Paul Skellet氏とSimon Weitzman氏の新著。
Mad Day Outの写真集と、全体の雰囲気は、似ている。
3D作品は、余計だったかな。
コラージュ風に写真が散りばめられ、そこに刻々と曲作りの進捗状況が語られる。
本の前半は、当時のサイケの時代が、いかに極端なものだったかが、ビジュアルに語られるので、何故ALL YOU NEED IS LOVEだったのかということもよくわかる。
ジョンのサイケロールスとの写真、グランドピアノの上に置かれた、飲みかけのジュース群?、やや元気のないエプスタイン、真剣な面持ちで、トランペットを吹く4人、全てが当時の真実だ。
日本のシングルジャケットの写真も。
50年以上前の時代の空気が見事に蘇った。
マニア向けだが、サイケの歴史の貴重な1ページ。