ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

たっぷりのグリーンを使った涼やかな初夏のアレンジ

2024年05月31日 | フラワーアレンジメント

初夏の気配を感じるこの頃

そんな今月のアレンジレッスンは

たくさんのグリーンを使った涼やかなアレンジ

 

花材を見て

え?こんなに?

とビックリ

 

 

ビバーナム、テマリソウ、ゼラニウム、

イボタ、ニゲラ、イタリアンルスカス、

タラスピ、アトランティア、ポリシャス

スモークグラス、サンデリアーナ

スプレーバラ(エクレール)、ギボウシ

 

 

器は各自持ってくるんだけど、

こんなにあると思わずに小さめの器を持ってきた方も・・・

 

私が持参したのは大きめのお皿

 

 

 

オアシスを敷き詰めて

グルーピングしながらアレンジを進める

 

 

グリーンはずいぶん余ったけれど、

とりあえずこんな風になりました

 

 

数年前に作った、造花のグリーンの壁掛けと一緒に

玄関に飾ってみる

 

 

坪庭の木々も葉っぱがどんどん出てきて

賑やかになってきた

 

そして、紫陽花の季節も到来

 

ボタニカルフラワーのレッスンでは紫陽花を活けた

 

 

家に帰って活けなおし床の間に飾る

 

 

 

ここには数年前に作った造花の紫陽花の壁掛けを掛けよう

 

 

家の中がすっかり初夏になりました

 

 

 

 

 

 

 

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【観劇メモ】ハムレットQ1

2024年05月30日 | 演劇

「ハムレットQ1」

作 ウィリアム・シェイクスピア

訳 松岡和子

演出 森慎太郎

2024/5/18 PARCO劇場

 

恥ずかしながら、ハムレットってどんなお話なのか、ちゃんと知らない。

無くなった王様の亡霊がなんとかかんとか・・・

 

シェイクスピアもいくつか観たけど、正統派って感じのは観たことないかも。

 

今回は若き王子ハムレットを演じるのが

そこそこベテランの女性である吉田羊さん

 

失礼ながら若くは無いし、男性でもない。

 

吉田羊さんは大好きな女優さんなので、どんなことになるかワクワクして出かけて行った。

 

始まってすぐの歩哨たちの会話が聞き取りにくいな~って思ってたところに

スッと話し始めた羊さんの言葉の聞き取りやすいこと!

大きな声ではないのに正面を向いてるわけでもないのにはっきりくっきり聞こえる。

そして、心地よい。

しゃべり方、仕草でどんどん若い王子に見えてくる。

 

気がふれたふりをしているときと、シリアスになるときの落差もすごい。

 

しゅっとして素敵な吉田栄作さんが策士で悪人のクロ―ディアスを演じると

優しそうで素敵なだけに怖さが倍増!

国王を病気に見せかけて殺した上に、王妃でハムレットの母親ガートルード(広岡由里子さん)と早々に再婚。

王妃もどうかと思うけど・・・

ハムレットも殺してすべてを手に入れようとあれやこれやと画策する。

 

王妃はすっかり騙されてるけど、最後に気づいて息子を守る。

ここで母性を見せたのがせめてもの救いだな~

 

可愛そうなのはハムレットの婚約者、オフィーリア。

 

敵を欺くには味方から、のハムレットのお芝居に気が付かず、

(まあ、これは絶対にわからない)

父を殺され、気がふれてしまう。

あげくおぼれて死んでしまうなんて、悲惨すぎる。

 

最終的に誰一人として幸せになれない。

確かに悲劇だ。

 

ハムレットってこんな話だったんだ、と今さら思う。

 

それにしても吉田羊さんがすごい。

 

母であるガードル―ドの変わり身の早さに傷つき、

オフィーリアをだましていることに後ろめたさを感じ、

亡くなってしまったときは深い悲しみに暮れ、

父の姿を追い求め・・・

大人と子供と次期国王の威厳との間を行ったり来たり。

つらい現実に苦しむ姿に見ている方も胸を締め付けられ、

もう「若き王子」にしか見えない。

 

いままでシェイクスピアの舞台って

まあいいか、と思ってそんなに観に行っていなかった。

人間の業のようなものがいろいろな形で散りばめられていて、

現代にもそのまま通じるのがすごい。

遠い昔から長く長く演じ続けられてるのがわかった気がする。

 

行ってよかった~

 

実はこのチケットは生協の抽選に申し込んでいたのだけれど、

そのあと股関節の手術で入院して、生協を止めていたので、

抽選結果を見ておらず、そのまま忘れていたところにチケットが送られてきてびっくりした。

 

一緒に行ってくれるはずの友人が前日に体調を崩し、

急遽2日前に別の舞台に一緒に行った友人に声をかけて付き合ってもらうこととなった。

 

突然の誘いに快諾してくれた友人に感謝!

 

体調を崩した友人とは6月にまた会えることになっている。

 

その日まで、お互いコンディションを整えておきましょう

 

 

 

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DIC川村記念美術館で「カール・アンドレ」展を見る

2024年05月22日 | 美術館

「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」

2024/5/17 DIC川村記念美術館

友人に誘われて、車を走らせ

佐倉にあるDIC川村記念美術館へ。

以前にも行ったことがあるけれど、

とてもゆったりと過ごせるスペースだ。

チケットを買ったら森の中を歩いて美術館に向かう

この感じがちょっと好き

視界が開けるとこの先が美術館

とってもいいお天気でホントに気持ちがいい

中に入るとホールの窓は中庭に面していてこれもきれい

1階の常設展をざっと見て

目指す展示は展示は2階

股関節が良くなったので、抵抗なく階段が登れる

「彫刻」と銘打っているけれど、

角材を階段状に積んでいたり

金属タイルを並べていたり

L形90度に折り曲げた鉄板を並べて通路にしていたり、

およそ彫刻とは思えない感じ。

これを彫刻って言い切っちゃうところが芸術家ってすごい。

だって、日ごろ現場で見慣れている光景だ(すみません)

間仕切りのない大きな部屋にぽつりぽつりと並んでいる展示の中には

上を歩いていいものもある。

歩いていいけど手で触るのはだめらしい。

次の部屋にはタイプライターで文字が打たれた紙が展示してある。

彼は彫刻だけでなく、詩も書いていたとの事。

赤と黒のインクで文字を羅列しているのだけれど、

規則性があったり

遠くから見ると形になっていたり

ただ詩を書いているだけではないようだ。

もう少ししたら学芸員によるギャラリートークがある、というので申し込んで参加する。

学芸員の若い女性は、アンドレが作品を制作するときに好んで着ていたというジーンズのオーバーオール着用したとのこと。

小柄な彼女によく似あっていてかわいらしい。

パリで展示を見たときに、踏んでいい、と言うことに驚いた、というエピソードや、

本来ならばご本人が会場を見て材料のパーツを並べたり、現地調達したりするけれど、

1月に亡くなってしまったので、スタッフが並べていることなど、

ただ見ただけではわからない話が聞けた。

きっと話したいことがいっぱいあるに違いない。

1時間ほど聞いたところでレストランの予約の時間になったので、中座してレストランにむかう。

施設内で食事ができるのはここだけなのでいつも混んでいて、前回などは2時間待ちであきらめた。

今回は友人が予約してくれていたので、助かった。

表示を見たら予約してなければ72分待ち・・・

ランチのコースはこんな感じ

前菜や

ポテトの冷製スープ(ハーフサイズ)

今日のお魚

これにパンやコーヒーが付く

レストランの窓から見る景色もきれい&のどか

おしゃべりしながらゆっくり食事して、もう一度美術館に再入場

常設展をさっきよりゆっくり見ながら、その先にあるお茶室に向かう。

お茶室があるって友人も私も知らなかったが、

別の友人が教えてくれたので、行ってみようと言うことに。

なかなか素敵

この日の展示にちなんだ和菓子と冷たいお抹茶をいただく

窓際の席に座ったら景色がきれい

帰り道にある休憩室の窓から見る森も癒される

今日は行かなかったが、美術館と反対側の方向には大きな広場があり

前回来たときには家族連れが何組もシートを敷いてお弁当を食べたり、

パパと子供がボール遊びをしていたり、微笑ましい光景が見られた。

美術館に入らずに敷地内を散策するだけなら無料らしい。

いいお天気の一日をのんびりと過ごして大満足。

脚も痛くないしね!

誘ってくれた友人に感謝感謝!

これからは美術館も躊躇なく生けそうだ。

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【観劇メモ】親の顔が見たい

2024年05月19日 | 演劇

「親の顔が見たい」

作 畑沢聖悟

演出 西川信廣

2024/5/16 日本橋公会堂

 

10年ほど前に受講していた

戯曲セミナーのお仲間が

diamond-Zというシニアの演劇ユニットを主宰している

 

年に1回公演があって、仲間と毎年観に行っている。

 

会場は前回に引き続き人形町または水天宮が最寄り駅の

日本橋公会堂

 

 

既成の脚本を吟味して見つけ出し、

演出や効果はプロにお願いしているので、

アマチュアとは思えないほど毎回見ごたえがある。

 

今回は中学生のいじめをテーマにしたちょっと重い内容。

なにせ、いじめを受けた女子中学生が自ら命を絶ってしまったのだから。

 

タイトルは

 

学校内の一つの部屋に集まっているのは

遺書で名指しされた女子生徒たちの保護者たち

 

両親や、祖父母、シングルマザー、とそれぞれに事情を抱えているらしい。

 

何で集められているのかわからない彼らがそれぞれに話している内容は、

かつて私がPTAの集まりで見聞きしたことがあるような内容ばかり。

 

マウントをとったり

家庭の収入で先入観を持って根拠のない憶測をしたり、

差別したり、

ああ、こういうこと言ってる人たちがいたっけ・・・

 

自分たちの娘たちが加害者だとわかってからの話ときたら、

いかにこのことを無かったことにするか、

自分たちのせいではなく貧困と家庭環境のせいにしよう、

遺書を燃やしたりして、それも無かったことにしよう、

とにかくうちの子は悪くないし

私たちの育て方は間違ってない、

に終始する。

 

途中、校長先生をはじめとする先生たちや

亡くなった女子生徒に関係する人たちが出入りして

会話の中から少しずつ凄惨ないじめの実態が明らかになってくる

 

一人、また一人と考えを変える保護者が現れる様子は

「12人の怒れる男たち」を思い出させる。

 

それぞれの抱える事情がじわじわ明らかになってくる様子もしかり。

 

アマチュアとは思えない迫力の演技で

ぐいぐい引き付けられる。

 

やがてそれぞれが自分たちの子供や孫が待つ部屋に向かうのだけれど

親たちは我が子になんて伝えるのだろう・・・という含みを持たせる

 

我が家の場合はどちらかというと被害者になることが多かった。

けれど、ありがたいことに、味方になってくれる友達は必ずいてくれて、孤立することは無かったので、なんとかやってこれたと思う。

 

日本では被害者が学校に行かない、という選択をし身を守り、いじめられた子のカウンセリングをすることが多いけれど、

海外ではいじめをする方の子をカウンセリングすると聞いた。

いじめをしなければ自分を保てないほどの何を抱えているのか、に向き合うらしい。

 

そもそも「いじめ」という呼び方がおかしいと思う。

だって、これはもう犯罪なのだから。

物を勝手に持ち出せば窃盗だし

暴力をふるえば障害だし、

お金をせびれば恐喝だ。

「いじめ」なんて言うからちょっとした悪ふざけみたいに罪の意識を感じずに終わってしまう。

 

学校の中だろうが外の社会だろうがダメなものはダメなのだ。

 

と、自分の子供たちが学校を卒業してずいぶん経つけれど、

久しぶりにそのころのことをもう一度考えさせられた。

とてもとても難しく、重いテーマだ。

 

今回の開場である日本橋公会堂は、

7月から令和8年まで改修工事に入るという。

 

このユニットの舞台を観たり、

落語を聞きにきたりするたびに、

人形町の美味しいものを食べることが出来るのも楽しみの一つだったが、

その機会が減るかと思うとちょっと残念。

 

今回はこの会場の真向かいにある洋食屋さんで早めの夕食をいただいた。

 

改修が終わって、また何かを観に来れる日を楽しみに待つことにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「星を観る会」で降るような星を観た!

2024年05月15日 | イベント

このGWは股関節の手術後ということもあり、

そのほとんどを、リハビリがてら庭いじりをして過ごした。

ただ、5月5日の夜、お誘い頂いて、星を見に行くことにした。

術後初めての、比較的長距離運転、

ほぼ徹夜でまた運転して帰ってくる・・・

衰えている私の体力は大丈夫なのか・・・

と直前まで迷ったけれど、迷ったときは進む方へ行こう!

19時までに集合、と言うことで、

途中、近くの駅まで来てくれた二人を拾って房総へ向かう。

GWだけど、時間帯と方向がお出かけのみかさんと逆なので、高速はがらがら。

反対側は渋滞してたけど。

途中休憩しながら18時前には現地に到着。

海が見える高台のセカンドハウスは、1月にも一度お邪魔したが、やっぱり素敵。

少しすると、日が落ちてくる。

写真右上のほうにうっすら見えるのは富士山

海に沈む夕日が美しい

今回、天体写真家の丹羽雅彦氏がゲストとしていらっしゃってる。

他にもうお二人、星のことにめちゃめちゃ詳しい方たちも。

すでにすごい望遠鏡がセッティングされている。

・目で見る望遠鏡

・タブレットで見る望遠鏡

・PCで見たり撮影したりする望遠鏡

の三種類だとか

こんなテキストも

主催者ご夫妻や、みんなが持ち寄ったお食事やスイーツがテーブルに並ぶ

テーブルセッティングも素敵

そしてどれも美味しい

すっかり暗くなったところで、

丹羽氏が星の話をしてくださる

この日は深夜から明けがたにかけてみずがめ座流星群が見られるらしい。

今の時期は

ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座(さそり座)が並んでいるらしい

ひととおりレクチャーを受けて、

星座表のアプリをスマホにインストールし、

防寒対策をしてみんなで外にでる

なんだかんだで20人は超えていただろうか

椅子に座ったり、寝袋に入って寝転んだり

家に入ったり外に出たり、みんな自由に星を観る

ときどきPCで映し出した何とか星雲などを見せてもらったり

星に抱かれる、ってこういうことを言うのか、

降るような星ってこのことか・・・

と思ったりする。

子供のころ住んでいたところでも天の川が普通に見えていたけど

遠い昔でこういう感覚をすっかり忘れていた。

ちょっと眠くなってソファーでうとうとしていたら

夜が明けてきた

下弦の月がきれい

この少し前に望遠鏡をのぞかせていただいたら

小さな小さな土星が見えた

ちゃんと輪っかがある!

ちょっと感動

私のスマホで星を撮影しても真っ暗だけど

iPhoneの方達はきれいに写っていた

皆さんが撮影した写真を送ってくださり、

SNSなどで使ってもいい、とおっしゃってくださったので、

ここで使わせていただきます。

ちなみに私の写真は冒頭の夕日の富士山と食事のテーブルだけ

迷ったけれど行ってよかった

GWの最後に貴重な体験をさせていただきました。

明朝6時ごろぼちぼち解散となり、一人また一人と帰っていく。

来るときに一緒だったお二人は、たまたまお近くの方が会場にいらっしゃったので、その方達の車で帰ることとなり、

私は一人で運転して帰ることに。

大丈夫か、私

出発時にコーヒーをカップに入れていただき、

来るときに買ったブラックブラックガムを噛み、

途中のサービスエリアでエナジードリンクを買い、

なんとか居眠りすることなく7時過ぎには家に到着。

そのまま昼間で寝たけれど、

この年で徹夜すると

そのあと使い物にならなかったのでした・・・

ご一緒させていただいた皆様

ありがとうございました

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