CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 宿命の女

2007-09-10 08:28:09 | NHK大河ドラマ感想
ああ、大好き小山田殿が・・・

結構ショックだった今週の視聴
まさか、あんなに幸せそうな笑顔を見せたあと
あっさり逝くとは思いもしませなんだ
そんな具合であります

姫による、どろどろとした愛憎劇みたいな昨今
あんまり面白くないなぁと
ちょっと思っておったのでありますが
今回の姫劇はなかなかどれも骨太く面白かったです
前回の正妻と愛人の間でうろうろする中堅社員と
同じ様相で今回も右往左往
新しい愛人は天然系か、などと思ったり思わなかったりしつつ
勘助が、とてもいやな奴にできていて
面白かったのでありました

晴信愛人関係については
まぁ、それこそ色々思うところもありましたが
最近露骨になりすぎている
勘助の由布姫への思いいれが、どうにも消化できないです
なぜあの姫がよいのか、よくわからん
そういう具合になってしまうのだが
今回の件を見ているだけでも
由布姫は嫉妬に狂う怖い女という印象で
反面、新しい側室はのほほんとしてて、いかにも
戦の諸事から開放してくれそうな優しさがある

そんな風に思ったのであります
まぁ、そういう物語だからいちいち思っていては
詮無い事なのでありますが、ともあれ
由布姫がもうひとつだと思ってしまうのでした

さて、その天然姫様はともかく
家政婦のようなばあやとともに
今後楽しんでいただければ結構
それよりも、小山田殿の生き様がステキでありました

一人だけ異彩を放っていたように思える
小山田殿でありましたが、女好きでエロ話好きの
取締役といった風情でありましたが
あっさり愛人にやられるというオチ
じっくりというか、よくよく考えてみると
一人のヤクザの生き様みたいだったなと
哭きの竜とかあのあたりで出てきそうな男だと
見当違いな感想を抱いた次第であります
かちこみでも一人だけ
活躍の仕方が荒々しさにかっこよさがあったりと
なかなかステキだったのでありますが
あっけないというべきなのか
愛憎の中で死んだのは残念

この小山田殿とみる姫との間は
なかなか面白かったのであります
ステキな演技でありがとう、そう送るのでありました
正直、勘助なんぞよりよっぽどかっこいいとか
ちょっと思ってしまったのだが
勘助は最近、お茶目役が多いので
小山田殿なき今、とっとと軍師としての領分を
思い出して欲しいのでありました

と、偉そうなことをのたまいつつ
とりあえず減っていく武田の家臣団に憂いを覚えるところ
駒井がステキなことになっておりましたが
やっぱり若返ってきた武田家臣団は
どこか頼りないように見えてしまう
これで飯富殿とか死んでしまったらどうなるのか・・・
謙信に勝てないじゃないか
思ったり考えたりしつつ

今後を見守っていくのでありました
小山田殿お疲れ様であります