7月21日(木)、マダイの県内放流5日目です。
残すところあと2日!
ここで再び積込み作業のご紹介です。
今回は視点を少し変えてみたいと思います。
では、積み込みスタート。
今回は久しぶりに寄せ網だけじゃなく、巻き網(左側の白い網)も使いました。
2枚の網を使って、余すことなく稚魚を集めます。
集めた稚魚をタモに入れて、バケツ待ち。
バケツが下りてきたら、稚魚を入れていきます。
稚魚の入ったバケツをトラックの上へ。
重量を測り、
生簀に入れると同時に記録撮影。
このような記録がとられています。
稚魚を積み終わったら、放流場所へ。
一カ所目は片瀬江の島です。
組合からの放流もありました。
二カ所目は腰越。
放流していると、漁業者や関係者が集まってきました。
岸壁放流ではこうして間近で見えてもらえるので、
放流や栽培漁業に対して興味を持ってもらえて嬉しいです。
最後は葉山。
こちらでも水面をのぞいて稚魚たちを見守ります。
さて、
放流寸前の稚魚たちですが、
どのように海へと放たれていくのでしょうか。
こちらはトラックの生簀です。
スタッフ2人による共同作業になります。
1人が生簀の中に入り、もう1人はホースで海水を補給しています。
板を使って上手に稚魚を集めていきます。
生簀の隅に集めた稚魚を、逃げないように板でせき止めながら、
ホースで吸っていきます。
海に放たれた稚魚たちは、トラック移動による車酔い防止のため
2日ほど絶食状態です。
そこで、放流後に少しだけエサをまき、体力を回復させます。
2,3日はあまり移動せず養生して、それからは港から出て
浅場に散っていくと思います。
5日目も無事終了。
ありがとうございました。