ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

父よ!

2013年06月30日 | 演劇

土曜日の午後は、舞台を観に、三軒茶屋へ

シアタートラムという劇場は客席数200席の小さな劇場だけれど、
後ろの方からでも、演じている人たちの表情までよく見えて、私は好き
前の席との段差も結構あるので、前の人の頭も気にならない。

今回、お付き合いいただいたのは、大学の友人
前回彼女と観たのは、4月の「今ひとたびの修羅」という、堤真一さん主演の舞台。
ここ数年、3~4か月に一度はお付き合いいただいている。

お住まいがちょっと遠方なので、彼女と舞台を観るのは土、日の昼間。

少し早めに待ち合わせて、一緒にランチをいただくのが恒例となっている

今回の開演は14時なので、11時半に待ち合わせて、ゆっくりとランチ

場所は、前回伊勢正三さんと押尾コータローさんのコンサートの時にも友人とランチした、
キャロットタワー22階のレストラン。

この日は曇りとは言え、視界は良好

東京の街がきれいに見える

劇場はこのビルの1階にあるので開演ギリギリまでコーヒーを飲みながらおしゃべり


今回の「父よ!」という舞台は、4人兄弟のお話。

すでに定年した長男を演じるのは花王おさむさん。

ちょっと経営が苦しい小さな会社を経営している次男が べんがるさん。

エリートで鼻持ちならない3男が 平田満さん。

40歳を過ぎても定職につかず、俳優を目指している末っ子に 徳井優さん。

民生委員を始め、回想シーンで出てくる女性たち全員を演じるのが、井上加奈子さん。


長男の呼びかけで集まった4人兄弟。
母親が病気で亡くなり、一人残された父の面倒をだれがみるか、の話し合いが始まる。

茶の間って感じの部屋でテーブルを囲み、お茶を飲み・・・

ちょっとしたなんでもないセリフが妙にリアル
隣の家をのぞいてるみたいな感覚に陥る

それぞれが、建前で話をして、いろんな言い訳やありきたりな理由で
なんとか父親を自分以外の誰かに押し付けようと必死になるさまが、痛々しい。

でも、なんだか明日は我が身って感じでリアリティありすぎ

途中、ちょっとしたアクシデントから、父親の様子を見てくれている民生委員の女性が飛び込んできて、
父親の知らなかった一面が垣間見える。

舞台がパッと暗転し、部屋の様子はそのままで、一人一人がクローズアップされて回想シーンとなるが、
その相手の女性が全て、井上さん。

声のトーンや話し方を微妙に変えて、
母親になったり、義理の妹になったり、バイト先の奥さんになったり、浮気相手になったり・・・

1回目は一瞬なんだかわからなかったけれど、そのあとは何の不自然さもなく、すっと回想シーンに入っていく。

すばらしい

兄弟の前では順風満帆を装っているがそれぞれがのっぴきならない事情を抱えていて、
ひそかに父に頼っていたり、力づけられていたり・・・

親子とか兄弟ってこんな風につながっているんだな、と最後にはとても暖かい気持ちになった。

作、演出は、田村孝裕さん。

昨年、個人的にかなり感動した「ええからかげん」という舞台の作・演出の方。

なので、とても楽しみにしていたのだけれど、地味ながらとても深い舞台だったと思う

それにしても、年老いてきた親との関係をどうしていくか、というのは他人ごとではない。

近い将来確実に考えなければいけない問題だ。

親どころか自分の老後の生活だっておぼつかない

考えると暗い気持ちになるので、とりあえずは 今日一日を 機嫌よく過ごしていこう


上演時間は約一時間半と比較的短い。

終演後は有楽町まで移動して、お茶とスイーツとおしゃべりと・・・

遠くからわざわざ来てもらってお付き合いいただくには地味なお芝居だったけれど、
会えて、話せて、楽しかった

いつも私の勝手なセレクトに付き合ってくれる友人に感謝感謝

また、次回お付き合いくださいませ















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フレンチカントリー風アレンジ

2013年06月21日 | フラワーアレンジメント

 

今月のシーズンフラワーのテーマは「フレンチカントリー」

フランスの片田舎をイメージして、家の庭とか近くの森とかで摘んできたお花を
たまたまあった木箱に無造作に飾った感じで・・・と先生はおっしゃる

「無造作」って逆にむずかしい・・・

今回の花器は、木箱とポット2個




ポットは鉢底に穴が開いているので、
セロファンを敷いて、オアシスをセット。

花が終わったら、鉢植えに使える

しかも、かわいい


花材はこちら




トルコキキョウ、スプレーバラ、オランダセダム、アストランティア、紫陽花、
それにエクレールというグリーンのバラ

涼しげな色合い

なるべく、凹凸をつけるように気をつけながら、
並べてセットしたポットにバランスをみて、大きな花、トルコキキョウから
ザクザク挿していく。




で、冒頭の写真のように完成


持ち帰って、玄関に飾る




ガラス越しに見えるグリーンとマッチしている・・・ような気がする


この時期、お花のモチが悪いので、紫陽花などはすぐにダメになってしまうことだろう


と言うことで来月はプリザーブドフラワーでフレームを作ります











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すごい宇宙講義

2013年06月20日 | イベント
押尾コータローさんのコンサートに夫と出かけたこの日、コンサートの前にもう一つイベントが・・・。


「プレゼント」とか「ご招待」という言葉に弱い私が軽い気持ちで応募した講演会が当たった

しかもペアチケット・・・


テーマは

「すごい宇宙講義」



先生は 多田 将さんとおっしゃる。

京大大学院を経て、同大の非常勤講師となったのち、現在は高エネルギー加速研究機構に所属されているとか。

知らない人だ・・・

ちょっと内容がマニアックなので、軽い気持ちで、友達を誘うのもどうかなあ・・・。

そうそう、夫は理系オヤジ

で、誘ってみたところ行くというので、講演会  コンサートという運びに。


講演会の会場はお台場にある東京カルチャーカルチャー。




大観覧車の真下



高速道路から見てもかなりの大きさだけど、真下に行くとかなりの迫力



この講演会は、飲んだり食べたりしながら、お話を聞く、と言うスタイル。

全然知らなかったけれど、ここでは結構いろんなイベントが開催されているらしい。

実は多田先生の講義はすでに4回完結しており、今回は出版記念イベントとのこと。

第1回 「ブラックホールと宇宙」
第2回 「宇宙膨張とビッグバン」
第3回 「暗黒物質について」
第4回 「宇宙創世」

なぜ、私はここにいるんだろう・・・


どうもほかの皆さんは、今までも参加されているようで、先生の著書を手にしてらっしゃる。

女性や小・中学生の姿もちらほら。

全部で50人くらいかなあ。
どちらかというとレストランって感じの会場。


会場の奥の控室っぽい部屋に二人の男性が見え隠れ。
帽子にサングラスの方と、金髪ロン毛の方・・・

どちらの男性もなんとなく怪しげで(ごめんなさい)、どちらが先生?と夫と話していたら、
金髪ロン毛で赤いシャツをお召しの男性のほう。
なんだか、バンドでドラムをたたいてそう・・・
ガリレオの湯川先生とはちょっと違う・・・

帽子の方は司会進行のテリー植田さんとおっしゃるプロデューサーの方とのこと。

これまでの講義の内容が書かれたこのお店のサイトがあったので、ご興味のある方はこちらをごらんください。

『金髪の物理学者・多田将の「すごい授業」シリーズ vol.4 完結編 ~宇宙創世~』ライブレポート

私たちのような「初めて参加組」のために、ざっとおさらいをした後、本題に入っていくのだが、
物理がまったくわからない私でも、1度も眠くならずにあっという間に2時間の講義が終わった。

「相転移」とか「潜熱」とか、???って言葉はたくさん出てくるものの、
わかりやすい言葉に置き換えたり、具体例をあげたりと、
なるほど、これならお子様でも私でもなんとかついていける。

さらに、アニメの中で使われているいろんな現象や言葉をイラストを交えながら面白おかしく解説。

「魔法少女まどか☆マギカ」
「シュタインズ ゲート」
「宇宙戦艦ヤマト」

最近のアニメって、けっこうな基礎知識が必要なのね

私はヤマトしか知りません・・・

理系オヤジの夫も満足したようで、
ミーハーな私が思わず買ってしまった、先生の著書「すごい宇宙講義」(サイン入り)を私より先に読んでいた。

思いがけず、未知の世界に触れることができ、とても楽しかった。

喰わず嫌いはいけないなあ、としみじみ思った午後でした。

そして、この後、私たちは押尾コータローさんのコンサートへ


たっぷりと演奏を堪能した後、家に帰ったら、息子たちから夫へのプレゼントが

そう、この日は父の日

プレゼントは、LEGO 海外建築シリーズ 「BIG BEN」




私たちが留守の間、二人で東京駅にあるLEGOショップに行ってきたらしい。

二人の間では、私達へのプレゼントは今後、LEGOって決めたようだ。

完成形はこれ。




母の日にもらった、ファンズ・ワース邸は忙しくてまだ作ってない

私もそろそろ作らないと・・・。

朝から活動して、疲れたけれど、なんだか、盛り沢山で有意義な1日でした























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押尾コータロー コンサートツアー2013  ”Reboot” 

2013年06月17日 | 音楽
先週に引き続き、またまた押尾コータローさんのコンサートへ

というか、先週はメインは伊勢正三さん。

今回はコータローさんのソロ

先週ご一緒させていただいたアレンジ友達ご夫妻も、今週もいらしてる

今回は私も珍しく夫と一緒。

日ごろ私と出かけたがらない夫だが、コータローさんのコンサートはついてくる


この日はコンサートの前にもう一つイベントがあったのだけれど、それについてはまた後日・・・


さて、この日の会場は渋谷オーチャードホール。

観客は2000人くらいだろうか。


ご夫妻はすでに着席。
さすがファンクラブ会員は前の方

私たちは前から30列目だけれど、そこそこ良く見える。
だってこの会場は3階席まであるし・・・

先週聞いたばかりだけど、やっぱりすごい

「戦場のメリークリスマス」は後ろに何人もいるかのよう

今回は新しいアルバムの曲がメインだけれど、それ以前のものも織り交ぜられている。

盛り上る曲も多くて、以前よりより立ってることが多かったような・・・

みんなで決められた場所でクリップする「Snappy」も先週やったばかりなので、ばっちり

途中、ステージから降りて、通路を歩きながら演奏したり、サービス精神も旺盛。

目の前まで来てくれた

今回も一人でメンバー紹介。

ベース、エレキギター、フォークギターにドラムス、鼓笛隊まで・・・

アンコールに時間が、かかってるな~と思ったらお着替えして登場。

「時の過ぎゆくままに」のイントロをつま弾き始めると、黒いドレスの女性が登場

だれ?と思ったら、なんと工藤静香さん

ギターにあわせて歌いはじめる。

失礼ながら、こんなに歌がお上手とは思ってなかった

おニャン子おそるべし

続けてご自身の「黄砂に吹かれて」をギターと共に熱唱

なんかすごいもの見たってかんじ

コータローさんとハグして、退場後、コータローさん、しばし動揺

さらにアンコールは続く。

「Big Blue Ocean」
「ナユタ」

美しい音色が続いた後、電気を使わないアコースティックギターをとりだした。

初心にかえって、とインディーズ時代に作ったという「ずっと」を、舞台に腰かけて演奏し始める。

3階席にむかって「聞こえる?」と確認し、「聞こえるよ~」の声。


2000人の観客が一音も聞き逃すまい、としているかのようにし~んとなった中、

静かな静かな、そして限りなく優しい音色が響き渡る。

なんだかじ~んとして来たら、隣の席の女性はすでに泣き出している


アンコール終了まで、二時間半あまり、休憩無しで一人で演奏し続けたコータローさん、すごい

終始幸せそうな笑顔で演奏しているのを見ていると、こちらまで幸せな気分になってくる

幸せのおすそ分けをたっぷりいただいたことだし、また明日からがんばろうっと













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父母の会 懇親会

2013年06月16日 | イベント
毎年この時期に開催される、次男の通う高校の懇親会。

1年生から3年生までの保護者が、各クラスごとにテーブルを囲み、
先生や、日ごろあまり顔を合わせることのない保護者の方々とお食事をいただきながら歓談したりする

会場は、アルカディア市ヶ谷。
私学職員の福祉厚生施設らしい。

主宰は父母の会。小、中学校で言うところのPTAだ。

次男が1年生のころ、はじめて参加したときは、
やっぱり私立はやることがちがうなあ~、なんて思ったものだ

長男は公立だったので、せいぜい学校の会議室で、ちょっとした軽食と飲み物くらい


そんな驚きもつかの間、あっという間に3年生になってしまい、これが最後の懇親会となる。
高校の3年間って、本当に早い・・・

ありがたいことに、1年生の懇親会で親しくなったお母さまたちとは今もお付き合いいただき、
ときどき集まったりしている。

なんと言っても、お母さまの一人がお店をなさっていたことが大きい。

このお店が拠点となり、より集まりやすかった

で、懇親会終了後、結局1年生の時のクラスの皆さんで、このお店に集まることに。

たまたま帰り道にいっしょになった、1年生の時の担任の先生も参加してくださった

行き先は、おなじみ

「ゆうくん六本木」

今回の懇親会は諸事情から開始が例年より遅くて14時半から。

ここから、洋中おりまぜたお料理をしっかりといただいたので、みんなおなかがすいてない

それでも馬刺しとか、煮物とか、小さいうどんとか、そこそこのお料理を出してくださり、
かつ飲み放題状態で、一人3000円で おもてなしいただいた。

なんだか申し訳ない

だって、私は1滴も飲めないけれど、みなさん結構お強いし・・・

お通しがカワイかったので、思わず




さしあたっての皆さんの悩みは、子供たちの大学進学。

附属の大学に上がれるお子さんはいいけれど、うちはそうはいかないので、これからが大変だ

何が大変って、本人に受験生っていう自覚がない・・・

こればっかりは本人がやる気にならないことには、どうしようもないので、
親は信じて見守るしかないのだけれど、「信じて見守る」ってホントに大変

などと言う話をしながら、あっという間に夜はふける・・・

みんなでワーワー話して、息子へのイライラ モヤモヤがちょっとすっきり

なんとか、卒業まで親子共々がんばりましょう








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