ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

REDからの最強女子会

2015年08月31日 | 演劇
一昨日北海道旅行から帰ってきたばかりでヘトヘトだというのに、今日も私は出かけて行く。

昨日、検査の結果が出て、このところの懸念材料だったピロリ菌も
2次除菌で無事に退治できたことだし

だって今日は小栗旬さんが観られる
共演の田中哲司さんも大好きな俳優さんだ

この二人の二人芝居なんて、思っただけでわくわくする。

今回は高校の友人と別の友人の奥様とお嬢さんと4人で出かけて行く。

新国立劇場小劇場はそんなに広くないので、後ろの方からでもよく見える

20世紀アメリカを代表する画家、マーク・ロスコをモチーフにしたこの舞台。

ロスコを演じるのが田中哲司さん。

ロスコ助手として雇われた、画家志望の若者ケンが小栗旬さん。

長身のお二人が舞台に立つと、それだけでとっても素敵

ロスコはマンハッタンに建設中のシーグラム・ビルに開店予定のレストラン「フォー・シーズンズ」に
飾る作品を制作している。

「シーグラム壁画」と呼ばれるものらしい。

舞台上にはちょっと黒みがかった赤い色で塗りつぶされたような大きな絵があり、
どうやらロスコはそれを仕上げようとしているようだ。

初めてアトリエを訪れたケンにおもむろに「何に見える?」と問うロスコに対して
「RED」と即答するケン。

実はケンには両親を何者かに殺されるという悲しい過去があり、
子供だったケンの脳裏には、血の海の中に横たわる両親の姿が「RED」とともに焼き付いている。

美術や絵画に関するうんちくや、持論をことあるごとに「わ~」っと話し続けるロスコ。

ああ、いるいるこういう人、っていうなんだかめんどくさそうな芸術家を田中さんがお見事って感じで演じている。
私が勤め始めたころの設計事務所の人たちに、こういう人が多かったな~、などど思い出したりする。

彼のマイペースに振り回され、時には反抗しながらも、彼や彼の作品に魅せられ、
いつしか家族のように感じ始めたかのようなケンが愛おしい。

二人で一気にキャンバスを赤く塗りたくるシーンは圧巻だ。

終盤、自分の作品と飾られている場所のギャップにどうしても納得できないロスコは
報酬を返して絵を回収するという苦渋の決断をし、ケンをクビにして、アトリエから追い出してしまう。

もう心が通い合って、お互いにいなくてはならない存在になってたのかな、なんて思っていたら全然違った

ケンは打ちひしがれた様子でアトリエを後にする。

ケンが自分を突き放したロスコに対してどのように思って出て行ったのかはわからないが、
ケンを突き放したのはロスコの親心のように私には思えた。

ケンの若い才能が伸びて行くのを、自分と一緒にいることでつぶしてはいけない、と。

この10年後、ロスコは自ら命を絶ったという。

いつもながら時代背景など勉強不足で、う~ん、難しい、と思いつつ、
なんだかとてもいいものを観た、と思う。

それにしても、ロスコのまくしたてるようなうんちくの長セリフを噛まずに言える田中さんはすごい
その迫力に負けず、同じパワーで言い返したり、時にはさらっと受け流したり、と小栗クンの間(マ)も気持ちがいい。
小栗クンを舞台で観るのは初めてだけれど、テレビで見るよりもずっとオーラがあってステキ

最初にも書いたけれど、二人の舞台に立ってる姿はとても絵になる。

恥ずかしながら絵のことは、というより芸術的なことは、さっぱりわからないので、ロスコのことももちろん知らない。
けれど、今まで観た翻訳劇の中では、私にとってはわりとすっと入ってきた気がする。

なにが?と問われると、なんだろう?と思うけれど。

千葉県佐倉市にこの「シーグラム壁画」の一部が展示されてるという。

機会があったらぜひ見てみたいものだ。

さて、迫力の舞台が終わって夜の9時になろうとしている。
一緒に観劇したみなさんとはここでお別れして、私は次の会場である有楽町「6th Oriental」へ
すでに友人たちが一次会を終え、ここに場所を移している、と連絡をもらっている。

私が人に話すときに「最強女子会」と呼んでいるこの会は、概ね年1回のペースで開催される。
中学2年の時の夏の1か月を共に過ごした仲間だ。
たった1か月の想い出を共有しているだけなのに、
まるで幼馴染のように楽しく懐かしい時間を過ごせるのが、不思議でうれしい。
それほど頻繁に会っているわけでもないのに、想い出話だけでなく、ちゃんと現在進行形の話題でもかなり盛り上がる。

時々、男性陣も交じるけれど、申し訳ないが影が薄い。

ここで集まっている友人たちは、実力も、経済力も、メンタルもとにかく強い
医者、翻訳家、元CA、現役ダンサー、などなど、ばりばりと頑張っている。
ここに昨年から、神戸で歯科医をやっている仲間が参戦したので、より最強になった。
彼女のパワーもハンパじゃない

彼女たちと会うと、パワー充電って感じで、とっても前向きな気持ちになれる。
本当にありがたい

この日集まっていたのは私も含めて5人。
翌朝息子さんの行事で5時起きという友人が中座したのちも、まだまだ会は続く。

11時少し前に、お店を出て、じゃあ軽くお茶でもして帰ろうか、ということになったのだけれど、どこも満席。

うろうろしてたら、カラオケボックスが

歌わなくてもいいから、ここでおしゃべりしちゃおうと中に入る。

カラオケボックスなんて10年くらい行ってないかも、などと思いながら中に入ると、
もうすっかり様子が変わっていて、何をどう操作するかもわからない。
慣れてる神戸の友人が次々とよくわからない歌を入れて、歌い始める。
小一時間おしゃべりして電車で帰るつもりが、結局家に着いたのは午前3時

翌日、午後の飛行機で神戸に帰る友人とランチをすることに。

お寿司が食べたい、という友人のリクエストに、
あまりお店を知らない私は、7月に大阪の友人と行ったカレッタ汐留の中にあるお寿司屋さんを思い出す。

待ち合わせて行ってみると、まさかの改装中

仕方がないのでその上の階の、なだ万のビュッフェに行ってみる。

窓際のカウンター席に案内されると、47階からの眺めはステキ
雨なのが残念



いくつかあるメインの料理を選び、副菜やデザートがビュッフェになっている。



初心完徹でメインは握りを。



副菜やデザートも

 

ソフトクリームはいろいろトッピングできるので、私はあずきと抹茶

「仕方なく」なんて最初に思ったのが申しわけないくらいの満足感

お腹いっぱい食べて、腹ごなしに羽田までお見送り。

「悪いからいいよ」と友人は言うけれど、そうじゃありません。
私は空港が大好きなの

少し早めに着いたので、お土産を買ったり、コーヒーを飲んだり・・・

搭乗口に向かう友人を見送って、リムジンバスに乗り込む

羽田から私の最寄駅まではバスで30分。

火曜日の北海度旅行から始まり、盛りだくさんの1週間が終わりを告げる。

忙しく、充実した1週間でした。

これで私の夏休みはおしまい

最強女子会の皆さん、また会いましょう
さあ、明日から気持ちを切り替えて頑張ろうっと

















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北海道旅行

2015年08月28日 | 旅行
夫の実家では、義母を中心として夫の姉弟とその家族、私達家族が全員で旅行をするのが毎夏の恒例行事となっている。

子供たちの成長につれて、受験があったり部活があったりで、近年全員参加は難しくなってはいるものの、
行事そのものが無くなることはない。

今までは車で行ける範囲で旅行ばかりだったので、行ける距離に限界がある。
そろそろ行きつくしたな、と思い始めた昨年は、ついに新幹線が登場した。

昨年は長男の就活と、次男のサークルの合宿が旅行とぶつかったため、我が家は欠席。

今年は義弟の希望でなんと思い切って飛行機で北海道へ

義母は飛行機に乗るのが生まれて初めて。
84歳の飛行機デビューだ

姪が大学受験のため、義姉の家族は今回は欠席。

今年から就職した我が家の長男も休みが取れずにパス。

ということで、義母・義弟・夫・次男・私の5人での旅行となった。

私達家族は、この冬、雪まつりに行ったり、夫と私は函館に行ったりしてるので、
今回は義弟の希望のコースをまわることに。

義弟はトマムで雲海を見て、登別で温泉に入りたい、と言う。

ビミョーな移動距離。

夫もそうだけれど、基本的に本州の人は北海道の広さをナメている。

帯広空港に降りられるとよかったけれど、ちょうどいいフライトがないので、
旭川空港から富良野を回ってトマムに入ろう。

眼下に北海道の景色が広がってくるとわくわくしてくる。



空港でレンタカーを借りて、まずは美瑛へ。

ぜるぶの丘。

 

展望台からケンとメリーの木が見える。
が、息子はそれなに?って顔してる。

昔、スカイラインって車のCMで・・・、と夫が説明しているが聞いてない。

美瑛駅近くの道の駅で軽く昼食をとり、四季彩の丘にカーナビをセット。

でも、こんなに遠いはずないなあ~と思いながらふと上を見ると、どうやらもうすぐ青い池。

ぜんぜん方向が違う

せっかくだから寄って行こう、ということになる。

実は私はとっても行きたかったのだが、ちょっとルートを外れるので言い出せずにいた。
ラッキー

そこそこ観光客が来てるのに、駐車場は無料だし、お土産屋さんもないし、なんかいい感じ。

少し林の中を歩くと

 

目を見張るような美しい青
幻想的な風景だ。

こんなに青いのに近くに行くと透き通っている。

青い理由が書いた看板が。



久しぶりにこんなに美しいものを見た気がする。

そこから白銀温泉方面に車を走らせること5分くらいで白ひげの滝に到着。

ふつう、滝って水が落ちてくるのを下から見上げるけれど、ここは美瑛川にかかるブルーリバー橋から見下ろす。



 

橋の右側が滝。左側が美瑛川。

岩の間から流れ落ちる白い水しぶきと流れゆく青い水のコントラストが荘厳で美しい。

しばし感動したところで、さっき来た白樺街道を戻り、ほぼスタート地点に近い四季彩の丘に向かう。
どうやら、ナビをセットする時に電話番号を間違えたようだ。

入口のゲートをくぐると、いきなり花の絨毯。



背後に広がる十勝岳連邦や美瑛の丘陵、こんもりとした林とのコントラストが素晴らしい

こんなトラクターに引っ張られて、お花畑の中を回ることが出来る。



ぼこぼこだったり、斜めだったりの道をがんがん走っていくトラクターは
ちょっとしたアトラクションなみにスリリング。

 

 

なんだか心が洗われる

予定外の青い池に行ったりしてたので、思いのほか時間が無くなり、富良野のファーム富田に着いたらもう夕方の5時。

 

残念ながら、有名なラベンダーの季節はもう終わってしまっていたけれど、
ケイトウなどの秋の花が一面に咲いていて、これはこれで十分すぎるくらいキレイ

ここから一気にトマムまで



今日の宿泊は星野リゾートトマム。

とにかくホテルも敷地も広大なので、大浴場に行くにも車で行かないといけない。

先にお風呂に入りたいってことで行って帰ってきたら、レストランのバイキングが終わるまで30分もない

お料理は下がっても店内にはいてもいいとのことだったので、
一気にいろいろとってきてゆっくりいただく。

が、デザートはさすがにムリ。

今回、義弟が一番見たかった雲海は残念ながら、天候の条件が合わず、見られなかった

と言うことで、ここから一気に義弟の第2希望である積丹を目指す。

彼は、どうやら半島を巡る船に乗りたかったようだが、時間がおしてきた。
仕方がないので、余市にあるニッカウィスキーの工場見学へルート変更。



私は見ていなかったが、NHKの朝ドラ「マッサン」で一躍脚光を浴びたらしい。

入場料も駐車場も無料、時間が合えば、無料のガイドツアーまである。






主人公たちの住んでたらしい家は、レトロでかわいい。

 

 

このあと、小樽にちょろっと立ち寄り



この日の宿泊先、登別温泉に向かう


泊まったのは、国内最大級の露天風呂があるという「まほろば」

男湯と女湯が時間で入れ替えわる。

基本的に中にあるお風呂の種類は同じだけれど、配置が全然違う。

前日のトマムは大浴場にはうち風呂がなく、露天風呂が一つだけだったけれど、
今回は室内も外も入りきれないくらいのお風呂たち

前日より到着も早かったので、のんびりとお風呂に入り、ゆっくりとお食事

翌朝も朝ぶろに入ってから、いざ地獄谷へ
いよいよ今日が最終日だ。

  

先の方のモクモクのところには、足の調子が悪いので、男性チームの3人だけ。

続いてはクマ牧場。
コテコテの修学旅行コースだ



ロープウェイで登っていくと、昨夜泊まったホテルが目の前に見える。



そして、あたりまえだけど、クマばっかり

 



クマのエサを買って投げ込むけれど、クマたち人に媚びすぎ

NKB(のぼりべつくまぼくじょう)総選挙なんてのもやっている。
全部同じクマにしか見えない  




なんだか、雨がぱらついてきたので、洞爺湖に向かおう。



いつも思うけど、こういうひらひらの旗って、せっかくの景色を台無しにするなあ。

 

はるか山の上には憧れのウィンザーホテルがそびえたつ。

せっかくなので、泊まれないけど行ってみよう。

ジャ~ン



上から見下ろす洞爺湖は美しい。



ロビーに入ってみる。



私達のようないかにも観光客って人たちも結構いて、ちょっと安心

さあ、ついに、北海道とお別れの時が・・・。

レンタカーを返して、千歳空港へ。



意外と北海道らしいものを食べてなかったので、息子と二人でこんなのを食べちゃう。



メロンがごろごろはいったソフトクリーム。

あ~、美味しかった

あっという間の3日間。
さすがに今回は友達に会えなかったのがちょっと残念だけど。

今回の飛行機デビューで自信をつけたらしい義母は、春には北陸新幹線で金沢だ
と意気込んでいる。
88歳までは旅行に行くとも。

きっと行けることだろう。
次回はどうなることやら・・・。












































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インスペクション講習会

2015年08月25日 | 仕事
国土交通省が中古住宅の活用に力を入れている。

2年ほど前、年1回ビッグサイトで開催される建材展の会場で開かれていた、
中古住宅に関するセミナーに出席してみたときに、初めて「インスペクション」という言葉を聞いた。

インスペクションとは「検査」「視察」「査察」などを意味する。
ここでいうインスペクションは「既存住宅現況検査」のこと。

普通に日本語で言えばいいのに・・・。

「リフォーム」のことを「リノベーション」と言い換えはじめてから、どれくらい経つだろう。

勤めていたころは、新築ばっかりかかわっていたし、
フリーになってから時折リフォームの仕事で、
しっかりとした「現況検査」を求められることがあるときは、
大工さんと一緒に行っていたので、確かに不勉強だったな、とこの年になって反省している。

ということで、「既存住宅現況検査技術者講習会」というものに、妹と二人で参加してみた。

中古住宅はそもそもの新築時の品質の違いに加え、その後の住んでる人の管理や経年劣化によって、
物件ごとの品質に大きな差があったりする。
これが消費者への不安につながる。

現在、既存住宅を対象として行われているインスペクションは大きく3つに分かれているらしい。
(一部テキストより抜粋)

1、目視等を中心とした非破壊による現況調査
中古住宅売買時に行われる調査で、売買時の建物検査や取得後の維持管理時の定期的な点検などがこれにあたる。

2、破壊調査も含めた詳細な調査
  日常生活に支障が出ている不具合を修繕しようとする際に利用されるインスペクションで、
  耐震診断などはこれにあたる。

3、リフォームの実施前後に現況調査・検査等を行い、住宅の劣化状況と性能を把握する調査。

今回私たちが受けるのは、1番めの部分。

朝から講習を受講し、最後に終了考査を受ける。
考査に合格していれば技術者として登録されるらしい。

内容はといえば、本当に目視のみ。
天井裏も、床下も点検口からライトをつけて見える範囲のみで、中には入らない。

ヒビの大きさがどれくらいならこういう風に判断する、みたいな基準は明確にあるものの、
この調査だけで安心して購入できるか、と言えば、正直なところ「?」って感じ。
「だってそこは見えなかったから」と、
なんとなく責任逃れができる逃げがいっぱいの、いかにもお役所が考えそうな・・・。

とはいうものの、チェックシートに沿ってひとつひとつチェックを進めるというのは大切なこと。
そこで見えてくる問題点もたくさんあるはず。

いままでなんとなく場当たり的にやってきたことを、同じ手順で同じ基準で進めていくことには
大きな意義があると思う。

あとは考査の結果を待つばかり。
さて、私はインスペクターになれるのだろうか・・・。

2年前に比べて、この講習を行う機関も回数も増えていて、今回、この講習会を開いたのは
(一社)全国古民家再生協会という団体。
ということもあり、この講習の終了後、「古民家インスペクション」という講習が開かれ、
せっかくなので、こちらも受けてみる。
講習費用はそんなに高くないのだけれど、テキストが6000円もするのはちょっと・・・。
で、結局、ざっくりとした古民家の説明と、新たに設立される古民家インスペクションがらみの資格の説明だった。
これはちょっとがっかり。
ただ、古民家自体は魅力的なので、せっかくの分厚いテキストを、もう少し読んでみようかとは思う。

実際にリフォームの現場に行くと、目に見えない部分で、壊してみたらびっくりってことが多い。
そうなれば、その部分を見なかったことにはできないし、そこを直すことの方が急務だったりする。
そもそもが欠陥住宅だったケースもあったりするし。
当然、当初の予算を大きくオーバーすることにもなる。

こういうことがありうることを、事前にしっかり説明しておかないと、双方にとって不幸なこととなる。
これが中古住宅の怖いところだ。

ということもあり、なんとなくこの講習だけでは不完全燃焼の感がぬぐえないので、
10月に耐震診断の講習も受けてみることにしました















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風街レジェンド

2015年08月22日 | コンサート
きっと当たらないだろうな~、と軽い気持ちで申し込んでみたチケットの抽選販売にあたってびっくり

東京国際フォーラムで開催された「風街レジェンド」は
作詞家松本隆さんの作詞活動45周年記念のコンサートだ。

私たちの世代が若かりし頃のヒットソングは作詞松本隆、作曲筒美京平っていうのをよく見かけた気がする。

この日のために、冒頭の写真にあるようなそうそうたるメンバーが集まって、
一人2曲くらいを披露してくれる。

なんて贅沢な

妹と一緒に行く予定だったけれど、都合が悪くなったので、急きょ夫と行くことに。
座席はまさかの前から8列目

会場を見渡せば、観客の年齢層は高い。
私達よりも先輩であろう皆さまが続々と入ってくる。

こういう時につきものの、「携帯電話の電源をお切りください」とか、
「撮影・録音はおやめください」とかいうアナウンスが無いのが新鮮。

幕が上がると「はっぴぃえんど」の皆さんがスタンバイ。
細野晴臣さん、鈴木茂さん、松本隆さんが演奏を始める。
大滝詠一さんの姿が無いのが残念だ。
途中、大滝さんの代わりに佐野元春さんが登場。
なつかしい
曲は「夏なんです」「花いちもんめ」「はいからはくち」
失礼ながら、わかりません

続いて太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」
若いころ、何気なく聞いていたこの曲も、いろんな経験を経てこの年になって改めて聞くと、
なんだかじ~んとくる。
それにしても、太田さんが可愛らしさを保ったまま年を重ねているのがすごい

少しふっくらとしてオジサンになった原田真二さんの「てぃーんず ぶるーす」と「タイム・トラベル」
ちょっと苦しそうだけど、がんばってるんだな~。

「シンプル・ラブ」と「ペイパー・ムーン」を大橋純子さんが熱唱。
迫力の歌唱力は健在
私は「たそがれマイラブ」が大好きだったな~。

三木聖子さんの「三枚の写真」を石川ひとみさんが。
太田裕美さん同様、かわいらしさもスタイルも全然衰えてないのがびっくり
これも今聞くと、ホントに切ない。

このベテラン陣の中にあって、中川翔子さんが「東京ららばい」を熱唱。
ものすごく歌がお上手
中原理恵さん、かっこよかったな~。
今はどうしてるんだろう。

故桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNo.1」をご子息の美勇士さんが。
やっぱりお父さんの方が、と思いつつ、気持ちよさそうに歌ってらっしゃる姿が、頼もしい。

ここで、会場内から、イモ欽トリオが走り出て、ステージに上がる。
さあ皆さん、トイレタイムですよ~、なんて舞台の上から叫んで笑いを取ったと思いきや、
ここまで休憩がなかったからか、本当にトイレに行く人が続出。
「ホントにそんなに堂々と?」と困惑しながらも「ハイスクールララバイ」で楽しませてくれる。
学生服姿はかなり厳しいけれど・・・。

山下久美子さんが走り出て「赤道小町」
私が大学1年の大学祭の時、山下久美子さんがステージで「バスルームから愛をこめて」を歌っていたのを思い出す。

こてこてのアイドルルックで、早見優さんが登場。
「誘惑光線・クラッ!」をアイドル時代のまんまの振り付けで熱唱
あの服を着て、違和感がないのがすごい

クラシックにも挑戦した松本さんが手がけたシューベルトの「冬の旅」の訳詞。
テノール歌手の鈴木准さんが美声を披露。
たしかにちょっと雰囲気は違うとはいえ、ここでたくさんの人があからさまにトイレに立つのはあまりにも失礼な感じがした。
ちゃんと聞きましょうよ

大滝詠一さんの「君は天然色」を伊藤銀次さん杉真理さんのお二人で。
そこに佐野元春さんが加わって「A面で恋をして」

鈴木雅之さんが私の大好きな「Tシャツに口紅」を。
この歌詞はいつ聞いてもく~ってなっちゃう。
このまま、ご自分の曲をもう1曲?と思いきや、森進一さんの「冬のリヴィエラ」を熱唱。
鈴木さんが歌うと何だか違う曲に聞こえる。

続いて稲垣潤一さん登場。
「バチェラー・ガール」と「恋するカレン」を。
稲垣さんの「夏のクラクション」が大好きなんだけど、松本さんの作詞じゃないのが残念

「スローなブギにしてくれ」の南佳孝さんは相変わらずお顔の存在感がハンパない
最初に登場した鈴木茂さんが加わって「そばかすのある少女」と「砂の女」

誰?と思ったら小坂忠さんとおっしゃる方。
「しらけちまうぜ」1曲を歌ってすっといなくなる。

矢野顕子さんは、なぜかアグネス・チャンさんの歌を2曲。
「想い出の散歩道」と「ポケットいっぱいの秘密」
こてこてのアイドルソングが矢野さんの手に係るかかると何やら芸術的になる。
ものすごい存在感

存在感つながりで吉田美奈子さんが薬師丸ひろ子さんの
「Woman“Wの悲劇”より」を熱唱。
薬師丸さんの細い高音とは対照的なド迫力。
もう1曲は松田聖子さんの「ガラスの林檎」
これも、すごい迫力で、もはや「ガラス」じゃない

がっちがちに固まった斉藤由貴さんがご自身の「卒業」を歌いながら登場。
もしもマイクを持っていなかったら、足と手が一緒に出るんじゃないかってくらい、がちがちだ。
歌い終わって首をかしげる姿が可愛らしい

竹内まりやさんの「September」はEPOさんが。
なんだかものすごく懐かしい。
あんなにスレンダーだったEPOさんがふっくらとされていて、時の流れを感じる。

太田裕美さんが再度登場し、「さらばシベリア鉄道」を。
若いときは何言ってるかわかんないっていう歌詞だったけれど、改めて聞くと味があるなあ。

ここに、めちゃめちゃにこにこしながら寺尾聰さん登場。
登場の仕方は、なんだか予定になかったけど来ちゃいました、って感じ。
「ルビーの指環」もじっくり聴くと、歌の中の景色がが浮かんでくるようだ。
夫にもぜひともあんな渋いオジサマになっていただきたいものだ。

そして、全員登場でカーテンコール。
これだけのメンバーがそろうと圧巻だ

来てよかった~と心から思う。

そしてアンコール

「驟雨の街」をはっぴぃえんどの三人で。

最後の最後は全員で「風をあつめて」

いや~、長かった

休憩無し、約3時間半のコンサートが終わったら11時近い
最初にも書いたが、今回は観客の年齢層が高いので、普通のコンサートのように立ち上がることもなく
ゆったり座って最後まで観ることができたのは本当にありがたい。

今回入場のときに



この「木綿のハンカチーフ」が全員に配られた。

ネイビーとか水色とかもあったみたいだけど、ランダムに配られるので色は選べない
バンダナくらいの大きさで生地もそこそこ、だけど、
この黄色はちょっと・・・。
幸福の黄色いハンカチみたいだ。

子供が小学生なら給食当番の三角巾につかえるんだけどなあ~、などど失礼なことを言ってはいけない

コンサートはこの日と、翌日の2日間。
ちなみに今日のゲストは、鈴木雅之さんと矢野顕子さん。
翌日は水谷豊さんと安田成美さん。
安田さんの「風の谷のナウシカ」が聴けないのは残念だけど、
ワタシ的には鈴木雅之さんの歌が聴けて大満足

今日の歌の数々は、私たちの世代にはド・ストライクだ。
歌を聴きながらそのころの風景が浮かんでくる。
このステージ上に大滝詠一さんがいないのが本当に残念だ。

それにしてそれはそれは贅沢な時間を過ごさせていただいた。
松本さんの偉業に心からの拍手を送りたい




















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ハーブガーデン

2015年08月21日 | フラワーアレンジメント
今月のレッスンは、木製のコンテナを使った、ハーブガーデン風アレンジ。

ポットに入ったハーブと切り花を組み合わせてアレンジしていく。

ハーブはこの2苗。

 

バジルとスペアミント。

その他に、トルコキキョウ、ブプレリウム、スプレーバラ、ゼラニウムやポリシャスなどの葉っぱ。

 

あまりもたないけど、よかったら使ってください、と先生が他の時に使ったお花の残りを分けてくださる。

オランダセダムやプチアスター、アワなど・・・。

最初にコンテナの中にセロハンを敷いて、ハーブのポットを自由にセッティング。



ポットの周りにオアシスを敷きつめて、お花や葉っぱで埋めていくと・・・できあがり


なんだか庭になじみます。



玄関に飾ると



ハーブのいい香りが玄関いっぱいに

花が枯れたら、ハーブはちゃんと植え直さないと・・・。

花のモチが悪いこの季節、葉っぱがメインでも素敵にできるものだ。

来月はぐっと秋っぽく、実モノを使ったアレンジだとか。

あっという間に夏が終わってしまうのね





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