ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

劇読み!

2014年01月27日 | 演劇

劇団劇作家とは?

世界でも珍しい、劇作家の、劇作家による、劇作家のための、相互研磨とプレゼンテーションを目的とした劇団だとか。


http://www.gekisakka.net/index.html


代表を務める篠原久美子さんが昨年セミナーの講師としてお話しくださった時に初めてその存在を知った。

本当に世の中にはいろんな活動をしている方たちがたくさんいらっしゃる

この劇団の作品を発表する「劇読み!」というドラマリーディングがあり、
短編作品を公募していた、ということなど、まったく知らなかった私。

知ってたからと言って応募するわけもないが・・・

同じセミナーに参加している女性が、ご自身の作品が入選し、作品が上演されることになった、
とチラシをくださったので、早速観に行ってみた。

この方は、おそらく私とほぼ同年代。
少し年下だろうと思う。

ちょくちょく話しかけてくださり、また、建築に興味があるとのことで、
こだわりの素敵なご自宅の写真を送って下さったり、と楽しくお付き合いさせていただいている。

若いころ、テレビの脚本を書いていた、ともおしゃっていて、すごいな~と思っていた。


「劇読み!」は1/22~28まで、彼女も含めた13人の作家の方たちの作品を、日替わりでリーディング。

いろいろ観たいものはあったけれど、時間もないので、彼女の作品を含めた3作品が上演される日時に行ってみる。

会場は新宿伊勢丹の近くにある、SPACE雑遊という小さな劇場。

彼女の作品は「55階のクリニック」

地方に住む80歳に近い女性が、東京の高層ビル上階ににある、有名クリニックで鼻を高くする美容整形を決意する、
というもの。

手術を待つ間の待合室での会話を通して繰り広げられる、優しく切ないストーリーだ。

同時に上演された2作品は、共に入選作とのこと。


セミナー仲間のひいき目もあるかもしれないし、好き嫌いもあるかもしれないが、
同時に上演された3作品の中では、群を抜いて面白かったと思う

なによりもストーリーが私のような素人にもわかりやすい

何か思想があるんだろうけれども、よくわからない、というちょっとマニア向けの作品は
どうにも理解できなくて…

個人的には、どんなに深く強い思いがあっても、伝えたいことが伝わらないと意味がないと思っている。


子育ても一段落しつつある彼女は、本格的に作品を書いて行こうと思っているようだ。

書きたいテーマはたくさんある、と言い切る。

すばらしい

私は、劇作家を目指しているわけでもないのに、セミナーに参加しているフトドキものだけれど、
いろんな人たちと出会えて、本当に貴重な経験をさせていただいている。

セミナーの期間も残すところあと1か月足らず。

残されたかけがえのない機会を有意義にすごそうと、気持ちを引き締めている



















コメント
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