さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

ヒラメの放流<柴・江の島>

2022-07-19 11:35:38 | 放流、イベント
7月14日(木)、ヒラメの稚魚放流がありました。

1カ所目は横浜市漁協柴支所から。

立派な大漁旗がお目見えです。


活魚トラックで運ばれてきた稚魚を、釣船へ移動させます。


積み終わったら出発。
神奈川県釣船業協同組合の事業で、1万尾のヒラメ稚魚が
金沢沖に放流されました。

2カ所目は江の島です。

こちらもトラックからリレーで船へ。


江の島片瀬漁業協同組合より、9,463尾のヒラメ稚魚が放流されました。
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KTグループより施設見学

2022-07-19 11:12:00 | その他
7月12日(火)、当協会の活動を支援してくださっている
KTグループから、神奈川トヨタ商事、
神奈川ハマタイヤ、そして横浜ゴムの方が施設見学のために来訪されました。


まずは専務理事から、当協会についての説明があり、


放流前のマダイ稚魚の見学と、エサやり体験


採卵後の波板飼育をしているトコブシ種苗や、
中間育成中のサザエ・アワビ稚貝を見学しました。

実際に生産中の現場を見ていただいて、
当協会の事業に対する理解を深めてもらえる
良い機会になったと思います。
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マダイの稚魚放流スタート

2022-07-14 14:00:55 | 放流、イベント
今週からマダイの県内放流がはじまりました。

活魚トラック積込みから放流までの様子をご紹介します。


まずは水位を低くした円形水槽に職員が入り、
マダイを網の中へ寄せていきます。


追い込み漁のように網の中へ稚魚を誘導。


ある程度集まったら網を上げて、


網の中にあるポケットへ稚魚を集めます。


たるに水を入れてその重さを測り、


水槽の中のスタッフに渡して、そこに稚魚を入れます。


稚魚が入ったたるの重さを測り、水だけの時の重さを引いて、
前日に測っておいた一尾あたりの重さから、たるに入った
稚魚の尾数を算出します。

(稚魚の入ったたるの重さ)-(水だけのたるの重さ) /1尾当たりの重さ
=たるに入った稚魚の尾数


そしてトラックの生簀に稚魚を入れます。


横窓から稚魚の様子を確認。


マダイは酸欠にとても弱いので、細心の注意を払います。

放流尾数分を積み終わったら放流場所へ移動。


1カ所目は松輪です。
今年で10年目となったLOVE BLUE事業の放流も行います。

放流は、生簀から海までホースを通して
サイフォンの原理を使って行います。


生簀の稚魚たちをホースで水ごと吸い上げていきます。


この方法だと、稚魚は水から出ることが無いので、
ダメージが抑えられます。


放流された稚魚たち。


終盤、ホースで吸いきれなかった稚魚は、
たもですくってバケツからの放流になります。


2カ所目は大楠(佐島)です。


撮影用にホースを持ち上げていますが、
撮影後はホースを海に入れています。


初日の放流は無事に終了しました。

今週から来週にかけて、県内各所で放流が行われます。
関係者の皆様、よろしくお願い致します。
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放流前のマダイ測定

2022-07-14 11:45:10 | 魚類生産
明日放流するマダイ種苗の測定をしました。



マダイは泳力が強く、そのままじゃ捕まらないので
エサをまいて集めてからタモですくいます。


一尾ずつ測定。


放流サイズは60mm~ですが、既に70mm以上。
明日の今頃は、放流されて広い海を泳いでいるはずです。
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