さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの稚魚放流 <海辺つり公園>

2022-07-26 14:29:26 | 放流、イベント

7月24日(日)、横須賀市の海辺つり公園でマダイの稚魚放流体験がありました。


これは全日本磯釣連盟神奈川県支部の「青少年・少女 釣り大会」の一環として
行われるもので、当日公園内にいる子どもたち全員が対象です。


最初に当協会専務理事によるマダイが生まれてから稚魚になるまでの
成長について説明がありました。


バケツに入った稚魚を受け取って、


すべり台を使って放流!


このサイズのマダイは、普段あまり見かけないと思うので、
みんな興味津々でした。


暑い中、多くの参加者が放流体験を楽しんで下さいました。

この日放流したマダイ稚魚は1,000尾。
いつか子どもたちが大きくなったマダイを釣り上げてくれたら
嬉しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マダイの放流 <久里浜>

2022-07-26 14:03:29 | 放流、イベント
7月22日(金)、マダイの県内放流もいよいよ最終日です。


この日は久里浜のみ。


そして岸壁放流ではなく、遊漁船が待機しています。


トラックの生簀から船の生簀へ、ホースで稚魚を移動します。


更にそこから、タモを使って各船の生簀に分配していきます。


積み終わった船から順次出発。


沖合い放流です。
横須賀東部漁協は、岸壁ではなく沖合い放流を選択されています。


これにて県内の事業放流は全て、無事に終了しました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マダイの放流 <江の島・腰越・葉山>

2022-07-26 13:29:27 | 放流、イベント
7月21日(木)、マダイの県内放流5日目です。
残すところあと2日!

ここで再び積込み作業のご紹介です。
今回は視点を少し変えてみたいと思います。


では、積み込みスタート。


今回は久しぶりに寄せ網だけじゃなく、巻き網(左側の白い網)も使いました。
2枚の網を使って、余すことなく稚魚を集めます。


集めた稚魚をタモに入れて、バケツ待ち。


バケツが下りてきたら、稚魚を入れていきます。


稚魚の入ったバケツをトラックの上へ。


重量を測り、


生簀に入れると同時に記録撮影。


このような記録がとられています。

稚魚を積み終わったら、放流場所へ。

一カ所目は片瀬江の島です。


組合からの放流もありました。


二カ所目は腰越。



放流していると、漁業者や関係者が集まってきました。
岸壁放流ではこうして間近で見えてもらえるので、
放流や栽培漁業に対して興味を持ってもらえて嬉しいです。

最後は葉山。



こちらでも水面をのぞいて稚魚たちを見守ります。

さて、

放流寸前の稚魚たちですが、
どのように海へと放たれていくのでしょうか。

こちらはトラックの生簀です。
スタッフ2人による共同作業になります。

1人が生簀の中に入り、もう1人はホースで海水を補給しています。


板を使って上手に稚魚を集めていきます。


生簀の隅に集めた稚魚を、逃げないように板でせき止めながら、
ホースで吸っていきます。


海に放たれた稚魚たちは、トラック移動による車酔い防止のため
2日ほど絶食状態です。
そこで、放流後に少しだけエサをまき、体力を回復させます。
2,3日はあまり移動せず養生して、それからは港から出て
浅場に散っていくと思います。


5日目も無事終了。
ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マダイの放流 <福浦・真鶴・岩・小田原>

2022-07-26 11:42:10 | 放流、イベント
7月20日(水)、マダイの県内放流4日目です。

この日は県内でも一番遠い放流場所なので、稚魚の取り上げ作業も早めの4時スタートでした。

一カ所目は福浦です。


穴場的な漁港ですが、すぐ近くに有料道路(真鶴道路)が通っていて、奥には漁協直営の食堂もあります。


二カ所目は真鶴。


こちらは水揚げ場の上に食堂があります。
真鶴半島周辺は昔から魚が多くて有名な地区なので、漁業が大切な産業になっています。


三カ所目は岩です。


真鶴道路にかかる岩大橋が見えます。


最後は小田原。


放流されたマダイを見ようとホースの先を見つめる関係者たち。


海に出た稚魚たちは、元気でした。


城ケ島から一番遠い場所での放流も、無事に終わりました。

関係者の皆様、ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする