ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




「ナツメロ」って、子供の頃は「夏のメロディー」だと思ってました(笑)。

最近クルマの中で、よく70年代~80年代の洋楽ヒットソングのコンピレーションアルバムを聴いています。

中学~高校時代という、今よりきっと感受性がずっと豊かで、思い返せばスポンジのような頃に聴いていたせいか、やっぱり身体の深い場所に沁み付いているんですよね。しかし正直、今の耳で聴くと「うわ、古いなー」と思う曲やサウンドもありますが、でもそれもまた「いや、これがいい。ダサかっこいい」という感じで、とにかく楽しめちゃうんです。

ちょっと前、深夜3時過ぎくらいから、N○Kで「ミュージックボックス」というフィラー番組をやっていました。(「フィラー番組」ってのは、穴埋め番組という意味で、深夜、早朝などの放送の空き時間に音楽や風景などの映像を流す番組のことです)。

たまたま僕が観た時は、70年代の邦楽ヒットソングの放送日でした。当時の街中や風俗などの懐かしい映像と一緒に流れてきた曲達には、もう、すっかりやられましたね(笑)。・・・少し酔っていたのも手伝って、僕はすっかり小学生の頃にトリップしてしまっていましたよ

なんと僕は全曲、知ってました。しかも知っているだけでなく、ほとんどの曲のメロディーと歌詞を、すっかり覚えていました。でもね、ほとんど全ての曲は、テレビやラジオでなんとなく流れてくるのを聴いていただけなんです。レコードを持っていたのは、わずか一曲でした。勿論ビデオなんて無いし、エアーチェック(ラジオから録音)した覚えもありません。それでも今でもちゃんと覚えてるということは、一体どれだけの回数聞いていたのでしょうか。

まぁ、あの頃は今ほど沢山の歌手(アーティスト)もいなかった時代。そんな歌謡曲全盛期は、お年寄りから子供まで、家族みんなで今よりも沢山あった「歌番組」を一緒になって楽しんでいた時代です。しかも一曲の息がはるかに長かったから、それだけ耳にする回数も多かったのでしょう

うーん、今の子供達が僕くらいの年齢になったときに、こういう番組ではどんな曲が並ぶのだろうか・・・「全部知ってた!」などと、誰もが思える曲が、はたしてどれだけあるのだろうか、などとつらつら考えてしまいましたが、まぁそこは30年後を楽しみにしときましょう。うわ、幾つだ、僕は(笑)。

それにしても、あんまり懐かしくて、しかも発見も多くて面白くて、翌日も夜更かしして、「パート2」も観ちゃいましたよ(笑)。

探したら、曲リストがありました。皆さんは、この中で知ってる曲、歌える曲はどのくらいありますか?繰り返しますが、僕は全部知ってました(トシだ。笑)。

N○K映像散歩「ミュージックボックス 70年代・邦楽」

パート1

・旅の宿/よしだたくろう
・時の過ぎゆくままに/沢田研二
・わたしの城下町/小柳ルミ子
・ひとりじゃないの/天地真理
・ふれあい/中村雅俊
・北の宿から/都はるみ
・君のひとみは10000ボルト/堀内孝雄
・昔の名前で出ています/小林旭
・ひと夏の経験/山口百恵
・魅せられて/ジュディ・オング
・青春時代/森田公一とトップギャラン
・ガンダーラ/ゴダイゴ
・贈る言葉/海援隊
・あなた/小坂明子
・神田川/かぐや姫
・赤い風船/浅田美代子
・心の旅/チューリップ

パート2

・ジョニーへの伝言 / ペドロ&カプリシャス  
・学生街の喫茶店 / ガロ 
・たどりついたらいつも雨ふり / モップス
・耳をすましてごらん / 本田路津子           
・木綿のハンカチーフ / 太田裕美       
・HERO(ヒーローになる時、それは今) / 甲斐バンド
・また逢う日まで / 尾崎紀世彦         
・夢先案内人 / 山口百恵
・喝采 / ちあきなおみ              
・キャンディ / 原田真二
・岬めぐり / 山本コータローとウィークエンド  
・あなたに夢中 / キャンディーズ
・異邦人 / 久保田早紀             
・個人授業 / フィンガー5
・結婚しようよ /.吉田拓郎            
・いとしのエリー / サザンオールスターズ
・私の彼は左きき / 麻丘めぐみ

時々、再放送してるみたいですよ。またやってたら、きっと観ちゃうなー(笑)。

ではー。



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