CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

篤姫 薩摩分裂

2008-01-20 22:14:05 | NHK大河ドラマ感想
当時のことをさっぱり知らない身分で見ると
ずいぶん面白いように思われるこのごろ
朝ドラっぽいとすごく思うのだが
その朝ドラを見たことがない自分に気づいて
なんというか、よろしくないのであります

さて、続いての話が放映されておりました
もう、昨年からの継続組が続々と脱落しているそうで
悲しいのでありますが、これはこういうもの
ということにしておいて、まったり見ております
自分の大河歴が短いことが幸いなのか
こういうのもたまにはよかろうとか
すごい今週は肯定してしまったしだい

姫があれこれかかわってくるところが
正直面倒というか、なんか、15分、30分の節目ごとくらいに
ここで「つづく」とかなっても問題なさそうな脚本というか
編集になっているのがよいのか悪いのか
さくさくテンポよく進んでおります
篤姫と関係のないところの話が相変わらず面白いのでありますが
堺さんのあれが、今後どうされるのか楽しみでならん
たった一度きりの牽制球がステキ
思慮からか、馬鹿だけど馬鹿にされすぎるのは癪だからああ言ったのか
さて、楽しみ

物語と平行してというわけじゃないですが
どうやら、島津斉彬という人が極めて優れた名君だったそうで
あの薩摩切子を完成させたとかなんとか聞くにつけて
今後、地方経済の作り方に言及してくれたら
もうなんでもいいとか、わからんことを思うのであります
陰謀は昨年で飽きた、今年は治世をやってほしい
せつせつな願いであります

で、その願いを聞き遂げてくれてるでもないが
あれこれと、その当時の世相をかぎまわって楽しむ姫様
なんというか、ドラマ上仕方ないとはいえ
とんでもないおてんば姫(死語)っぷりで
見ていてほのぼのしすぎる
なんだ、新撰組!の前半戦かこれは?と思うような内容に
頭がくらくらしてしまいましたが、
私のような初老を迎えた人間からすると
ああいうどたばたした小娘が
きわめて当たり前な、まるでテンプレートだと言うかのような
事件を経て学び成長するというのが
面白かったように感じたしだいであります

ともあれ、篤姫界隈は今後がんばっていただくとして
斉彬様と近衛様がステキすぎてびっくり
斉彬様はぎらぎら名君ぽいし、それを迎えた近衛様が
あれは、末裔の方々に叱責されるのではないかと
NHKの関係者のことを心配してしまうほどの麻呂っぷりで
いや、その割りに、思いっきり大阪弁だったのがもっと気になったんだが
ともかく、お公家様というのとは違った様子に見えました
今後が楽しみであります、がんばってほしい

で、薩摩切子の話からか、いやさ、あの
前藩主が引退の引導を渡されるあたりから
あの茶の湯関連のそれこれが出てきてステキだった
出された肩衝は、まぁ普通っぽかったが
斉彬様、近衛様(順序としては近衛様を上とすべきですかも)
この両名が飲んでいた茶、その茶碗
いや、茶の湯すべてがよかった

斉彬の茶碗はなんだったのか、
黒織部にも見えましたが、徳川の御世でそれはなかろうとか思いつつ
近衛様の赤楽、なによりも、水指だと思われましたが
あの三彩ならぬ、二彩のがよかった
明るい緑で、独特な垂れる姿
最近、あれを得意としてて、国宝とった人がいた気がせんでもないが
あれいいなぁとか、もうちゃんと物語見ろよというお話

二人の着ているものもまた、すばらしく立派に見えて
ああいう小道具にさりげなくお金かけるのが
やっぱりいいなぁと思うのでありました
ま、こんだけ言ってて、全部100均ですとか言われる気が
せんでもないのが、怖いんだけども
ともあれ、ワイングラスが遠からず切子になると信じて

まだまだ見守っていきます


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