新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

黒百合ヒュッテ~中山峠~東天狗岳~天狗の奥庭~黒百合ヒュッテ~白駒池

2023-08-29 | ハイキング・登山

4時に起きたが、準備に手間取り、結局出発は5:20だった。宿の方に中山峠経由の方が楽でしょう、帰りは天狗の奥庭をながめて来られそうなら降りても良いのではないかと言われた。

中山峠から天狗岳方面の尾根道からは素晴らしい朝の展望だった。

東天狗岳と西天狗岳が良く見える。

3段だけど梯子があった。大岩の間をよじ登る。

所々にウメバチソウが咲いていた。

やっと天狗の奥庭を見下ろせる場所に来た。蓼科山が良く見える。

天狗の奥庭への分岐を見て、山頂の標識が見えるが、そこからも岩場が続きなかなかつかない。

所々に高山植物がみられるようになった。

姫シャジンかしら、紫の花が一つ残っていた。

ヒナコゴメグサ

トウヤクリンドウの枯れかけらしい。もう少し登ったらきれいなつぼみも見られた。

花を見ながら、さらに岩場を回り込んでいくと、頂上にたどり着いた。

頂上への登山道

西天狗岳が良く見える。

根石岳から硫黄岳、そして赤岳らしい。

さすがに山頂は風が冷たかった。遠方からの友人は健脚なので、西天狗岳を往復していただくことにして、私達は岩陰でお菓子を食べてから、下山開始。天狗の奥庭のあたりで合流することにした。

ミヤマダイコンソウの花殻

イワツメクサ

こけもも

ここがスリバチ池?

まだまだ岩ごろの道が続く。

ゴゼンタチバナの実がやっとあった。ずっと葉っぱばかりだった。

先に何やら標識が!もしかしたら、黒百合ヒュッテへの最後の坂があるのかな?

ナナカマドの実(目立ちませんが)

最後の岩の坂

黒百合ヒュッテに戻り着いたのは、10:30すぎ。休憩入れたら5時間以上かかった。リーダーの手の具合大丈夫だったかしら?ちょっとハード過ぎました。そんなにハードとは思わなくて、降りてしまって申し訳ないことをしてしまいました。ただ、中山峠の方も相当の急坂で、片側が切れ落ちていることが気になったのでした。時間は同じ位かかったかもしれないのですが、日影が多かったですね。

同じ頃降り着いた中年の方も、思った以上にハードでしたね、と話していらしたから、我々にとってハードなのは当然だろう。ここ通れたらなら、ザイテングラードにも行けそう。

ヒュッテで美味しそうなアイスを食べていた方々がいらしたので、私達も注文。ザックを棚から出して、サブザックの中身を収納。今日は雨具いらなかったが、山の天気は分からないから、置いて行くわけにもいきませんでした。

一息ついてから、宿の方にニュウ周りと高見石経由とどちらが安全か伺ったら、ニュウの坂の方が滑りやすいですよ、と言われて、距離も少し長いし、元来た道を戻ることにした。

しかし長い長い岩ごろの下山路。まだか、まだかと歩いて、やっと池が見えて来た時はほっとした。高見石小屋でお茶でも、と思ってテラスに登ったのに、なんと席に荷物を置いて売店の所に行ったら、14時で終了ですとそっけなくバイトのお兄さんに言われた。5分過ぎただけですよと言ってもダメだった。厳しい!

ということでリーダーが用意されたお菓子を皆で頂き、残っていた飲み物を飲んで小休止。あー!お汁粉でも食べたかったなー!今回はミカン買わなかったが、やっぱりミカンの方が持ち歩くのに良かったですね。

高見石から白駒池までの岩ごろの道もうんざりするほどだった。池の湖面が見えて来てほっとした。苔はきれいだったが...

駐車場に戻るときに、そういえば電波届くかしらとメールを見たら、家族からメールや電話が何回か入っていた。一応山頂には27日登ると知らせたのだが、ヤマレコを通してコンパスに登山計画を提出した下山予定は、早朝からヒュッテを出て下山予定で10時には下山にしておいた。大方6時間経過するから、早く下山通知出して!という家族からの連絡だった。

慌てて、下山通知を出したので、何とか6時間以内に通知したことになる。計画変更の際はどうしたらいいのかしらね?捜索対象にならなくて良かった。

駐車場のマツムシソウ

ヤナギラン

遠方から来てくださった方が車で佐久平まで送ってくださるというのでお願いして乗せて頂いたが、駐車場には靴洗い場がなく、ドロドロの靴で載せて頂くことになって申し訳なかったです。

ナビを設定なさったので、安心してしまって、ちょっと方向違うような気がしたが、そのまま寝てしまって、気づいたら、茅野の近くだということで、コンビニで確認して、私は茅野から中央線で帰れますからとお伝えしたが、何時だったかリーダーのスマホの警報が鳴って、岡谷で震度6という警報が出たから、その後電波が入らず、状況が分からなかったが、その方が岡谷の方は通れないかもと思って、また元来た道を戻ることになったが、メルヘン街道を白駒池に戻り、そこから八千穂高原を経て、佐久に出て、佐久平駅を探して頂いて、たどり着いたので、2時間ほどかかってしまった。その方、西天狗までいらして、ドライブして下さって、帰りが心配だったが、無事に帰り着かれたということで、ホッとした。おかげさまでメルヘン街道の快適ドライブを楽しむことができました。ありがとうございました。

お天気に恵まれて、最高の景色を楽しむことができて良かったのですが、リーダーのケガは思った以上に重かったようで、ケガしている人には無理なコースだったと反省。早く回復されますように!

 

 

 


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