ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

和食器を使った和モダンアレンジ

2014年01月31日 | フラワーアレンジメント

 

久しぶりに毎月のシーズンフラワーではなく、カリキュラムにそったアレンジをやってみた。

課題は「和食器を使った和モダンアレンジ」

和食器は持参とのことだが、適当なものがない・・・

で、以前母が苔玉のアレンジをしたときに使っていた器を譲ってもらう。




直径30cmほどの黒いお皿。
和食器と言えるかどうかはビミョーなところだけれど、まあ よし、としよう


花材は・・・



まずはお正月にも活躍したサンゴミズキ。

「モダン」と言うからには、漠然とアレンジするのではなく、造形を考えて、と先生はおっしゃる。
そういう時に活躍するのがこれ。
アウトラインをとりやすい・・・




春らしい、ピンクのスイトピーと黄色のオンシジューム、葉っぱはサンデリアーナ。




スプレーバラとツゲ。オレンジっぽいつぶつぶは、ホンコンカポックという観葉植物の実だとか。




黄色のラナンキュラスみたいな花は、なんとバラ
レモンラナンキュラと言う名前らしい。
はっきり写ってないけど、オランダセダムと、デンファレも。

とても豪華なラインナップ


花材の量も多いので、ある程度考えてから挿し始めないと、オアシスがボロボロになってしまう。

とは言え、ロクなデザインも浮かんでこないので、とりあえずサンゴミズキを放射状に後方に挿し、
あとはグルーピングという、同種類をまとめる手法でお茶を濁す・・・

通常、生花の時はそんなに時間がかからずに終わるけど、今回は結構悩む時間も花の量も多かったので、
4時間くらいかかってしまい、大きなハランとスイトピーはついに使わずじまい・・・。

で、なんとかできたのがこれ。





「和モダン」かどうかはなんとも言えないけれど、とりあえず先生からOKをいただいたので、まあいいか

いつものシーズンフラワーは完全なフリースタイルで、好き勝手にアレンジしているけれど、
たまにはちゃんとした決まりごとの中でアレンジするのも適度な緊張感があって、
自分に甘いだらだらな私には必要なことだ、と痛感する

緊張感は持続しないので、次回はシーズンフラワーのひな祭りアレンジです



















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わくわく絵画への旅 with ワイン

2014年01月28日 | イベント

 

内輪のトークショーに行きませんか?

と言うお誘いに、深く考えずに、行きますと手を挙げてしまう。

返事をしてから、メールに貼りつけてあったリンクをよく見ると、

絵画ワイン

しまった

絵のこともわからなければ、お酒も飲めない

でも、行くって言っちゃったからとりあえず行ってみよう、と のこのこ出かけて行く

会場は浅草橋、産業会館の中にある、日本子守唄協会の事務所。

http://www.komoriuta.jp/cover.html

「柳橋サロン」と称して、さまざまな企画や私塾がこの先も予定されているらしい。


主宰はこの会の代表、西舘好子さん。

故井上ひさし氏の元奥様だ。

西舘さんのご挨拶で会が始まる。

ビーナスの誕生、という一度は観たことのある、ボッティチェリの名画について、語るらしい。



各々に、ちょっとしたおつまみと、ドリンクが手渡され、飲み食いしながらお話を聞けるらしい。

みなさん、会の主旨どおり、ワインを。
私は烏龍茶でごめんなさい・・・


ナビゲーターは藤ひさしさん。

BS朝日の「世界の名画」という番組の美術プロデューサーとのこと。
スミマセン、拝見したことありません・・・

もう一人のナビゲーターは、志茂田景樹さん。
やっぱり、カラフル

客席には、何やら有名な先生もいらして、この作品についてのさまざまな解釈が飛び交う。

ヴィーナスは妊婦なのではないか・・・

いやいや、両性なのではないか・・・


・・・私はなぜ、ここにいるのだろう・・・

一通りいろいろな意見が出たところで、テーブルと椅子を並べ替え、ワインパーティーとなる

西舘さんが近くにいらしたときに、連れてきてくれた知人が
「彼女はこまつ座のファンなんですよ」と私を紹介してくれる。

西舘さんは、こまつ座の前座長。
今はお嬢さんがひきついでらっしゃる。

「まあ、ありがとう」と肩を組んで写真を撮ってくださった。
とてもフレンドリー

そんな話を横で聞いていた、何かの雑誌の編集長とおっしゃる方が、
お嬢さんにメールしておくから、今度舞台を観に行ったら、僕の名前を出してお話ししてきなさいよ、
とおっしゃって名刺をくださる。

と、おっしゃられても、何を話すんだろう・・・

志茂田さんも写真を撮ってくださる。
知人のカラフルな洋服をとてもほめていらっしゃった。
私は上下とも黒なので、二人と並ぶとまるで影みたい・・・

そうこうしているうちにお開きの時間。

不思議な夜は終わった

お食事でも、と誘ってくれたが、翌日は息子の入試。
ホントはこんなことをしている場合ではないので、さすがにそこは辞退する
私が受けるわけじゃないから、家にいたからってどうなるものではないんだけれど・・・

なんだか場違いな感じではあったものの、貴重な体験をさせていただいた。
誘ってくれた知人に感謝

また、珍しいイベントがあったら誘ってくださいね


































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劇読み!

2014年01月27日 | 演劇

劇団劇作家とは?

世界でも珍しい、劇作家の、劇作家による、劇作家のための、相互研磨とプレゼンテーションを目的とした劇団だとか。


http://www.gekisakka.net/index.html


代表を務める篠原久美子さんが昨年セミナーの講師としてお話しくださった時に初めてその存在を知った。

本当に世の中にはいろんな活動をしている方たちがたくさんいらっしゃる

この劇団の作品を発表する「劇読み!」というドラマリーディングがあり、
短編作品を公募していた、ということなど、まったく知らなかった私。

知ってたからと言って応募するわけもないが・・・

同じセミナーに参加している女性が、ご自身の作品が入選し、作品が上演されることになった、
とチラシをくださったので、早速観に行ってみた。

この方は、おそらく私とほぼ同年代。
少し年下だろうと思う。

ちょくちょく話しかけてくださり、また、建築に興味があるとのことで、
こだわりの素敵なご自宅の写真を送って下さったり、と楽しくお付き合いさせていただいている。

若いころ、テレビの脚本を書いていた、ともおしゃっていて、すごいな~と思っていた。


「劇読み!」は1/22~28まで、彼女も含めた13人の作家の方たちの作品を、日替わりでリーディング。

いろいろ観たいものはあったけれど、時間もないので、彼女の作品を含めた3作品が上演される日時に行ってみる。

会場は新宿伊勢丹の近くにある、SPACE雑遊という小さな劇場。

彼女の作品は「55階のクリニック」

地方に住む80歳に近い女性が、東京の高層ビル上階ににある、有名クリニックで鼻を高くする美容整形を決意する、
というもの。

手術を待つ間の待合室での会話を通して繰り広げられる、優しく切ないストーリーだ。

同時に上演された2作品は、共に入選作とのこと。


セミナー仲間のひいき目もあるかもしれないし、好き嫌いもあるかもしれないが、
同時に上演された3作品の中では、群を抜いて面白かったと思う

なによりもストーリーが私のような素人にもわかりやすい

何か思想があるんだろうけれども、よくわからない、というちょっとマニア向けの作品は
どうにも理解できなくて…

個人的には、どんなに深く強い思いがあっても、伝えたいことが伝わらないと意味がないと思っている。


子育ても一段落しつつある彼女は、本格的に作品を書いて行こうと思っているようだ。

書きたいテーマはたくさんある、と言い切る。

すばらしい

私は、劇作家を目指しているわけでもないのに、セミナーに参加しているフトドキものだけれど、
いろんな人たちと出会えて、本当に貴重な経験をさせていただいている。

セミナーの期間も残すところあと1か月足らず。

残されたかけがえのない機会を有意義にすごそうと、気持ちを引き締めている



















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高橋昌也さんを偲ぶ

2014年01月24日 | 日記
夫の伯母の葬儀を終え、家に戻ったのは22日の夕方。

一息ついて、パソコンを見たら、YAHOOニュースに高橋昌也さんの訃報が

あまりに驚いて「えーっ」と、大声を出し、家族が何ごと?とこっちを見る・・・。

というのも、その少し前に、お葉書をいただいたばかりだったから。

亡くなったのは16日、とニュースに書いてある。

あわててハガキを見ると、消印は11日。


そこにはこんなことが書いてあった。


昨年は、病気になって、ほとんど寝たきりで過ごしたこと。

けれど、回復して、3月の舞台の演出で復帰する、という仕事への意欲。

今年で7回目の年男です、と3月のお誕生日を心待ちにしているご様子。

そして、最後に・・・

九死に一生を得ました、と・・・

生への希望に満ち溢れた直筆のお葉書だ。


舞台と言うのは、六本木に新しくできたイーエックスシアター六本木という劇場で上演される
黒柳徹子さん主演の海外コメディシリーズ「想い出のカルテット」のこと。

その数日前に、妹と友人と3人で観に行く約束をしたばかり。

この演目は以前にも一度上演されて、その時も観に行った。
老人ホームを舞台にした、ちょっとせつないコメディーだ。


かつて、リフォームのお仕事をさせていただいて以来、毎年、高橋さん演出のこのシリーズを観に行っていたが、
これで最後になってしまうのだろうか。

亡くなったことが公にされた22日。
公式ホームページの奥様のブログが更新された。

短い文章の中で、ご主人である高橋さんへの想いがとてもストレートな表現で書かれていて、胸を打たれた。


http://blogs.yahoo.co.jp/masayatt316


長い間のご活躍、お疲れ様でした。

ほんの少しかかわっただけの私達にまで、いつもお心をかけてくださってありがとうございました。

高橋さんがいらっしゃらないのは本当に残念ですが、舞台は観に行きます。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

そして、残された奥様がこれからの日々をどうか心穏やかにすごせますように。

合掌。



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曲がるカーブ

2014年01月22日 | 演劇

 

昨年5月から参加しているセミナーで、夏休みをはさんでグループワークの課題があった。

各グループそれぞれのテーマで、15分ほどの戯曲を書き、リーディングという形で発表する、というもの。

私たちのグループのテーマは「高校野球」
地方大会決勝前夜、決勝に出場する強豪校の生徒の喫煙を
対戦相手のそれほど有名では無い高校の生徒が見つけてしまい・・・。
甲子園への切符を「不祥事」告発で勝ち取るか、試合で勝ち取るか、関係者一同の一夜の葛藤を描いたもの。

7人で話し合い、脚本を作り、なんとか発表にこぎつけた。
大学生から、私より年上の方まで様々な年代の人たちの意見が飛び交う。
セミナー以外の日も集まって、話し合ったりと、学生が文化祭の準備をしているようで、ちょっと楽しかった

みなさん、何かしら演劇に関係していて、まったくの素人は私だけ
こんなことでもなかったら、Wordの縦書き機能は一生使わずに終わったことだろう

さて、このときのリーダーだった男性から一斉メールがはいる。

同じテーマで、似たような内容のお芝居が上演されるらしい。
ぜひ、観に行きましょう、と・・・。
気配りが素晴らしい彼は、オバサンにもちゃんと声をかけてくれる


で、行ってみたのがこの舞台。

クロムモリブデンと言う劇団の「曲がるカーブ」

う~ん、プロの脚本はキレがちがう

甲子園出場を決めた高校になんとか暴力事件を起こさせようと、
メンバーが何者かにからまれ、挑発にのらなかったエースが刺されちゃったり、と結構過激

部員の犯罪まがいの行動を、当人や被害者の気持ちを無視して隠ぺいしようとする大人たちがいたり、
甲子園はもはや高校生のモノではなく、それをとりまく大人たちの思い入れにまみれて、
なんだか神聖なものではなくなってしまっているみたい。

甲子園のためなら、なんでもあり、みたいな風潮を茶化してるようにも見える。

この劇団が掲げるテーマは「暴力との戦い」だと言う。
このお芝居がそれをあらわしているのかどうかは私にはよくわからない・・・

最後はなんだか歌と踊りで、ドタバタとどこへ向かったかわからない感じで終わってしまった

日ごろ、わりとわかりやすい商業演劇を観ることがほとんどで、演劇に関して浅い知識しかないので、
小劇団の持つ思想のようなものを独自の表現で演じられたとき、なかなか自分の頭で理解できない。

この劇団にはコアなファンが多い、と一緒に行った人が言っていたけれど、
私はちょっとわからないかなぁ

ただ、私自身、数ある部活の中で、高校野球だけが群を抜いて特別視されることに、かねてより違和感を覚えていた。

主役であるはずの高校生よりも、大人たちが理想を掲げ、騒ぎすぎる気がする。

今回のお芝居にあったように、あえて不祥事を誘発して他校の足元をすくうような動きがあったとしても不思議はない、
と思えてしまう。

誘ってもらわなければ、絶対に行かなかったであろう今回のこの舞台。
脚本の作り方以上に、いろいろなことを考えさせられた。

高校野球にしろ、これから始まるオリンピックにしろ、
周囲の人間は、過度の期待や理想をおしつけて選手たちの純粋な想いを邪魔しないよう、暖かく見守っていきたいものだ。


















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