ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

TFC55 全国ツアー2014

2014年09月30日 | 音楽

昨年、聞いてはまってしまったヒチリキの音色
本来の雅楽はちゃんと聞いたことが無いけれど、ヴァイオリンやアコーディオンとの
コラボレーションがなんとも言えなくステキ

昨年は東儀秀樹さんと古澤巌さんの2人のコンサートに、Cobaさんがゲスト出演だったのだけれど、
今年は3人のコンサーととなってそれぞれの頭文字から「TFC55」というコンサートに。
「55」は3人とも55歳ってことらしい。
「GOGO」みたいで、なんだかゴロがいい

小さなリコーダーみたいなヒチリキは、なんとも神秘的な音。
宮中に流れる「ぷぁ~ん」みたいな音が、タンゴやバラードを奏でると、妙にしっとりとして、
そこにヴァイオリンとアコーディオンが重なると、最初から洋楽のための楽器だったように自然に響く。

第1部の曲は

1.TFC(Treasuer Finding Cruse)

2.はじまりの風景

3.Liberportango~タンゴ自由の扉~

4.冬 第1楽章ヴァイオリン協奏曲「四季」より

5.パリの散歩道
この曲はフィギアスケートの羽生選手がショートプログラムで使用したとか・・・。

6.泣かないで

7.Love Hat Trick

8.ポル・ウナ・カベサ(Por Una Cabeza)~首の差で~

泣かないで、ではCobaさんの歌声も聞けちゃう

休憩をはさんで第2部。

昨年同様、荘厳な笙の音色と共に、客席通路から狩衣姿の東儀さんが厳かに登場。
ゆっくりゆっくり通路を進んでステージへ。
一瞬会場が宮中?って感じに。
長身でスマートな東儀さんは貴族のお姿がホントによくお似合い

と、舞台袖から同じく狩衣姿の古澤さんが登場。
なんともかわいらしいお姿に会場から笑いが・・・。

この姿でのヴァイオリン演奏はちょっと大変そう
さすがにCobaさんはムリでした

1.大河悠久

2.アディオス・ノニーノ

と続いたところで、お着替えのためか、Cobaさんの独奏がはじまる。

3.Coba独奏

4.パガニニアーナ

そして、
5.好きにならずにいられない

このプレスリーのバラードがヒチリキの音色で奏でられると、くらくらするほどステキ

ソチオリンピックでフィギアスケートの鈴木明子選手のために古澤さんがアレンジしたという

6.愛の讃歌

今回はCobaさんがアレンジしたとか・・・。

7.Salamandra

8.リベルタンゴ
と盛り上り

7.to the moon ~月に向かえ~ で観客はスタンディング

そこそこ高めの年齢層の観客が大盛り上がりの中、アンコールは
東儀さんのカバーアルバムにも収録されているという

シェリーに口づけ

お腹いっぱいのコンサートでした。

パンフレットを買ったら、終演後の握手会のチケットをいただいたが、
ご婦人たちの長蛇の列に圧倒され、これはご遠慮させていただきました

3人一緒のアルバムとか、それぞれのアルバムとか会場でも売っていたけど、
どれも聞きたいので、ちょっと迷い、結局保留・・・
去年も同じことをしてるうちに1年たってしまった

来年も行っちゃうかも・・・








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京滞在7時間!?

2014年09月28日 | 友達
高校時代の友人が、札幌から羽田にやってくるという連絡が

札幌のお友達と九州へ旅行するらしいのだが、
札幌から福岡への直行便がないらしく、羽田で乗り換えるとのこと

午前11時ごろ羽田に着き、夕方6時の便で福岡へ向かうその間、どうしても行きたいところがあるという。

それは、彼女のお嬢さんの勤務先

お嬢さんはこの春専門学校を卒業し、パティシエの見習いとしてがんばっている。

このお店でランチをいただけるので行ってみたいと。

お店の場所は西武池袋線保谷駅近く

彼女が羽田に着く11時に間に合わせるべく、鎌ヶ谷市在住の友人がまず車で私の自宅へ。
ここで、私の車に乗り換え、羽田に向かう
久しぶりの羽田チャレンジだ。

通常なら30分くらいで着くのだけれど、この日はちょっと渋滞
でもとりあえず無事羽田に着いたら、すでに飛行機は到着済み。

ここからは車だと時間が読めないので、電車で行こう、とモノレールに飛び乗る。

浜松町に着いたところで私は大きな失敗に気付く・・・
車の中に財布を置いてきてしまった

パスモを持つようになってから電車には乗れてしまうので、こういうことがよくある。

私の車には、今どきETCがついていないので、高速料金を現金で払った時にお財布を出したんだった

ちょっと心が折れかけたけれど、友人たちに借りることにして、目的地へ。

約一時間半かかって到着したのはこんなかわいいお店



お店の名前は Arcachon(アルカション)

ケーキやパンや焼き菓子が売っている片隅に、3卓だけテーブルが。

ちょうど4人掛けが空いていたので、3人でランチセットをいただく。



パンとキッシュとサラダ。
これに、ケーキと飲み物がついてくる。

ちょっと少なめかな?と思ったけれど、キッシュが結構おなかにたまる。

ケーキは3人でそれぞれ違うものを・・・

  

ちょっとずつ、分けてたべたら、全部美味しい

ついつい焼き菓子もばらばらと買ってしまう。



滞在は1時間ほど。
飛行機に遅れたら大変だし、もう一人の友人が仕事を終え、羽田に向かっている。

途中、お嬢さんが顔を出してくれてちょっとだけおしゃべり。
オーナーの奥様が、「お飲物のおかわりは?」と勧めてくださったが、時間がおしているので
後ろ髪をひかれつつ、お店を後にする。

すでに到着していたもう一人の友人と合流して、搭乗までの1時間ほど、カフェに入って4人でおしゃべり。

歯科衛生士であり、介護のプロのこの友人は、皆の共通の不安であり悩みである介護についての色々な疑問を
実にわかりやすく解説してくれる。
こんな友人がいてくれると本当に心強い

あっという間に搭乗時間になり、彼女はゲートへと消えていく。
これから湯布院でゆっくりするらしい

首都高がさっぱりわからない私は自宅にしか帰れないので、
都内に住む後から来た友人を家まで送ることが出来ない。
ごめんなさい・・・

彼女はモノレール乗り場へ、私たちは駐車場へ・・・

帰りは渋滞もなくすんなりと家に着いたら、夫と長男は新聞屋さんにもらったチケットで野球の試合を観に行っている。
ロッテ対西武・・・

次男はバイト。

と言うことで、私たちは近くのファミレスで軽く夕食をとり、9時ごろ解散

オバサンたちの東京縦断の大冒険が終わった。

朝から時計とにらめっこのバタバタの1日だったけど、ホントに楽しく、充実した1日だった・・・気がする。

普段、西武池袋線を使うことはまずないので、こんなことでもなければ、このケーキ屋さんのケーキを食べることは
一生なかっただろうな、と思うとなんだかとっても得をした気がする

娘の働く姿を見た母は湯布院ではゆっくりできただろうか。

今度はもう少し余裕を持ったスケジュールでゆっくりお会いしましょう













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イリス弦楽四重奏団リサイタル

2014年09月20日 | コンサート

 

日本フィルハーモニーのヴィオラ奏者である後藤悠仁氏が率いる
イリス弦楽四重奏団のリサイタルが開催された

会場は六本木一丁目駅近くの
デザインKホール六本木

後藤氏は同じ町の出身で同級生。
この日は同級生5人で出かけて行く。

うち一人とは駅で待ち合わせて、歩いていたら曲り角でもう一人の同級生にばったり。
「こっちでいいのかなあ」などど大声で話していたら、見ず知らずの方が
「デザインKホールならこの先ですよ」と目的地を言っていないのに教えてくださる
ご丁寧にありがとうございます
とっても助かりました

ホールの入り口にはこんな案内が・・・



写真にあるかわいいお人形は奥様の作品。

イリスのCDジャケットのお人形も。



冒頭のプログラムの写真を含め一連の写真撮影はお嬢さん

芸術家一家だ

我が家からは想像もできないクォリティの高い家族構成


さて、イリスのメンバーはこの方たち。

ヴァイオリンが植村 薫さんと大谷 美佐子さん。

チェロが伊堂寺 聡さん

ヴィオラが後藤 悠仁君


そして、この日の演奏プログラムはこちら。



アンコールはブラームスのワルツ。

あいかわらず、クラシックには疎いので、プログラムを見ても、さっぱりピンとこない(ごめんなさい
ちなみに今回のプログラムはすべて変ロ長調ということで、珍しいとのこと。
が、それが珍しいかどうかもわからない・・・。
ホントにごめんなさい

けれど、こんな私でも、心が穏やかになる、優しい音楽ってことは感じることが出来る。
うんちくはともかく、なんかいいなあ、と思えることも音楽の持つ力なのでは・・・と自分に言い聞かせる。

イリスは1992年に結成されたそうだが、メンバーの故郷、北海道や山形での活動が中心で、
東京でのリサイタルは初めてという。

後藤君のリサイタルはここ数年観に行っているけれど、どちらにも共通するのは
とにかくアットホームで、クラシックにありがちな「聞きなれてない人への敷居の高さ」がないことだ。

休憩時間前には演奏者本人が
「地下の郵便局のトイレの方が数が多くてすいてます」
なんてプチ情報を提供してくれたりして、会場が一段と和む

11月25日には後藤氏とピアニストの清水将仁氏のリサイタルが開かれる。
これも楽しみだ

https://www.facebook.com/permalink.php?id=1450124005249231&story_fbid=1459800057614959

今回、友人たちと一緒に会場にお花を持参

早速、受付にいらした奥様が飾ってくださる。



このお花はいつも私がフラワーアレンジのレッスンに行っている Kstageさんに作っていただいた。
実ものを多めに、秋っぽく、というリクエストに素敵に答えてくださっている。

http://www.kstage.com/

リサイタルが終了後、会場に この日所用で来られなかった同級生が一人駆けつける。
同級生の一人が ご主人の転勤で札幌に引っ越すというので、せめて顔を見に、とわざわざやってきた。
なんて律儀な

実はこのリサイタルのあと、この友人の送別会を企画していて、それにも出られないので
お店の予約の時間までちょっと一緒にお茶を

そのあとに向かったのは、六本木アークヒルズにある、ちょっと高級感漂う焼き鳥のお店。
「赤坂とさか」
ランチの時などもいつも素敵なお店をチョイスしてくれる友人が予約してくれていた。

鳥料理のコースと飲み放題で2時間、はあっという間に過ぎていく。

飲み放題のラストオーダーを過ぎ、2時間が過ぎても、お店の方が何も言わないのをいいことに、
そのまましゃべり続け、結局お店のラストオーダーの時間まで居座ってしまった

もともと北海道出身とはいえ、札幌とはほど遠い場所で高校まで過ごした私達。
今回引っ越す彼女も、大学で東京に来て以来の北海道で、しかも札幌は初めての場所。
むしろ不安、だと言っている。

けれど、明るくポジティブな彼女のことだから、きっと楽しくやって行くに違いない。
なにより札幌には同級生がたくさん住んでいるし。

3年くらいでまた東京に戻ってくる予定、と言う彼女。

お互い元気でまた再会しましょう

リサイタルから送別会まで盛りだくさんの一日。

みなさん、またお会いしましょう
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

火のようにさみしい姉がいて

2014年09月17日 | 演劇

観終った後、なんとも重く苦しい、ちょっとつらくなるような舞台だった。

誰が普通で正しいことを言っているのか、だれが狂気をはらんでいるのか、
どの記憶が事実で、どれがおかしいのか、
観ているうちにだんだんわからなくなってきて、自分がおかしいような気にさえなってくる。

仕事に行き詰って苦悩している俳優に段田安則さん。

その妻で元女優が宮沢りえさん。

段田さんの故郷で床屋を営んでいる姉に大竹しのぶさん。

子供が流産したことを受け入れられず、「22か月もおなかにいる」とお互いに言っている夫婦。
妻がおかしくて夫が合わせてるのかと思えば、妻は夫に合わせているという。

夫の転地療養のために彼の故郷を訪れるけれど、どうも様子がおかしい。

夫は実の姉を目の前にしてなかなか思い出せず、思い出しても現実を受け入れず・・・。

やがて姉と妻は対抗意識を燃やし、お互いの「女」の部分がむき出しに。

故郷の近所の人たちが大量に現れては急にいなくなり、なんだか話が噛み合わなかったり・・・。

かつて住んでいたところへ向かうバスの停留所がどうしても見つからない、と言うあたりから、
これは現実の世界なのか、この夫婦は違う世界に足を踏み入れてしまったのか、
故郷の人たちは実在する人たちなのか、といろいろな疑問がうずまいて、観ている方がなんとも不安になってくる。

その上、段田さん演じる「男」自身もどんどん記憶があいまいになり、傍らにいる「妻」もどんどん不安になり・・・。

舞台上にあるのは床屋さんの室内。
鏡が何面かと床屋さんの椅子。

時折、強いライトが当たると、鏡のある壁が透けて、違う世界が映し出される。

壁が透けた上に白い雪が降りしきる景色がパッと現れたときには、鳥肌がたった

徐々に狂気をおび、自分を見失い、自分の記憶から消していたつらい事実を突き付けられ、
ついには精神が破たんしていく様を演じる段田さんは本当に怖い

夫以外、アウェイの中、必死でその場にとどまり平静を保とうとする宮沢りえさんと、
勝ち誇ったように、見下すようにせせら笑う大竹さんのバトルは、すごい迫力。

失礼ながら、決して女性的なボディとは言えないスレンダーな宮沢さんから、
ものすごい女の情念みたいなものがほとばしって、お顔が美しい分恐ろしさが倍増する。

あの可愛らしかったりえちゃんがこんなすごい人になるなんて。
こんなこと言っちゃいけないけれど、あのとき貴乃花と結婚しておかみさんになったりしなくてホントによかった

脚本の清水邦夫氏は故郷を舞台にした作品が多いという。

「故郷」と言う響きが持つのは必ずしも温かさや懐かしさばかりではない。

人によっては忘れてしまいたいことがあったり、
あるいは故郷を離れてしまったことへの後ろめたさがあったり・・・。

ふと気が付くと、故郷で過ごした日々よりも、今の土地での生活の方がはるかに長くなっている。

などとちょっと故郷へ思いをはせてみたりもして。

観終ったあとなんとも言えないどんよりとした重さと、後味の悪さが残るけれど、
なんだかすごいものを観せていただきました。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲキミックス

2014年09月14日 | 演劇
昨年のセミナーでご一緒した小谷陽子さんというちょっとエキゾチックな雰囲気の美しい女性は
劇団に所属する女優さん

彼女から公演のご案内をいただいたので、ひとりでフラッと行ってみた。

5つの劇団が日替わりで公演するミニ演劇フェスティバル。

会場は丸の内線新中野駅にある新中野ワニズホール。



鍋屋横丁という商店街の中にある、ふつうのマンションの地下にある小さな劇場だ。

セミナーで知り合った皆さんから教えていただく公演で、
こんなところに、こんな劇場が!ってところをたくさん知ることが出来た。

本当に東京には知らないところがたくさんある

今回は客演だという小谷さん。

自分が不治の病と思い込み、かねてからの夢を叶えるべく、絵の個展を開こうとした女性。
が、実は大したことがないと分かったとたん、モチベーションが下がって作品が出来上がらずに、
個展を開けなかったのだが、連絡ミスで友人が個展を見に来てしまう。
そこでは他人の個展が開かれていたが、友人は彼女の個展と勘違い。
そこに居合わせた本当の作者の女性が巻き込まれ・・・というコメディ。

小谷さんは訳も分からず巻き込まれてしまう女性を好演

自分が本当の作者と言い出せず、頼まれて訳も分からず話をあわせ、
ときどきやってられないって感じで手に持っている小物であそんでみたり・・・
という一連のしぐさや表情がとってもキュート。

前回の公演の時も、男の人に入れ込んでしまうかわいい女性を演じていた。
普段のセミナーの時は、ちょっと陰のある美人っていうイメージなので、意外な感じだが、
そこがまた魅力的

短編を2本同時に上演っていう感じで、あっという間に終わってしまったけれど、
観客もアットホームな雰囲気で、とても楽しかった。

ここ新中野は、7年ほど前に、アパートの設計をさせてもらったことがあり、現場に通っていた。
現場は劇場の同じ通りをちょうど反対の方向へ、同じくらいの距離だけ行ったところ。
ちょっと懐かしい。

当時、現場の人たちと行った中華料理のお店もまだある。

このお店は関東近郊に2店舗あり、そのうちの1つは私の住む市の市役所のすぐそばにあり、
何度か行ったことがある。
2店とも行ったことがあるのは私くらいではないだろうか。

お店の女性はみんなモデル並みのルックスとスタイルで、
ぴったりとして深いスリットのチャイナドレスがとってもお似合い。

自分たちだけだと下心が見え見えなので、私たちが現場に行くと監督さんは必ずこのお店に誘ってご馳走してくれたものだ

そんなことも思い出しながら、楽しい午後を過ごさせていただいた。

帰り際に送り出してくれた小谷さんから「劇場のむかいのパン屋さんのパンが美味しいから」と
アンパンをいただいた

大変おいしくいただきました

またぜひ、声をかけてくださいね





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする