CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ドラマ 五瓣の椿

2012-10-22 21:15:03 | ドラマ映画テレビ感想
NHK金曜時代劇(懐かしい)の再放送を
ひっそりと見ていました
こんな骨の太い時代劇やってたのか
なんで見てなかったんだと思ったら
古すぎて、その頃はまだNHK見てないなんて
思ったり感じたりでありました
すげぇ若い阿部寛とか、なんというか初めて見るのに
どこか懐かしい感じがよかった

さて、実際のところですが、
再放送ということもあって、また、
やってる時間も悪かったというか
ほとんどまともに毎週連載とならず
たった5回のドラマなのに、3ヶ月くらいかかったように思います
そのおかげで、まさか、4話が3話のすぐあとに放映されるとか
まったくノーチェックだったため、
4話の浮世絵師のところだけ見ていないのであります
非常に残念、きわまりない無念

とはいえ、時代劇として、定番というか
もっともかっこいい、ど真ん中の内容であります「敵討ち」
それに連なるものでありまして面白かった
いろいろと深く考えさせられる罪という内容ですが、
その怨恨というべき、深い悲しみと怒り、
そしてそこから始まる敵討ちという闇
これを女が演じるというのが
非常に魅力的なお話であります

まぁ、見終わって感じたというか、ちょっと残念に思ったのが、
5人目の親父が生きながらえたというか、それが
その後どうなったかなんてのは、まるで意味がない話だったことと、
おしののその後でありました
メインテーマである、復讐、敵討ちというそれが
情念というか、善魂に立ち返るというそれを
なんとか描いていたとは思うものの
それが、追っていた阿部寛によって語られてしまうのが
なんか、ちょっと残念でありました
もっと物語でそれを見て取りたかった気がする

あと、4話を見逃したからかわかりませんが、
1話で、育ての親は結局何を言おうとして死んだのか
それがもう一つというか、さっぱり伝わらなかったのが
残念であります
もしかすると、しっかり見てないから見落としてるのかとも
思ったりしますが、最期の改心にかかわるところで
それが語られるのかと思ったけど
そうでもなかったし、なんというか残念であります

やっぱり敵討ちは、斬った張ったありきの、
鍵屋の辻みたいなああいうのがいいのかなぁと
ぼんやり時代劇というか、講談のようなそれを思い浮かべつつ
江戸を描く時代劇に、飢えているんだなと
改めて感じさせられたのでありました
おしのちゃんが、だんだんと色っぽくなっていくのと
闇に取り込まれていくような感じは
非常によかっただけに、なんとも残念でありましたが
よかった、面白かったとメモっておくのであります


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