勝手に映画評

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私のちいさなお葬式 / Karp otmorozhennyy

2019年12月08日 | 洋画(その他)
病院で突然の余命宣告を受けた元教師の女性が、都会で忙しく働いている息子に迷惑をかけないようにと、自分で葬儀や埋葬の手配を始めた事から巻き起こる一連の騒動を描いた物語。

“一応ロシア(or 旧ソ連)”を舞台とした映画は、いくつか見た事がありますが、それらは“ ”で囲まれているように、ロシア(or 旧ソ連)を舞台とはしていますが、役者は英語を話していたりして、リアルにロシアの映画と言う感じではありませんでしたが、これはリアルにロシアの映画。セリフももちろん、ロシア語で話されています。

ストーリーとしては、ありそうな事なんです。元々、しっかりしていた人が、自分の葬儀の準備をして、後に迷惑をかけないようにすると言うのは。そういう、突飛な事をしようとしているので、関わる人々も困惑して、それがくすりとした笑いにもなるんですけどね。

いやぁ、面白いです。テーマとしては、世界共通不偏の事なので、アメリカとか、日本とか、他の国でリメイクしても十分成り立つお話ですね。

流れる音楽が「恋のバカンス」と言うのも、日本人にはなじみ深いところです。一応、エンドロールに流れる時にロシア語の歌詞の訳詞も出るんですが、日本の「恋のバカンス」とは違っていました。

タイトル 私のちいさなお葬式 / 原題 Karp otmorozhennyy

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2017年/ロシア
監督 ウラジーミル・コット
出演 マリーナ・ネヨーロワ(エレーナ)、アリーサ・フレインドリフ(リュドミラ(リューダ)/エレーナの隣人)、エヴゲーニー・ミローノフ(オレク/エレーナの息子)、ナタリヤ・スルコワ(戸籍登記所の女性)、セルゲイ・プスケパリス(検死医セルゲイ、エレーナの教え子)、アントン・シピニコフ(パーシャ/リュドミラの息子)、タチアナ・トゥゾワ(スヴェータ/商店主、エレーナの教え子)、オリガ・コジェヴニコワ(ナターシャ/エレーナの教え子)、アルチョーム・レシチク(ワレーラ/エレーナの教え子、鯉を釣った男)


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