ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

後藤悠仁ヴィオラリサイタル

2014年11月27日 | コンサート

毎年、この季節になると開催される、日本フィルのヴィオラ奏者、後藤悠仁氏のヴィオラリサイタル

会場は、銀座三越のすぐ裏手にある王子ホール。

同級生である彼のリサイタルに足を運ぶようになって、数年がたち、
私の中で年中行事になりつつある

私が同級生の誰かと行動を共にしているにもかかわらず、
ご近所のクラシック好きの友人3人も、毎年足を運んで応援してくれるのもうれしい

今年は同級生3人と会場で待ち合わせ。
もう一人来る予定だったけれど、残念なことに体調を崩し、今回は欠席

他の皆さんはともかく、私は雰囲気を楽しむだけで、クラシックは無知に近い
なんかいいな~くらいの感じで、ときどきあちこちのコンサートに顔を出してしまうフトドキモノだ

とはいえ、クラシックのコンサートはやっぱり敷居が高く、なんとなく背筋が伸びてしまう感じだけれど、
清水将仁さんとおっしゃるピアニストの方と二人のこのリサイタルは、
とってもアットホームな雰囲気で、ド素人の私でも敷居が低い。

で、今年のプログラムはこちら。



今年も一曲も存じ上げません・・・
ホントにごめんなさい

でもでも、ヴァイオリンよりも、落ち着いたヴィオラの音色にはいつも癒されます。
これはホントです

何よりも、後藤君の人柄にもよるものだろうけれど、会場の観客との優しい一体感が心地いい。
ステージ上のお二人の観客に向けるあたたかい表情と、
お二人をよく知っているであろう観客のみなさんの「見守ってます」って感じが見事にマッチして、
なんともいえない居心地の良さだ。

演奏修了後、すぐにホールに出て、観客の一人一人とあいさつを交わし、自ら打ち上げに誘ったりしているのも彼らしい。

毎年、打ち上げの会が催されているが、平日の夜ということもあり、今まで1度しか参加したことがなかった。
音楽関係者が大半を占めてるってこともあるし・・・。

今回は、同級生3人と共に参加してみる。

たった今、リサイタルを終えて、疲れているはずのご本人のテンションがハンパじゃなく高い
ランナーズハイに近いものがあるのかしら・・・?

もともとサービス精神が旺盛な彼は、お誕生日が近い人のテーブルを回り、
「Happy Birthday」を生演奏

サン・サーンスの「白鳥」も演奏してくれる。
さすがにこの曲は私も知ってます

1時間くらいねなどと言いながら参加したのに、結局最後まで。
意志の弱い私・・・。

お嬢さんがプログラムの写真を撮影したり、プログラムやチケットを制作したり、
奥様はご自身のH.Pで告知をしたり、受付でみなさんにご挨拶したり、とご家族のフォローも完璧

なんてクォリティの高い家族構成

爪の垢をいただいて帰りたい・・・。

奥様とお嬢さんは12月に銀座で個展をなさるとか。

タイトルは

「Natsuki Goto + Ayako Goto 親子で何かやってみる?vol.2 」

この日一緒にいった友人の一人とおじゃまする約束をした。
今から楽しみだ

連休明け早々、夜遅くまで楽しい時間を過ごさせていただきました。
みなさん、今週もがんばりましょう
















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クリスマスアレンジ vol.1 スワッグ

2014年11月25日 | フラワーアレンジメント

今年もクリスマスアレンジの季節がやってきた

毎年、この季節のレッスンは気持ちが華やぐ

例年、11月にプリザーブドフラワーや、ドライになっても大丈夫なグリーンを使ってのリースのレッスンがあり、
12月に生花を使ったアレンジのレッスンがある。

今年の11月のレッスンは、同じ資材を使って、リースかスワッグどちらか好きな方を作る。

ここ数年、毎年リースを作っていて、どんどんたまっていくので、
今回はスワッグにチャレンジしてみる。


スワッグとは

葉に殺菌・抗菌作用のある常緑樹・針葉樹を使い部屋の色々なところに飾り、
魔除けや豊作を願って飾る。
実際に今でもリース等の飾りに使用される樹木はヒノキ系の針葉樹(杉の木の仲間)やモミの木や
キリストの受難を表す柊(ひいらぎ)等の魔よけや宗教的意味合いの強いものと、
麦の穂や実ものの蔓や
松ぼっくり、リンゴなどの農作物に関係する物が良く使われています。

とヤフー知恵袋に出ていた


まずは土台を準備。



ドライ用のオアシスにネットを巻きつける。

ここにアーティシャルグリーンを挿していく。



挿し方は各自自由だけれど、私はティアドロップという 雫のような形にしよう

形を作るのがとても難しくて、すごく時間がかかる。(私は・・・)

この日、一緒にレッスンを受けていた他の方はリースを作っていた。
リース台に挿していくので、比較的形がとりやすい上に、みなさん手先が器用なので、次々と仕上がっていく



なんとか形になってきたら、オーナメントをつけていく

今回のオーナメントは色を抑えたナチュラル系。

 

最後にリボンをつけて、ようやく完成



今までで一番時間がかかったかも

でも、ゴージャスに出来上がったので、ものすごい達成感。

次回、クリスマスアレンジも楽しみです








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【観劇メモ】狂犬八景

2014年11月24日 | 演劇

昨年通っていたセミナーでご一緒した、青木友哉さんという俳優さんが出演する舞台のご案内をいただいた。

会場は原宿にあるVACANT HARAJUKU

前日に福祉住環境プランナー2級、なんていう試験を終え、気の緩んだ私は
日曜日の午後、ひとりで原宿に出かけて行く

劇場というより、ギャラリーという感じ。
観客席にはやはりセミナーでご一緒した方たちが2人、観に来ている。

会場となる2階のスペースにはステージは無く、普通の床の上で演じている。

演じている背後には、入口から2階へ上ってくる階段があって、
これを劇中、とても有効に使っていたのが印象深い。

東京の街にゾンビではなく、狂犬が蔓延したら?というちょっと怖いお話。

「犬を拾いに」
「部長は荒野を目指す」
「漫画の世界」
「賛美歌」

4話で構成されている。

青木さんは1話と4話にご出演。

1話の舞台はコンビニ。

ここで、最初の狂犬が現れる。

原因不明のウィルスに侵された狂犬が人間を噛むと人間も発病し・・・、
というホラー映画にありそうなお話の伏線がここで張られていく。

青木さんはコンビニの店長の役。

2話の舞台は江東区にある製菓会社。
この時点で、江東区に戒厳令が敷かれ、会社の人たちは家にも帰れない。
オンナ好きの部長が諸々追い詰められて外にでてしまう・・・。

3話の舞台は漫画家の印税御殿。

雑誌の取材を受けている漫画家と仲間たちの動物虐待の快感を語るシーンがちょっと怖い。
こういう人いるんだろうな、と妙にリアル。

4話の舞台は動物愛護センター。
保護された犬や猫の譲渡会直前。
ここで今まで登場した人たちの点と線が一気につながる。

青木さんはコンビニ店長を辞めて動物愛護団体に転職していた。

タイトルからもっとグロい舞台を想像して、犬が苦手な私は、
ちょっとどうしようかな、って感じだったのだけれど、グロいって感じはほとんどなかった。
むしろ、狂犬に囲まれてるっていう感じがしないくらい。

外に出られない恐怖や緊迫感みたいなものはあまり伝わってはこなかったかも。

でも、とてもテンポがよく、特に2話では、結構笑えるシーンもあり、
寝不足気味だったにもかかわらず、眠くなることもなく一気に最後までひきつけられた。

公演のコンセプトに
「なぜ、一周してゾンビでなく犬をモチーフにしたか、切実な着地をしていると思います」
とあるが、素人の私には、どこに着地したかよくわからなかったけれど、単純に楽しめた。

それにしても、日曜日の原宿はとにかく人が多い

目指す方向がゆっくりと下り坂になっていたので、少し上からものすごい人波を見下ろすことになる。

私はこの人ごみの中を通り抜けて目的地にたどりつけるのだろうか、と
本気で心配になり、案の定たどり着けない・・・

おしゃれな案内図は、ざっくりしすぎて土地勘のない私にはさっぱりわからない。

恥ずかしいけれどお店のお兄さんに道を聞いてしまった
開演に間に合ってほんとによかった

この日、セミナーでご一緒した別の方も別の場所で舞台に出演されていたようだ。

毎日、いろんな場所でたくさんの演劇が上演されている。

今まで、商業演劇しか観たことがなかったけれど、知らない世界がこんなにあるなんて、
今さらながらびっくりだ。
教えていただかなければ、一生行かなかったであろう場所に足を運ぶことが増えた。

そうそうたくさんは行けないけれど、
セミナーの皆さんのおかげで、ちょっとちがった楽しみが増えた今日この頃である






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懐かしい再会 ~今月2度目の・・・

2014年11月20日 | 友達
今月初めに二人の同級生が上京し、楽しくも怒涛の2日間を過ごしたのは記憶に新しい。

で、今月2度目の同級生上京シリーズ

高校卒業後、進学のために上京し、その後何年か東京で働いて、地元に戻っていた友人が、
勤務先の研修で上京

こちらに住む同級生4人と一緒に5人の女子会(?)となった

有楽町の駅で待ち合わせて、すぐ近くにある「6th by ORIENTAL HOTEL」へ。

いつも、素敵なお店をチョイスしてくれる友人の一人が予約しておいてくれた

行ってみて気が付いたのだけれど、大学時代の友人と帝劇でユーミンの舞台を観たときに、お茶したところだ


5時半からの予約に早めに着いた私達。
お食事メニューは5時半からとのことなので、とりあえず飲み物を・・・

すぐに5時半になり、いきなり照明が落とされ、店内がかなり暗~くなり、
小さい小さい字のメニューが配られる・・・

読みにくい・・・

なんとか頑張ってお料理を注文し、
次々と運ばれてくるおしゃれで美味しいお料理をほおばりながら、しゃべるしゃべる

ここ数年、催されている同級生たちとの新年会や納涼会のように、大勢で集まるのも盛り上がって楽しいけれど、
このくらいの人数だと より込み入ったプライベートな話も出来て、種類の違う楽しさだ

オンナだけっていうのも、これまた楽しい

地元の病院に勤務する友人は、新しく導入するシステムの研修を受けるため、代表としてやってきたらしい。
すばらしい

友人達が活躍してる姿を見たり、話しを聞いたりすると、ほんとにうれしくて、
私もがんばらなきゃ、と前向きな気持ちになれる

女性陣も だんだんと子育てが一段落して、自分のために使える時間が増えてきた。
ここから介護が始まるまでの大切な時間を有意義にすごしたいものだ。

今の年齢なりの容姿の手前に、高校時代の姿がそのままかぶさって見える。

タイムスリップしたかのように、気持ちはあのころに飛んでいく。

想い出話と、今の自分の置かれているそれぞれの場所での話が交差して、
話しても話しても話は尽きない・・・

翌日から2日間の研修を控える彼女のことも考えて、名残惜しいけれど、早めにお開きに。
来年からはこの研修は札幌で受けることになるだろう、と彼女は言う。

次回は仕事じゃなく、遊び来ればいいよ
と、まるで高校生が近くに遊びに行くかのような気軽さで、誘いあう私達。

そしてあっという間に数年が過ぎてしまうことはわかっているけれど・・・。

こうやって、若いころの気持ちに戻って、とりとめのない話をするのは、
高い化粧品よりもアンチエイジング効果があるかもしれない。

思いがけず、楽しい時間を過ごせました

ありがとう

また、お会いしましょう









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押尾コータローコンサートツアー2014"PANDORA"

2014年11月12日 | コンサート
2つの舞台と1つのコンサートを巡る、というかつてない怒涛の2日間

今年3月に上京した同級生が2日で4本の舞台を観る、という快挙を成し遂げ、
すごいな~と他人事のように思っていたが、まさか自分がそれに近いことをやることになろうとは・・・。

前日、シアターコクーンで「皆既食」
この日昼間、パルコ劇場で友人の一人と「紫式部ダイアリー」を観た私は、
「皆既食」も一緒に行ったもう一人の友人とオーチャードホールへ向かう。

彼女たちの上京の知らせを受けるより前に、チケットをゲットしていた
押尾コータローコンサートツアー2014 ”PANDRA”

誰と行こうかな~と思っていたところに、彼女たちの上京の連絡を受け、
一人はこの日も泊まる、と言うのでお誘いしたところ快諾してくれた

今回の舞台やコンサートは、偶然にも奇跡の全部渋谷。
シアターコクーンとオーチャードホールは同じビルの中なので、
この日一緒に行ってくれる友人は同じ建物にしか行ってない
なんて効率のいい

押尾さんのコンサートは、というか私が行くコンサートは、
だいたい観客の年齢層が高いので、時々しか立たなくていいのがうれしい

毎回思うことだけれど、ホントは後ろに何人かいるんじゃないの?ってくらい、
色んな音が重なり合っていて、どの指がどの音を出してるのか不思議でならない

なにより、本当に幸せそうな表情で演奏している押尾さんがたまらなくステキ

今回のタイトルにある「PANDRA」というCDはまだ買ってないので、初めて聞く曲ばかり、って
思っていたら、聞き覚えのある曲が・・・

「いつか君と」ってタイトルのこの曲は三菱地所のCMで流れている


演奏の合間に、この夏、押尾さんが小倉久寛さんのひとり立ち公演に出演したときのお話に・・・。
お盆の時期と重なって、どうしても行けなくて悔しい想いをしたのを思い出す

この公演では、毎年小倉さんが最後にかなり激しいダンスを披露してくれる。
今年も、そうだったようで、しかも押尾さんも踊ったらしい

で、舞台上でその時のダンスをちょっとお披露目。

う~ん、ビミョー

この時、ダンスの指導をしたのは植木豪さんとおっしゃる世界的に有名なダンサーの方・・・だとか。
ごめんなさい存じ上げませんでした

この方がゲストで登場し、おなじみ「戦場のメリークリスマス」のギター演奏にあわせて、
しっとりとしたダンスを・・・

見えない糸で引っ張られているかのような、同じ人間とは思えない体の動きに圧倒される

いったん、コンサートが終了したけれど、当然拍手は鳴り止まない。

そしていつものようにお着替えをして、アンコールがはじまる。

ここで恒例のひとりメンバー紹介。

ベースとかドラムとかさながらバンドのように、全部一人でやっちゃう


この日、客席にはピンクレディーのミーちゃんが。

押尾さんが声を掛けると、舞台上に上がり、ギターの演奏であの名曲(?)「UFO」を歌って踊ってくれた。
相変わらずお美しく、スタイルも完璧だ
この日の観客の年齢層なら誰もが知っているので、盛り上がりがハンパじゃない。

アンコールのシメは「ナユタ」

壮大なスケール感のこの曲を聴くと、なんだか小さいことが吹っ飛んでいく。

そして鳴り止まない拍手に再度現れてくれた押尾さんのホントにホントの最後の曲は
「美しき人生」

これを、マイクなしで生音で演奏。

水を打ったようにし~んと静まりかえった会場に、小さいけれど美しい音色が広がっていく。

自分で口にするにはちょっと頬を赤らめてしまうようなタイトルだけれど、
静かに静かに心に染み入ってくるというか・・・。

なんだか、心のずっと下の方にたまっていたどんよりと濁っていたものが流されるような・・・

すっかり癒されて、友人と二人会場出ると、もうすぐ9時になろうとしている。

渋谷はちょっとニガテなので、友人のホテルのある御茶ノ水まで移動して、軽く夕食をすませる。

彼女は翌日、一緒に上京しているお父様と甲府に行く、とのこと。

楽しく懐かしい2日間が終わろうとしている。

それはそれは濃密な2日間を過ごさせていただいた友人たちに感謝

夢のような2日間でした

またお会いしましょう






















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