落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

向こうではブタ年

2007年01月02日 | 日常・身辺
 「日本の常識は世界の非常識」などと云われるが、日本では亥年だが韓国ではブタ年だそうだ。恥ずかしながら知らなかった。
【ソウルからヨボセヨ】黄金のブタ年 (2006/12/30 08:19)産経新聞
 来年の干支(えと)は「亥」で日本ではイノシシだが韓国ではブタである。イノシシが家畜化してブタになったといわれるから両者は親戚(しんせき)だ。韓国語ではブタは「テジ」でイノシシは「メッテジ」という。「メッ」は韓国の古語で「やま(山)」を意味する。だから野生のイノシシは「山ブタ」ということになる。
 干支の「亥」が日本でイノシシになったのは“猪突猛進”でも分かるように、あの野性的な勢いに好感してのことかもしれない。一方、ブタは多産で家畜として財産になったから、韓国では福を呼ぶ縁起のいい動物になっている。貯金箱も昔からブタのかたちをしている。だから来年、年男や年女になる亥年生まれは、日本では“元気”いっぱいというイメージになるが、韓国では“富”や“福”のイメージだ。
 ところで韓国では来年の「ブタ年」は600年に一度の「黄金のブタ年」といわれ、この年生まれは“金運”、“財運”に恵まれるとされている。そこで来年はベビーブームが予想され、妊婦は年末出産を遅らせたり、赤ちゃん業界は需要拡大に期待を膨らませたりしている。日本以上の出産率低下に困っていた政府も一息つきそうだとか。ソウルの街には黄金色のブタ人形があふれている。(黒田勝弘)

 中国でもそうらしく、南寧(南中国の広西チュアン自治区2006年12月30日)の動物園のアトラクションでブタのダイビング公演があったとの写真(新華社)があった。

 新華社のニュースでは、サダム・フセイン処刑直後の生々しい写真も掲載されていた。また中国のインターネット人口が1.32億人に達したとも報じている。ただし言論規制は強力とのこと。

中国:ネット利用者数1・32億人、強化される当局の監視・統制 (06/12/31 11:42)
【大紀元日本12月31日】中国のインターネット利用者は昨年より30%増加し、2006年末には1・32億人に達し、米国に次いで世界2位を占めている。その内、ブロードバンド利用戸数は5200万戸に達し、中国国内のウエブサイトは約80万サイトに上るという。中国では、ネット利用による産業の振興や教育分野での活用が進められる一方で、中国共産党(中共)当局は、体制批判につながる言論の規制を強化している。

 英BBCによると、中国におけるインターネットは単一の業種から社会と大衆に深く溶け込んだものになったとし、ネット利用者は年々増加しており、2004年の利用者数は9400万人に対し、2005年の上半期だけで、1億人を突破したという。

 中国情報産業部の王旭東・部長によると、政府は現在農村へ各種情報伝播を推進しており、2007年には中国東部地区のブロードバンドが郷・鎮・村まで広げ、東部と中部地区の行政村町もインターネットが利用できるように進めているという。

 インターネットの迅速な発展は実際、ネット・ビジネス、広告および旅行業の繁栄を促した。しかし、中国共産党(中共)当局は、人民に対してインターネットの利用によるビジネス運行と教育を推進している一方で、インターネットに掲載する内容に対して、厳しく統制しており、共産党統治を批判するまたは共産党にとって脅威であると思われる内容はすべて厳しい審査を受けるのが現状だ。実際、国際的なIT企業と協力し、それらのソフトウェアを購入して巨大な監視・統制システムを作り上げる金盾プロジェクト(Golden Shield Project)を進めており、2008年に完成するという。

 国境なき記者団は、中共がインターネットの言論自由を抑圧していると非難したが、これに対して、中共当局は否認している。