ちうわけで、功名が辻
個人的に今、1番面白いところでないか
そう思う素晴らしい回でありました
私事ではありますが
実家に帰省しておりまして、その最中
親とともに見ておったのでありますが
いやはや、大変面白かったのであります
出世脱落具合がすげぇなと
あの脱落っぷりはちょっと驚きだったのでありますが
あの苦悩する一豊の様、いや、その前の
千代に城持ちになるとか言っちゃうあたりとか
うわぁ、うわぁ
全国何十万人のサラリーマンが泣いたことか
大変なことでありました
あの衝撃を受けた様も、非情によくて
おたおたするとかしないとかじゃなく
ただ、小物っぽいというか、なんでじゃーというのが
とてもよく出てて、そうだよ
一豊ってこんな感じだよなと
うじうじするあたりとかも見てて、感激いたした次第であります
それから無為に過ごすようになったあの場面から
千代の困りっぷりがまた、けなげで大変
そのけなげっぷりの逆手というか
違う場所で、淀殿こと茶々が三成をたぶらかしててステキ
すっかり若手の台頭というのが目に見えて面白かった回でもあります
若手は若手同士で、あいつより俺が俺がって
ああいうのもステキであります
なんというか羽柴勢も大所帯になったんだなと
せつせつ感じたのでありました
個人的に、ねねのところに何か言いにきた若い連中が
さもありなんというか、可愛がられている若手という具合で
ああ、羽柴の本流はここにあるなぁと
感じ入った次第であります
また、その場面で、おだて上手の話をしてて
おだてられて喜んでる内はかわいいものだとか
ねねが言った後にまた、一豊に話が移るところとか
秀逸だわねと
あの一豊の朴訥さというか、凡庸さに打たれました
今までがよすぎたんだよな
ちなみに、うちの両親からしてみると
あんなに可愛がられていたのに、なんで急に冷たくされたんだと
一豊をかわいそうだと見ておった様子で
そもそも史実では、一豊あんなに重宝されてないからと
説明した次第、こういうところで
考えてみるとドラマによって史実というか
実際とは異なる物語がつむがれていくのかとも
思ったのでありますが、それは余談
ともあれ、面白い中
同僚二人のやりとりもよしと思えて素敵
中村の「それは我らの言い分だ」みたいなセリフは
考えてみると、前々からそうやって言ってたが
それこそお前だけの論理でないかと
思わないでもなかったですが、個人的に
中村一氏は好きなので、あのまま生きていって欲しいです
来週の予告で、着物がかわった二人とそれまでと一緒の一豊が
談笑というか、なんかしてる様は
ほほえましいというか、いいなぁああいう同僚と
少しばかり悲しくなったのでありますが
サラリーマンドラマとして秀逸でありますな
そしてクライマックスというか
今回もっとも素晴らしかったのが
母、一豊を叱りつける
の場面でありました、千代の表情の変化も面白かったのですが
あれは、もともと千代が剃髪をさせると見せかけて
はっぱをかけるという策略のつもりが
母は殺す気になって驚いた
そういった場面だったんだろうか
そう思うほど、夫婦二人の狼狽ぶりが面白かったのであります
また、一豊の愚痴も大変よくて
言っちゃいけないことまで、いくつか吼えるとか
あの微妙な表情と情けない内容がとてもよかった
ああいうときあるよなぁと
一サラリーマンとして感動しました
そして、母迫真の演技というか
鬼気迫る物言いで、殺しかかる場面の素晴らしいこと
ああやって母にきちんとしかりつけてもらってこそ
一豊も大人になれるのねと
もはや本題と大きくずれてはおりましたが
大河ドラマとして、親と一緒に見るには
大変素晴らしい内容だったように思われたのでありました
来週からも、しばらくは不遇となるのでありましょう
一豊の活躍しない様をみゃくみゃく見ていきたいです
あとは三河殿が出てきた場面が
あんなに短いのに凄い迫力だと西田先生に驚いたのと
初花の登場にちょっと興奮したのが
思い出であります、へうげもののおかげで
数奇にも少々含蓄ができて面白い大河生活を送っておりまする
個人的に今、1番面白いところでないか
そう思う素晴らしい回でありました
私事ではありますが
実家に帰省しておりまして、その最中
親とともに見ておったのでありますが
いやはや、大変面白かったのであります
出世脱落具合がすげぇなと
あの脱落っぷりはちょっと驚きだったのでありますが
あの苦悩する一豊の様、いや、その前の
千代に城持ちになるとか言っちゃうあたりとか
うわぁ、うわぁ
全国何十万人のサラリーマンが泣いたことか
大変なことでありました
あの衝撃を受けた様も、非情によくて
おたおたするとかしないとかじゃなく
ただ、小物っぽいというか、なんでじゃーというのが
とてもよく出てて、そうだよ
一豊ってこんな感じだよなと
うじうじするあたりとかも見てて、感激いたした次第であります
それから無為に過ごすようになったあの場面から
千代の困りっぷりがまた、けなげで大変
そのけなげっぷりの逆手というか
違う場所で、淀殿こと茶々が三成をたぶらかしててステキ
すっかり若手の台頭というのが目に見えて面白かった回でもあります
若手は若手同士で、あいつより俺が俺がって
ああいうのもステキであります
なんというか羽柴勢も大所帯になったんだなと
せつせつ感じたのでありました
個人的に、ねねのところに何か言いにきた若い連中が
さもありなんというか、可愛がられている若手という具合で
ああ、羽柴の本流はここにあるなぁと
感じ入った次第であります
また、その場面で、おだて上手の話をしてて
おだてられて喜んでる内はかわいいものだとか
ねねが言った後にまた、一豊に話が移るところとか
秀逸だわねと
あの一豊の朴訥さというか、凡庸さに打たれました
今までがよすぎたんだよな
ちなみに、うちの両親からしてみると
あんなに可愛がられていたのに、なんで急に冷たくされたんだと
一豊をかわいそうだと見ておった様子で
そもそも史実では、一豊あんなに重宝されてないからと
説明した次第、こういうところで
考えてみるとドラマによって史実というか
実際とは異なる物語がつむがれていくのかとも
思ったのでありますが、それは余談
ともあれ、面白い中
同僚二人のやりとりもよしと思えて素敵
中村の「それは我らの言い分だ」みたいなセリフは
考えてみると、前々からそうやって言ってたが
それこそお前だけの論理でないかと
思わないでもなかったですが、個人的に
中村一氏は好きなので、あのまま生きていって欲しいです
来週の予告で、着物がかわった二人とそれまでと一緒の一豊が
談笑というか、なんかしてる様は
ほほえましいというか、いいなぁああいう同僚と
少しばかり悲しくなったのでありますが
サラリーマンドラマとして秀逸でありますな
そしてクライマックスというか
今回もっとも素晴らしかったのが
母、一豊を叱りつける
の場面でありました、千代の表情の変化も面白かったのですが
あれは、もともと千代が剃髪をさせると見せかけて
はっぱをかけるという策略のつもりが
母は殺す気になって驚いた
そういった場面だったんだろうか
そう思うほど、夫婦二人の狼狽ぶりが面白かったのであります
また、一豊の愚痴も大変よくて
言っちゃいけないことまで、いくつか吼えるとか
あの微妙な表情と情けない内容がとてもよかった
ああいうときあるよなぁと
一サラリーマンとして感動しました
そして、母迫真の演技というか
鬼気迫る物言いで、殺しかかる場面の素晴らしいこと
ああやって母にきちんとしかりつけてもらってこそ
一豊も大人になれるのねと
もはや本題と大きくずれてはおりましたが
大河ドラマとして、親と一緒に見るには
大変素晴らしい内容だったように思われたのでありました
来週からも、しばらくは不遇となるのでありましょう
一豊の活躍しない様をみゃくみゃく見ていきたいです
あとは三河殿が出てきた場面が
あんなに短いのに凄い迫力だと西田先生に驚いたのと
初花の登場にちょっと興奮したのが
思い出であります、へうげもののおかげで
数奇にも少々含蓄ができて面白い大河生活を送っておりまする