映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ダンケルク」

2017年09月26日 | 日記
   

    映像の魔術師の異名を持つクリストファー・ノーラン監督が、初めて実話をもとに描く
    戦争映画です。史上最大の救出作戦と言われる「ダイナモ作戦」が展開された、第2
    次世界大戦のダンケルクの戦いを描いています。
    ポーランドを侵攻し、そこから北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、戦車や航空機
    といった新兵器を用いた電撃的な戦いで英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと
    追い詰めて行くのです。
    この絶望的な事態に危機感を抱いたイギリス首相のチャーチルは、ダンケルクに取り
    残された兵士40万人の救出を命じ、軍艦はもとより民間の船舶も総動員したダイナモ
    作戦が発動。戦局は奇跡的な展開を迎えることとなるのです。

    出演は、この作品が映画デビュー作となる新人のフィオン・ホワイトヘッドのほか、ノー
    ラン作品常連のトム・ハーディやキリアン・マーフィ、「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミ
    ー助演男優賞を受賞したマーク・ライランス、ケネス・ブラナー、「ワン・ダイレクション」
    のハリー・スタイルズらが顔を揃えています。

    我が家の引越で浮足立っていた私でしたが、従来の生活リズムを少し取り戻し、最初
    に見た作品で、珍しいスタイルの戦争映画と言えます。何故かと言うと敵が出てくるの
    はほとんど航空機だけで、悲惨な負け戦の状態を描いた内容なのですが、それでも最
    後まで緊迫感に溢れていて上質の作品としてじっくり鑑賞が出来ます。
    お話も陸・海・空での別個の挿話が並行しますが、構成の上手さを褒めたいです。疲れ
    ていた身で久しぶりに映画館へ行った私ですが、中々見応えがあった作品で、音楽・音
    響の効果のよさも成功の一つでしょう。お薦めです。




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