かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

工作船

2006年05月21日 | Yokohama ( Japan )

今日の天気は最高。といっても特に予定はなかったので、フラッと赤レンガ倉庫に行ってみた。マリンスポーツフェスティバル(プレジャーボート、フィッシングなど)をやっていた、。ボートは、ピンからキリだが、安いものは、買えない値段でもない。でもその後の維持費がたいへんだろう。
ウクゾウなるキャラがうろちょろしていたが、胸のワッペンを変えれば、どこのキャンペーンでも使える優れも(○×△ゾウ)?なのである。トブゾウ、アソブゾウ、ミルゾウ、ヤセルゾウ、何にでも使えるゾウ。
ちなみに鼻の部分に手が入っており、ちゃんと動く。その代わり、右手は動かないようだ。


赤レンガ倉庫の奥に、横浜海上保安部があり、並んで海上保安資料館横浜館がある(写真の右側のかまぼこ状の建物)。そこに、2001年12月に巡視船と銃撃戦を演じた上、自爆沈没した北朝鮮の工作船が展示されている。

実物は思ったより大きく、最初から戦闘用に作られたものであることがわかる。残留品から北朝鮮の船と特定された訳だが、ひどい話だ。考えてみると、第二次世界大戦以降、日本が本格的に行った、初の戦闘行為と言えるのかもしれない。行くと、中は写真撮影禁止だが、丁寧なパンフレットがある。当時のビデオの放映や、遺留品展示もある。百聞は一見に如かず。

海上保安部の横には、巡視船が止まっていて、今日は、”しきしま”という船が止まっていた。世界最大の巡視船らしい。ちょうど行った時間に、ヘリコプター離陸のデモンストレーションをやっていた。なかなかの迫力だ。

無料(ただ)では、国は、守れない。

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すごい天気

2006年05月20日 | Topics

とにかく目まぐるしく天気が変わる一日だった。
未明、横殴りの雨で、目が覚め、曇りの中ゴルフに出発。強風+カンカン照りの下、ゴルフに興じ、表彰パーティの時は、土砂振り。帰る途中にまた晴れてきて、今日のこのすさまじい天気を締めくくるように、大きな2重の虹が、くっきり見えた。

昨夜は、幹事に、雨でもやるのかとの電話が多数あったようだ。朝、家を出る時は、びしょぬれゴルフを覚悟していた。プレー中に、一滴も雨が降らなかったのは、奇跡に近い。自称”晴れ男”がいて、朝、今日の天気は持つと、自信を持って言っていたが、その通りになった。晴れ男は存在する。ちょっと日焼けをしてしまったのが、心配。
ゴルフの方は、好調を持続し、帰国後ベストスコアを記録。どこまで、伸びるか?15年前の自己ベストには及ばないが。

今日は、この天気のせいか、鹿が東名高速に迷い込み、大捕り物があったそうだ。どこから入ったのか知らないが、かわいそうなことをした。もっとも、アメリカでは、動物が道路に出てくるのはしょっちゅうで、はねられているのをよく見た。ウサギが多かったと思う。特にひどい(人間にとって)のは、スカンクで、周辺には、すごい臭いがたちこめ続ける。本当にはねてしまった車は、しばらく乗ることができないそうだ。
アメリカでは、大きなForest Reserveが、そこかしこに維持されていて、動物達がたくさん生息しているのだが、柵で囲って置く訳にはいかないので、悲劇はたくさん起きていた。それでも、自然の森を、立ち入り禁止にして、多く残しているのはすばらしいと思った。日本ではなかなか難しい。

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マジカル・ヒストリー・ツアー

2006年05月19日 | The Beatles

朝日の夕刊を見ていたら、事故時の改札、やっとスイスイという記事があった。私も、以前とんでもないと書いた件だが、ようやく改善されるようだ。代替措置も19日からスタートということなので、もうあのような馬鹿げたことは起こらないのだろう。システム設計時に、この問題をどう考えたのかは不明だが(イオカードからの流れで、特段の検討はしなかったのだろう)、とりあえず、改善に向けて動いたことは、評価したい。ブログなど、庶民の声が集約しやすいネットーワークの存在のおかげも、少しはあるのかもしれない。

5/20よりいよいよダ・ヴィンチ・コードが封切になるが、やっと出だした評によると、原作に比較的忠実な内容らしい。私は、そっちの方が好きだ。結末が原作と全く違うケースがあるが、小説家が一所懸命練った構想と違ってしまうわけで、ちょっと悲しい。ジュラシックパークのように、エンタメ中心の映画の場合は、いいが。

マジカル・ヒストリー・ツアーという文庫本を読了した。原作のTicket to Rideは買ってあったのだが、例の如く積読になっていて、邦訳が先に出た。ビートルズの64年と65年の全米ツアーに、ラリー・ケーンというラジオ放送局の記者が、同行することになり、その歴史的なツアーの一部始終を、21世紀になって本にまとめたものだ。
この陳腐な題名を見て、あまり期待はしていなかったのだが、中は相当面白かった。マジカル・ヒストリー・ツアーの題名は、もちろんマジカル・ミステリー・ツアーの捩り(もじり)なのだが、原作名(Ticket to Ride )とは全く異なる。でも、Ticket to Ride (≒ 涙の乗車券)という題名よりは、この安易な題名の方が、内容に合っている。当時の写真はよく見るが、その現実を、客観的に、本にしたものは、意外と少ない。キャーキャー騒ぐレベルの話ではなく、本当の命がけのトンデモツアーだったことが良くわかる。写真だけではわからない(または写真では残せなかった真実)が、かなりリアルに綴られている。暴露本と言ってしまえばそれまでだが、ラリー氏が、暖かく、かつフレンドリーにビートルズに接する様子は、ジャーナリストとしてではなく、人間(友達)として接しているように見え、好ましい。

全米各地のキャラもうまく表現されており、在米経験6年8ヶ月の私としては、そのフィーリングも少し共有できて、尚面白い。当時のクレージーな雰囲気を味わいたい人にはうってつけ。
そう言えば当時同僚だったM女史(というよりMおばさん)は、シカゴでのコンサートに行ったのが自慢だった。井口の活躍するホワイトソックスの本拠地で、今の新しい球場のなる前のコミスキーパークでのコンサートだ(駐在当時に、新球場が建設された)。親の反対を押し切ってコンサートに行ったことを、面白おかしく話してくれた。今もお元気だろうか。

翻訳は、室屋憲治(ムロケン)という方だが、当時の状況、背景をすべて理解された上で、翻訳されているので、本当にうまくできている。伝説の、シェイスタジアムのコンサートに行かれたということなので、まさに筋金入り。

ビートルズのすごさを改めて思い知った次第。

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田村さんとポールさん

2006年05月18日 | Topics

今日は、ちょっとびっくりしたニュースが二つあった。
一つは、田村高廣さんの訃報。死因は明らかにされていないが、ついこの前まで、NHKの朝の連続ドラマに出ていたので、びっくり。考えてみると、代表作と聞かれると答えに詰まるのだが、シルクロードファンの私としては、西夏に攻めたてられて、気のふれてしまった敦煌の王様役?が印象に残っている。
合掌。

もう一つは、ポールとヘザーの離別。正直、リンダさんが亡くなった後奥さんになったヘザーさんには、あまりシンパシーはないのだが、子供ももうけてそこそこやっていると思っていた。いろいろ噂はあったが。
仮面夫婦だったのか、財産狙いだったのか(そうではないと願いたい)、真相は、現時点ではわからない。
別れてもお互い元気でやってね。二人とも十分すぎるお金はもっているし。
慰謝料稼ぎに、ポールが日本公演でもしてくれると漁夫の利になるのだが。
学生時代ボブ・ディランのコンサートに行った。その時も、慰謝料稼ぎなどと陰口を叩かれていたが、今となっては、貴重な歴史になっている(多分その時のライヴCDもまだ入手可能と思う)。

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あゆちゃん

2006年05月17日 | Topics
今日は、あゆちゃんことすがやあゆみさんの講演会に行ってきた。
ご存知の方もいるかもしれないが、先天性多発性関節拘縮症による両上肢機能全廃及び四肢筋力低下の障害をお持ちのGALである。H/Pもお持ちなので、興味のある方はどうぞ。
要するに両手、両足の関節が動かず、指もほとんど動かず、そのため、手足も極端に細くなってしまっている。このフィーリングは、健常人が共有するのは、なかなか難しいが、手足を伸ばしっ放しで、拳骨のまんまの状態を想像してもらうと、いかにたいへんかが少しは、わかる。日常活動で、できるものがどれだけあるだろうか。
現在、神奈川新聞にお勤め(週3日勤務、在宅勤務も可とのこと)で、WEBページを作成、コラム執筆などをされたりしている傍らで、マルチタレントとしても活躍されている。
とにかく驚くのは、そのプロアクティブな姿。私のような健常者(めがねをはずすと障害者だが)でも、こんな前向きな生き方ができているだろうか。
世の中であまり身体障害者の方をたくさん見かけないのは、通勤、通学時の介護を受けるための費用の問題で、外に出られないからだそうだ。その介護を受けると、月7万8千円で生きなくてはいけないらしい。なかなかそれで、自立するのは難しい。
説得力のある講演会だった。この世の、☆○×△□達にも、是非聞かせたい!

話は変わるが、身体障害者という言葉の響きがどうも引っかかるのだが、何かもっといいワーディングはないのだろうか。カタカナにすればいいというわけでもないが、特に子供達の世代に差別的な意識を持たせてしまう響きのような気もする。
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