新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

ユガテ、鎌北湖、北向地蔵周回ハイキング2021.11.28

2021-11-28 | ハイキング・登山

今日は前に買い求めてあった西武鉄道のチケット、使用期限が30日なので、友人も誘って西武鉄道の東吾野から鎌北湖を経て武蔵横手に出るハイキングコースをたどった。

東吾野駅には10人くらいだろうか、ハイカーが集まっていた。

靴を締めなおしたりして、前後して出発する。車道に出て、吾野方向に歩く。飛脚道というものの案内板も出ていたが、すぐに山道厳しいのかなと思って、車道を進み、標識に従って曲がった。小菊や大王ダリアが畑のそばに植えられていた。

ユガテ・顔振峠への標識

沢の周りの楓。小さな楓も紅葉していた。

車道をしばらく歩くと、福徳寺が見えて来た。

ただ写真だけ取って、そのまま進んた。この辺は、色々な沢があるのだが、あちこちで土石流の危険があると書かれた標識が立っていた。周囲の山はそれほど急峻というわけでもなかったので、ちょっと不思議だったが。

その後ユガテという標識に従って、山道に入った。

少しきつい登りだったが、やがて広い林道にでた。道の両側にフユイチゴが沢山あって、実もついていた。汚れていなさそうな実を少し食べた。日当たりの良い真っ赤なものは甘かったが、全体にはそれほど甘みはなかった。

林道の合流点は、開けた場所で飛脚道からや、林道を登っても合流できたのかもしれない。日当たりがよく気持ちが良い。そこの切り株でおやつタイム。地図読みの若い人たちの学習グループがいらした。

飯能萩の里の標識と林道(ここから顔振峠に出るのかな?)

それからユガテへの標識に沿って歩くと、畑や集落が見えて来て、ユガテの真ん中にはベンチやトイレが整えられていた。

このあたりの大王ダリアはきれい。

近くの人がユズを収穫している人がいると言って、ユズ分けて頂けないかしら?と話していた。友人がこっちから畑の方に行けそう、と言って進んでいって、収穫している方に声をかけた。いま取っているのは福みかんだとおっしゃって、友人が少し分けて頂けないかとお願いしたら、小さな福ミカンを二人に8~9個下さった。

サザンカの大木。白い花が沢山。

それで最初に話していた方々にもお分けした。それから、ミカンやユズが多い民家の間を通って、細い山道に入り、次はエビガ坂を目指して歩いた。顔振峠に出たいというハイカーの皆さんがいらしたが、こちらからだと90分かかるみたいだった。ユガテの手前からの方が近かったですね。

エビガ坂

そこからシダが沢山ある中にも、フユイチゴも沢山生えていて、杉林の中の暗い道だが、ちゃんと実が生っていた。日が当たる時間があるのだろうか?

明るいユズの丘に出た。

どんどん下っていくと、建物が見えて来た。鎌北湖の西のはずれのトイレだったようだ。まもなく車道に出て、池が見えて来た。湖畔には楓が植えられていて、紅葉がきれいだった。

荒廃した廃墟のホテル(ホステル)が浮かび上がる。

所々の楓の紅葉が池に映える。ヘラブナ釣り用の席が準備されつつあった。来年3月から利用できるらしい。水はすごく澄んでいて、水草などが見えていた。

東端に池の堤の上にベンチがあり、簡単な昼食を取った。私は何も持ってこなかったが、友人がお野菜や漬物、ミカンなどを分けて下さった。それから、駐車場があり、立派なお手洗いもあったので、利用してから、廃墟となっているホステルの脇の自然歩道をたどって行った。不思議なのだが、一か所電灯がついていた。どうなっているのだろうか?夜はなおさら不気味ですね。心霊スポットになっているという話も何かに書かれていたが。奥には温泉を運んできて溜めたのか、立派なステンレスのタンクが今もピカピカで残っていた。何か勿体ないですね。昔は鎌北湖って人気だったような気がするが、今はすっかりさびれていました。バスもゴールデンウィークしか通っていないのかな?毛呂山の方の駅まで徒歩で1時間くらいらしい。マイカー族でないと訪れにくいみたい。

反対側のススキの丘(管理人の許可なしで入らないようにという案内板があった)

その自然歩道にもフユイチゴが生えていて、所々赤い実が生っていた。

林道にぶつかって、はてさて、北向地蔵はどっちかと思うが、すぐのところには標識がなく、左は宿谷の滝とあったが、地図では滝に続く直接の道が書かれていなかった。それで居合わせた方にお聞きしたら、右手の先から登ると言われた。15分程度で行けるとのこと。

それで右手を見てみたら、標識も立っていたので、その横のコンクリートの道をのぼっていった。

まもなく畑があり、その先は展望が開けて、市街地も見え、遠く筑波山かなと思う山並みも見えた。

さらに山道を通っていくと、北向地蔵に出た。

浅間山大噴火後の災害や疫病の流行を防ぐために、栃木の方の岩船地蔵尊から分身を頂いて、向かい合うように立てて、村の守護神としたと書かれている。

お参りしてから、林道の下の山道が二手に分かれていて、左にはロープが張られていたが、左の方が近いとどなたかのブログに書かれていたので、またも近くにいらした方に伺ったら、通れないのはバイクや自転車だとのこと。確かに、そう書かれていたので、ロープを跨いで、歩いて行った。その道は幅も広くて、確かに自転車やバイクが通れそうな感じだった。

ともかくもどんどん下っていく。このあたりも杉の林で暗いのだが、フユイチゴが沢山生えていた。

下の方に沢が見えて、何か祠の方なものが並んでいて、赤い鳥居とかもあり、展望台のようなものが作られていたので、ここが五常の滝らしいと思った。

その先に入口があったが閉じられていて、横の受付にはまだ人がいらしたので、お聞きしたら、もう終了ですと言われてしまった。2時半を少し過ぎていたが、なんと2時半で終わりなのだそうだ。というわけで、五常の滝を見ることは出来なかった。200円では入れるのだけれどね。

それから、友人がスピードを上げてどんどん降りて行った。途中崖のようなところに沢山フユイチゴがあり、しばらく実を探したりしてから、再び駅を目指して歩いた。五常の滝からは車道なので、足が痛くなってきた。やっと向こうが明るくなってきて、国道?が近いのかなと思った。

楓がきれいなところの先に道路があり、左右どっちかしらと地図を見ようとしたら、標識が立っていて、右手に駅が見えた。

武蔵横手の駅だった。

3時ごろに到着したが、電車は19分までしかなかった。最初の予定表を見てみたら、5時19分の電車なら、飯能から、横浜元町直行の電車に乗れるので、渋谷にそのまま出たら便利ということで、19分の電車を待って、帰宅した。まあ、渋谷は地下について、ぐるぐると地下道を回り、かなり歩いてやっと井の頭線に出たけれど、途中の乗り換えがなくて楽でした。

子のハイキングコース、車道、林道、山道とかなり入り組んでいて、標識がちゃんとあっても、不安になってしまった。

良いお天気に恵まれ、紅葉もまだ十分楽しめて、気持ちの良いハイキングを楽しめました。ユズやミカンの黄色も豊かに感じますね。低山ですが良いコースでした。

 

 

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