ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

今季最後のマーマレード

2018年05月31日 | 手作り
いつもより少し早めに夕食の後片付けが終わった水曜日の夜。

ドラマ「正義のセ」を見ながら、黙々と夏ミカンをむく。

今季は例年より不作で、15個しか取れなかった。

GWに収穫し、一度マーマレードを作ったり、ミカンをそのままおすそ分けしたりしているうちに、残り5個となり、少ししんなりしてきた。

最後のマーマレードを作ろう。

包丁でばっさり4つに割って、が~っと皮を剥き、とりあえず水につけておく。

果肉を袋からどんどん取り出しボールに入れる。
形なんて崩れたってかまわない。

果肉が取り出せたら、小さいナイフで皮の白いところを削り取る。

そして、細く細く切って、また水にさらす。



果肉に砂糖をふりかけ、皮を3回茹でこぼす。

皮が嫌だ、という次男のリクエストで、半分は果肉を砂糖でさっと煮ただけのプレジールに。
残り半分は、翌朝しっかり煮込んでマーマレードに。



この春は、花もたくさん咲いたし、小さな実もでき始めたので、来年は豊作の予感





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五月の庭

2018年05月30日 | ガーデニング
庭がにぎやかだった4月に引き続き、5月もいろいろな花が咲いて楽しい。

しかも、5月は実のなるものがいろいろ。

夏ミカンの新しい花が咲き始めた。



今年は昨年に比べるとかなりたくさん花が咲いてるので、実もたくさんなるかも。

ということで、今なっている実を収穫。



夏ミカンは15個。柚子が2個。
もっとも柚子は何個か食べちゃってる。

少しだけどイチゴも。



ジューンベリーはことしもたくさん。
例年は、完全に赤くなる前に鳥がついばみ始めて、かなりの量を食べられてしまうのだけれど、今年は周辺にカラスが多いせいか小さい鳥があまり来なくて無事だった。



こんなに採れました。



ブドウも何かしないといけないんだろうけど・・・。



この季節はバラも次々と咲きます。





フラワーアレンジの残りを挿し木した小さなバラもラベンダーに紛れて健気に咲いている。



地植えにしたもう一種類のラベンダーもいつの間にか咲いている。



いつもはアイビーの中でグダグダになって咲いているクレマチスが、今年は姫リンゴの木に絡まって咲いている。



エゴノキの花が散った後は



緑色の小さな実がぶら下がっている。



なんだかかわいい。

ヒペリカムもフラワーアレンジの残りの一枝を挿し木したら、今では私の背を超えている。



鮮やかな黄色の花が咲いた後に、これまた鮮やかな赤い実をつける。

玄関前のタイサンボクは水はけの悪さに一度は枯れそうになったけれど、見事に復活。




ヤマボウシの花も今年はたくさん咲いた。



柔らかい色のブルースターや



白い小さなチェリーセージ



2種類のアジサイも





数年前に鉢植えのカラーを地植えにしたら、ほったらかしでも毎年ちゃんと咲いてくれる。
しかも増えてる。



大好きなシャラの花もいつの間にか咲いていてもう少しで見逃すところだった。



と、盛りだくさんの5月が終わると、夏に向けて咲く花がガクッと減る。

今年は足腰の調子も昨年よりはよくなったので、少し夏に咲く花を買ってこようか・・・。

























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ジューンベリージャム

2018年05月27日 | 手作り
6月が近づいてくると、ジューンベリーの実が赤く色づき始める。

例年、実が赤く熟す前に鳥がついばみ始め、かなりの量を食べられてしまうのだが、今年は周辺にカラスが多いせいか小さい鳥が少なくて、ゆっくり収穫できた。



上の方に取り残しはあるけれど、鳥たちに少しだけ残しておこう。

ジューンベリーのジャムはブルーベリーよりも濃厚で、長男の大好物。

問題は・・・種が硬い

数年前まではCOOKPADなどに出ているレシピ通りに、煮込んだあとに必死で裏ごししたものだ。
裏ごしだけでも軽く1時間はかかってしまう。

で、何とか手を抜けないか、いや時間を短縮できないか、と思いついたのがこれ。



ジューサー

煮込む前に、ジューサーにかけて、種を取り除いてしまう。
皮も取り除いてしまうので、若干カサは減るものの、果汁を煮付めれば十分だ。



すでにちょっとゼリー状の果汁に砂糖とレモン汁を加え、ぐつぐつ煮込む。

先日、少しだけ採れて冷凍していたイチゴも一緒に入れてしまおう。



そもそも柔らかいので、そんなに時間はかからない。

マーマレードに比べるとものすごく楽ちんだ。



完成です

裏ごししていた時と味は変わらない・・・と思う。

しばらくは長男の朝食のヨーグルトにこれがトッピングされます







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母と二人で~北海道最終日~

2018年05月18日 | 旅行
母と二人のグダグダの旅もついに最終日。

そもそもこの日は別行動の予定だったので、レンタカーも返してしまったし、ノープラン。
母が昼間出かけるはずだったので、飛行機は18時。
かなり時間がある。

しかも、小雨がぱらついている

ホテルのロビーに置いてあったパンフレットの中で観光バスとか観光タクシー、っていうのに目が止まる。

観光バスは出発時間が早くてもう間に合わない。
ならば、と観光タクシーを見てみると、市内花巡りコース、というのがあって、花が咲いている場所を巡ってくれるらしい。
しかも、割り増し料金で千歳空港まで連れていってくれる。
高齢の母をつれて公共の乗り物で観光するのはちょっと厳しい。

フロントで聞いてみたら、電話で色々聞いてくれて、申し込んでくれた。

7階のロビーまで運転手さんが迎えに来てくれて、いざ出発。

最初の目的地は百合が原公園。



寒い・・・

すぐさま入り口近くの温室へ。





色鮮やかな花がたくさん咲いている。
よく見ると値札が付いている。

売ってるんだ・・・。

欲しいお花もあったけど、さすがにここから持って帰れない。

雨がやんだので、バラが咲いているというエリアに行ってみると、一つも咲いてない。
あたりをぐるっと見回してもどこにも花の気配はない。
どうやらまだ早かったらしい。

花もないし寒いし、見終わったら電話してって言ってた運転手さんに早々に連絡して、出口に車を回してもらう。

次の目的地はモエレ沼公園。

運転手さんはとても楽しい方で、お話が上手。
時折顔を出す訛りに聞き覚えがあるなあ、と思いながら聞いていたら、もともとは仙台の方だとおっしゃる。
仙台出身の母とすっかり意気投合。
話がますます盛り上がる。

イサム・ノグチが基本設計を手掛け、完成を待たずに亡くなってしまった、というこの広大な公園。
昨年、公園のあちこちに彫刻などの作品を展示するイベントをやっていて、行きたいなー、と思っていた。
今は何のイベントもやってないけれど、ガラスのピラミッドが見たい。

車を降りると、いきなり広い。



ピラミッドを目指してずんずん歩く。





中に入ると、有名な和紙の照明器具。



その昔、妹と暮らしていたボロボロのアパートの4畳半の部屋に、これの偽物をぶら下げていたものだ。

ピラミッドの中に入ると



上に向かって吸い込まれそう。

ガラス張りのエレベーターに乗って上まで行ってみる。



屋上展望台にあがってみると、マジで吹き飛ばされそうなくらい風が強い。

上から公園をみおろすと・・・



広い

どこまでが公園なんだろう・・・

あまりにも風が強いので、中に戻ってピラミッドの中を見下ろす。



さっき入ってきたときにベンチに座ってお弁当を食べていたグループはいなくなってる。

平日だからだろうか、ゆったりとした時間が静かに流れていく。

近所にこんな施設があたら入り浸っちゃうなあ。

なんてぼんやり思っていたら、大学時代の友人のことをふと思い出す。

彼は卒業設計の原案で、ガラスのピラミッドを計画して、教授に見せたところ、ぼろくそに言われて却下されていた。
こんなものが構造上できるわけがない、と。

やがて、月日が流れ、ルーブル美術館にガラスのピラミッドが現れたとき、「できたじゃん」と思ったものだ。

そしてここにも。

彼の着眼点は間違ってなかったんだなあ、などと思う。
今はどこで何をしてるんだろう。

ここで母がトイレに行きたい、というので探してみる。

新しいおしゃれな施設にありがちな、おしゃれなピクトサインは、ちょっと目につきにくい。



近くまで行けばわかるんだけど・・・



ピクトサインはやっぱり誰にでも見つけやすくないと・・・。

帰り際に、記念にポストカードを買っちゃう。



イサム・ノグチのドローイング。

今日は寒いので、公園の中にある小さな山のほうには行かず、運転手さんに車を回してもらう。

そろそろお昼にしようか、という話になり、「白樺山荘」というラーメン屋さんに案内してもらう。
運転手さんとすっかり意気投合した母は一緒に食べよう、などと誘っている。

結局3人で一緒にラーメンを食べる。
ゆでタマゴが食べ放題、ってことだけれど、そんなに食べられない・・・。

食後にアイスクリームでも、と連れて行ってくれたのが謎のジェラート屋さん。



普通の酒屋さんの中にジェラートが売っている。

不思議だけど美味しい
でもここがどこなのかさっぱりわからない・・・。
二度と行けない気がする。

さて次に行く予定だったのは、スズランが有名な滝野すずらん丘陵公園。
でもこれまでのことを考えると、まだ咲いてないんじゃないか、と運転手さんがおっしゃる。
だったら支笏湖に行きませんか?

ってことで、予定を変更し支笏湖へ。
観光バスと違って融通がきくのが観光タクシーのいいところ、とフロントのお姉さんも言っていた。

このころには、朝の雨が嘘のように青空が広がっている。



遊覧船に乗ってみるのもいいですよ、と運転手さん。

遊覧船乗り場に向かう道を歩いてみる。





乗り場の人に聞いてみると、この次の船まで満席とのこと。
それだと飛行機に遅れてしまうので、残念だけど今回は見送り。

 





美しい湖を眺め、きれいな空気を吸い込んで、私たちは空港へ。



長いようで短かった4日間の旅もいよいよおしまい。

北海道を後にして



羽田空港へ



なんだかんだで東京の夜景は迫力がある。

昔、北海道から千葉の大学に出てきたときは、北海道は「帰る」場所だった。
いつの間にか帰る場所は千葉になっている。

けれど、北海道で会う友人たちは別れ際に「また帰っておいで」って言ってくれる。
この一言が心にしみる。

今回は母に合わせて振り回されてへとへとになったけれど、母と二人で旅行するのは初めてかもしれない。
昔、どたばたと北海道を後にしたときに置いてきてしまった母のいろいろな想いは、今回の旅でたどることはできたのだろうか。

仙台から嫁いだ母の第二の故郷となった北海道への思いの深さは測れないけれど、人生の終わりに近づいた母の心残りが少しでも減ったならよかったと思う。

突然の訪問した母を笑顔で迎えてくださったみなさん、ありがとうございました。
最後って言ってるけど、また行くかもしれません

その時はまた、よろしくお願いします。
それまでお元気で

































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母と二人で~北海道3日目~

2018年05月17日 | 旅行
ホテルの部屋が冷房が使えず暑くて寝苦しくて、睡眠不足のまま目覚めた早朝、母の携帯にかかってきた一本の電話が衝撃の事実を告げる。

思い出すのは昨日の車中。
最終日にランチをおつきあいいただく札幌在住の母のお友達の家に何度電話しても留守電で、待ち合わせの約束ができない、という。
自分の携帯番号を教えてない、というので、留守電に入れておいたらいい、と提案した。
このとき、ちょっとイヤな予感がした。

で、かかってきた電話の相手の方と母の話が噛み合ってない様子なので、電話を代わってみると・・・

「おそらく、間違ってかけてらっしゃると思います」
という、優しそうな女性の声。
「何度も留守電に入っていて、お急ぎのようでしたが、教える手段がなくて。昨日携帯番号が入ってたのでお知らせしました」

ホントに申し訳ありません
そして、ご親切にありがとうございます

こっちが100%悪いのに
「朝早くからスミマセン」
とまでおっしゃってくださる。

思わず電話しながら頭を下げる。
ああ、こういう人になりたい❗

電話を切って横でキョトンとしている母に間違いを告げると、そんなはずはない、と一歩も引かない。

だって先方が違うって言ってるんだから

母と一緒に住んでいる妹に年賀状を確認してもらったら、全然番号がちがう、のにまだそんなはずはない、と言い張る。

自分が年をとったら人の言うことは素直に聞くよう気をつけよう、と心に誓う。

さて、この日は昔お世話になった札幌在住の親戚の家に向かう。

お世話になった叔父がこの冬亡くなったので、せめてお線香を、という母の希望だ。

ホントにたくさんのご迷惑をかけてしまったので、私にとってはかなり敷居が高い。
どの面下げて、って感じだ。

到着までは、緊張していたのだけれど、従兄もその奥さんもとても優しくて、手作りの昼食まで用意していてくれた。
嬉しいことこの上ない。
美味しい昼食と、お土産までいただいて、私たちはお墓参りにむかう。

あらかじめ昨年お墓に連れていってくれた従兄に場所は確認してあったので、広大な霊園の中で、なんとかみつけることができ、亡き祖母に手を合わせる。

帰りの車中、正しい連絡先がわかって連絡が取れたお友達から母の携帯に電話が入る。
翌日の約束だが今日の夜にしてほしい、とのこと。

ってことは明日は母の予定が無くなる。
母がいないと思ってランチの約束をした友人にキャンセルを告げる。
予定していてくれたのに、申し訳ない。

さて、今日の夕食はどうしよう。

少しの時間でも空いたら連絡して、と言ってくれていた友人に連絡をしてみたら、ご主人と飲みに行くから一緒にどう?
と言ってくれた。
ご主人とは以前にもお会いしているので、お互いに気が楽だ。
しかも、ご主人は私の大学の後輩と同じ会社で懇意にしているらしい。
世間はホントに狭いので、ぼんやり生きていてはいけない、と改めて心に誓う。

水入らずのところをお邪魔してしまったが、美味しいお店に連れて行ってくれて、思いがけず楽しい夜を過ごさせていただいた。

今回の度では母に振り回されっぱなしで、へとへとだ。

とりあえず、レンタカーはこの日返却したので、明日は運転しなくて済む。

今日も私たちのために予定をあけてくださったみなさん、ありがとうございました。

さてさて明日はどうなることやら。





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