ニシヘルマンのクリスティラ(♀)が、
3月3日午前5時 突然 開口呼吸をしました。
一体何が、どうなったのかわかりませんが、
大きなクチを開け、呼吸困難でした。
すぐに10年前の年末の辛い記憶が頭を過りました。
ヒガシヘルマンのワイルド成体ペア(当時10歳)も
明け方 突然 開口呼吸をして、私は飛び起きました。
夜が明けるのを待ち、動物病院へ2匹を連れて行きました。
皮下から輸液を入れましたが、
甲羅に穴を空け、骨髄から点滴をすることになりました。
しかし、しっかり育った厚い甲羅、電気ドリルで穴を開けましたが、
2匹はそのショックで天国へ旅立ちました。
肺炎でした。
アメリカからの輸入ペア、
一日中 高温飼育をされていたことを後で知りました。
我が家の設定温度 26度(当時)では低かったようです。
この時 思いました。
どうせ助からないのなら、私が見看ってやればよかった(号泣)。
亡きがらに開いた数個の穴、一生忘れることはできません。
クリスティラは肩で大きく荒い息をしていました。
大きく開けた口から見える舌色は薄いピンク色、
目ぢからあり、
まだ助けられると!と素人ながら思いました。
以下 素人の私がした救急処置です。
目の窪みや四肢などを注意深く観ました。
脱水はしていませんでしたが、念のため、
口からではなく、鼻からスポイトでお水を入れました。
大きく開いた口からでは、刺激が大きいと考えました(←何の医学的根拠なし)。
体力がない時、温浴をするのは危険だとも考えました。
すぐに集中治療をするケージの準備をしました。
床材は全部新しく交換し、
設定温度を少し高くしました。
相変わらず 大きなクチを開けて呼吸をしていましたが、
サラダ菜を置いたら食べました(ひぃ~ 驚愕)!
救急処置後(まだ助かると思いましたので)、動物病院へ連れて行く予定でした。
クリスティラが開口呼吸をする度に、私の心臓がドッキドッキしましたが、
時間の経過とともに、開口呼吸の回数が減りました。
3月4日午前1時 目を閉じたので、天国へ逝ってしまったかと思いましたが、
やっと就寝したようです。
3月4日午前6時 ケージの点灯時間に目覚めたクリスティラがいました。
生きていてくれたことの喜び!!
もう大丈夫です。
温浴をさせ、画像のように、てんこ盛りの餌を食べました。
そして今日 3月5日 少し寝坊した私に、餌がほしいとガラスケージに甲羅アタックを
する元気なクリスティラがいました。
クリスティラは急性肺炎だと思いました。
重度の肺炎による激しい開口呼吸の場合、まず助かりません。
私のような素人ができるのは、獣医師へ連れて行く前の救急処置だけです。
クリスティラが甲羅登りをするのは、少しでも保温電球の近くへ行き、
体を温めたかったのかな・・・と、ふと思いましたが、お転婆だからでしょうか(不明)。
しばらくクリスティラは単独飼育を続けます。
今も近くで、出せ~~!と暴れています。
尿酸を確認していますので、尿路結石ではないと思います(汗)。
我が家で一番元気で、今でもお転婆な母亀・クリスティラ、
完治して、本当に嬉しく思います!
暖かくなったら、健康診断に連れて行きます。
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