中行きづらくて仕方ないなと
思わざるを得ない内容ばかりで、なんともはや、どっぷりくたびれるのであります
割と登場人物が入り組んでいて、ぱっと読むと
誰が誰だかよくわからない、さらに、旧姓やなんだかんだが出てくるから
結局誰が誰なんだ、また、みんな似たように悪意があるから、
区別がつかない、というか、不気味すぎて嫌過ぎると
見事に、この浅瀬の地獄めいた感じを
味わうことができたのでありました
最終的に何がということは、まったく得るものがなかったと
個人的には、ただただ疲れたという感想しか浮かばないんだが
こういうのを書けるということが
秀逸だと思わざるをえない、自分にはこれを生み出す力は
どこにもないと思える、ある種怖い話でありました
生きてると、嫌なことを、嫌なほど見るよなぁ
太っているのが悪いのか、そうでもないのか、
見た目と、感じ方と、傲岸さと、浅はかさと
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