ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

同期会 

2015年11月23日 | 友達
週末の夜、大学の同級生が集まった。

昨年の夏に、同級生の一人が呼びかけてくれて、再会したのだが、
その時に彼が「毎年恒例にするよ」と言っていたのが実現した。

ちょうど、大阪在住の同級生が上京する、という「きっかけ」があったことも大きい。

今年も、その彼が大阪から参加。
人数も昨年より増えて、11人。
このペースでいけば来年はまた増えることだろう。

ここ数年、数か月ごとに舞台鑑賞に付き合ってくれている友人も、同じく同級生のダンナ様と一緒に参加。
彼女のダンナ様に会うのは彼女の結婚式以来ではないだろうか。

卒業してから初めて会う、っていう友人も何人かいたが、そしてそれは昨年も同じだったが、
ホントにあっという間にあのころにタイムスリップする。

ルックスはそれなりに経年変化しているが、本質的なところって変わらない。

私達は工業大学の建築学科を卒業したのだが、当時、女子はホントに少なかった。
120人余りの中、たったの4人。

一人は途中で学校を辞め、もう一人は不慮の事故で20代で亡くなってしまい、
二人だけになってしまった。

たまたまだったのかもしれないが、私たちの周りにいた男子学生は、浪人していて年上、って人が多かった。
そのせいか、田舎から出てきて危なっかしい私たちを、妹を見るかのように見守っていてくれたように思う。
この日、みんなの話を聞いていると、ホントにいろんなことを思いだす。
優しく寛大な人たちだったとしみじみ思う。
そしてそれは今も変わっていない。

あのころの私は、人生のどん底にいたと思う。
二十歳そこそこの小娘は、それまで優しかったはずの大人たちのむき出しの悪意にさらされ、途方に暮れていた。

けれど、いっしょに途方にくれながらも、力をあわせて切りぬけてくれた妹や、
支えてくれた恋人、大学生活の送るためのさまざなフォローをしてくれた女友達、
まるで兄のように暖かく見守ってくれた男友達、課題の提出の前日には深夜に駆けつけて手伝ってくれた後輩たち、
バイト先で知り合った大人たちが与えてくれた善意の数々・・・に助けられていた。
そして、この友人達の一人は後に私の夫となり、今に至っている。

人の優しさ・暖かさを一番感じたのもまぎれもなくあのころだ。

とりわけ、この日も参加していた女友達にはどれほど助けられたことか。
彼女がいなければ卒業できなかったにちがいない。
彼女の屈託のない明るさのおかげで私は「普通」を忘れずにいられた。
感謝の気持ちでいっぱいだ。

あのころ、私は本当にハードな日々を送っていて、いつもいつもなんだか大変って思っていた。
けれど「不幸」ではなかったんだ、と思う。
私や妹を取り巻く暖かい人たちのおかげで、私たちは「寂しく、悲しい人」にならずにすんだ。
もし、あの日々を不幸と思っていたなら、そして、今も不幸な日々を送っていたなら、
こうやって当時の友人たちに会おうなんて思えないはず。
私達は出会う人に恵まれていたと思う。

遠く離れていても、折に触れ、心配し、気にかけてくれていた幼馴染たちは、今も変わらずあたたかい。

中学のサマースクールで出会った友人たちに会うと、とてつもないパワーを充電できる。

高校の友人たちに会うと、将来の不安などみじんも考えずに前だけを見ていた時のキラキラした気持ちを思い出し、
心がリセットされて、また前向きな気持ちになる。

仕事で出会った友人達は、同じ世界でなければわからないことのよき理解者であり、
同じ目的に向かう同志だ。

それぞれの場所で出会った たくさんの人たちは一生の宝物だとしみじみ思う。

さて、この日、大阪から来た友人が、私にプレゼントをくれた。

それは落款印。

彼は建築関係の仕事から転身して、奥様のご実家の家業であるハンコ屋さんになっている。

http://www.meiko-han.co.jp/

落款印は彼が自身でわざわざ彫ってくれたもの。
ホントにうれしい

どうしても押して見たくなったので、数日後、ちょっと書いて押してみた。

 

ハンコがいいと字が上手に見える。

これを彼に見せたところ、彼の師匠でもあるお義父さまが、仮名に合うものを、とデザインしてくださった。



そして彼がこれを彫ってくれるという。
めちゃめちゃかわいいし、もったいなさすぎる。

こんなことなら、もっと書道を精進しておくんだった。

などと、楽しいこと満載の同期会でした。
みなさん、ありがとう。

また、来年もお会いしましょう
















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ホワイトクリスマスアレンジ

2015年11月13日 | フラワーアレンジメント

毎年、もうクリスマスか~、と思う。
ついこの間、お正月のアレンジをしたと思ったら、あっという間に1年が過ぎる。

11月のレッスンのテーマは
「ホワイトクリスマス」

毎年11月はプリザーブドや造花を使ってリースなどの壁飾りを作る。

今回は、まず土台となるフレーム作りから。

フレームの材料はこれ。



白樺、と思いきや、白樺っぽいプラスチック。

これをのこぎりで切って、自分の好きな形を作る。

長方形だったり、三角だったり、十字架の形だったり、と同じ材料でも一人として同じ形がない。

私はひし形にしてみよう。



のこぎりの刃が、プラスチックになかなかひっからなくて、思ったより切れない
ここで、ずいぶん時間をとられてしまう。

グルーガンとワイヤーでしっかりと固定する。

真ん中が寂しいので、ちょっとなにかつけてみよう、と思ったのがおおきな誤算。

ひし形の斜辺に枝もどきを垂直にくっつけるには切り口を斜めにしないといけない
ここからまた時間がかかる・・・
なんでこんなことしてみよう、って思っちゃったんだろう。

それでも、なんとか形になり、造花やオーナメントをのっけてみる。



今回これに貼りつけて行くのは、こんな花や、オーナメントたち。

 
 


ここまで来てしまえば、あとはグルーガンでペタペタ貼っていくだけ。

最後にリボンをつけてできあがり。



シンプルに仕上がりました。

ハロウィンの派手な色から一変して玄関はホワイトクリスマス。
少しずつ飾りつけを始めよう。

来月は、クリスマスアレンジ。

今年は今通っている色彩塾でもリースを作る。

家の中が少しずつ華やいでくる。

今からとても楽しみだ











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【観劇メモ】スーパー歌舞伎 ワンピース

2015年11月06日 | 演劇

中学2年生の頃、サマースクールに参加した友人たちと、LINEのグループを作っている。

その中の一人、新潟在住の友人が、「スーパー歌舞伎ワンピース」がどれほど面白かったかを話していた。
それを見た別の友人と私が一緒に行くことに

LUXAというチケットサイトに1等席16500円が9800円、と出ている。
これだ

このグループの友人達は皆ばりばり働いているので、年に1度くらいみんなで集まることはあるが個別に会ったことはあまりないなあ、
などと改めて思う。

せっかくなので、開場1時間ほど前に待ち合わせてお茶しよう、と新橋演舞場斜め向かいのカフェでおしゃべり。

中2の夏の約1か月を過ごしただけなのに、まるで同じ学校の同級生のように気を使わずに何でも話せるのがホントに不思議。
育った場所も、環境も、今の職業もまるで違うのに。

彼女も私も息子が二人。
お互い息子たちが読んでいるワンピースは読破している。

おしゃべりをしている間に、演舞場の前には大形バスが次々と到着し、たくさんの人たちが集まり始めているので、
さあ、私たちも

 



会場に足を踏み入れると、舞台の上ではルフィがお出迎え。



わくわくが高まる。

芸事を極めている人たちが本気を出すと、

歌舞伎以外のことでもこんなに面白くなるのか!

 

ゴム人間のルフィが腕をびよ~んと伸ばすところなんて一体どうなるのかと思いきや、

歌舞伎の黒子さんたちを使っての必殺技!

凄すぎる。

 

おかまがたくさん出てくるシーンがあるんだけど、

これは全員男性が女装しているので、本物だ!

 

歌舞伎役者ではないけれど、ルフィのお兄さんのエースを演じた福士誠治さんが素敵すぎる

 

女装の皆さんも福士さんも

漫画の中から抜け出てきたみたい。

 

水が飛び散ったりするシーンもあり、迫力満点!

 

幕間にはワンピースの海賊弁当もいただきました。

 

 

あ~楽しかった

 

 

 

 

 

 

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初めての屋形船

2015年11月02日 | イベント
夫のイトコ達はとっても仲がいい。

いとことその配偶者を合わせると30人。
ほとんどが比較的近くに住んでいるのもすごい。

遠くにお嫁に行ったなどと言う人が一人もいない。

毎年、12月に餅つき大会を催すのがここ数年の恒例行事となっているが、
時々は皆で出かけたりもする。

今年はその「時々」、だ。

いとこ会の会費(?)の繰り越しが多いので、少しの負担で屋形船に乗ろう、と言うことになったらしい。
今回の出席者は24人。
なかなかの出席率。

実は私は屋形船は初めて。

この季節に屋形船ってどうなの?とちょっと不安で、酔い止めを飲んでみたりしたけれど、これが、なかなか楽しい
この日はとてもお天気がよく、風も無いので、船もほとんど揺れない。

なんとも、レトロな船着き場は、我が家から歩いて10分弱のところにあった。



ウォーキングやお祭りで何度も通っていたのに、なんとなくスルーしていた。
きっと自分には関係ないと思って、脳ミソが気に留めなかったんだろう。

夜の江戸川はなんだかとてもきれいで、別の場所みたい。



お料理はとっても素朴。
友達のお宅にお邪魔して、ご飯をごちそうになってるかのようだ。

 

江戸川を進んでいき、今井橋と浦安橋の下をくぐって、ディズニーランドの沖に停泊する。

ここで、8時半から始まるディズニーランドの花火を見て帰ってくる、というコース。

花火のように華やかな葛西臨海公園の観覧車が見える。



ディズニーランドの夜景もきれい

 

ここで、待つ間に天ぷらがでてくる。
揚げたての天ぷらってホントに美味しい。

でも、どうして屋形船って、天ぷらなんだろう・・・。

船が泊まると、かもめたちがやってくる。



きっとみんなエサをあげてるんだろう。

義母が天ぷらのエビのしっぽとか頭とかを投げると、すごい勢いで群がってきた。
鳥がこんな油っぽいものを食べて大丈夫なんだろうか・・・。

停泊している間、一緒に参加した叔父の米寿のお祝いで花束贈呈をしたり、
カラオケをしたり、にぎやかに夜は過ぎていく。

いつもの集まりでは、何かしら嫁としての作業が伴うけれど、
今回のようにただ座って食べて、片付けなくてもいいって言うのは夢のようだ

楽しい2時間はあっという間に過ぎ、船は、あのレトロな船着き場に戻ってくる。

これで今年の行事は終わりかな、と思ったら、餅つき大会は12月末にやはりやるようだ。
会場は昨年に引き続き、我が家のお隣の親戚の空き家。

ってことは前日から準備作業が・・・。

やっぱり、楽するだけでは終わらない。

餅つき大会がんばります







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