8月22日(水)、マダイの試験放流を行いました。
これは、毎年行っている県下一斉放流を
陸上輸送からの岸壁放流で実施できるかの試験で、
実現すれば天候に左右されることも少なく、
計画的な生産を行うことができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e1/c696e3b70cfc7bd0801e0424bd687184.jpg)
放流には、陸上で中間育成していた種苗を用いるため、
マダイ飼育棟で作業スタートです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/04/47482e23cd9f62ac9cd75560c7fc593d.jpg)
円形水槽の推移を下げて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/36/69196f3cca7ab043fe495b3f5893d5b4.jpg)
活魚トラックの水槽に水を溜めていきます。
準備が整ったら、沖出しと同じ要領で稚魚を集めて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/18/e7afda459cc8fbdbd41210fd792244f1.jpg)
バケツを滑車で水槽内に降ろして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4e/350c9e1d86e9157be441b6f385d704df.jpg)
稚魚を入れて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4d/f2627f60534b3af8fed2e4fefb23be4d.jpg)
滑車で持ち上げて重量を計測。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/c3/e4f7b66de499515b790acb14d2c2b8d0.jpg)
予め1尾当たりの重さは量ってあるので、
最終的な重量の合算から種苗数を算出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a1/59344172f85928f2ee228026da679765.jpg)
それをそのまま活魚トラックの水槽に入れていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/0e/e70ef7c961aa6a174b2e3ef5335fc7d1.jpg)
どの程度の密度まで収容できるかも、ポイントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/be/b5529c3caeeb9e719376a4912aad1ae5.jpg)
高気温のため、各水槽に氷を入れて、蓋を閉めて移動します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/21/7caecac45a0bc0b652cc0aa633014980.jpg)
放流箇所では、現地の漁業者や漁協の職員に
今回の試験について説明します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6a/a5269a5db89faaf9aa987c77f0ebeaa4.jpg)
サイフォンの原理を使って、ホースで海水ごと稚魚を流していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b1/da84eba613522aa022fbbc041f67c74e.jpg)
トラックの上は、こんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/6f/b954381ec2c349bf4d2a0a723c7fd49e.jpg)
ホースを動かして稚魚を吸っていきます。
これも沖出しと同じ要領ですが、
稚魚が大きく成長している分、泳ぐ力も強くて
なかなか吸いにくくなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/5f/60d5e733c37610192990a004a3d8b529.jpg)
ホースからどんどん放流されていく稚魚たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f5/c98fa06cee2fca1aefae225a17982852.jpg)
種苗のサイズもチェック。
放流に必要な60mmはしっかり超えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/48/1be14420d3e8c66c13f97b7e07e62788.jpg)
ホースで吸いきらない種苗はバケツで放流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/16/30244043f4f7d2f3bd63a65ebf0f601e.jpg)
元気に泳いでいきました。
今回の試験放流は、東京湾側と相模湾側の合わせて3ヶ所で行いました。
漁港内の岸壁からの放流だと、釣り人にすぐ釣り上げられてしまうのでは?
という声もありました。実際、釣り上げられることもありますが、
それは放流尾数のうち数パーセントにも満たない数で、稚魚たちは順次、
港の外に移動していくので放流効果にさほど影響はありません。
逆に、沖合いで放流されてもエサの多い浅場へと移動してくるため、
岸壁での放流の方が効率的で、歩留まりも良くなることが期待できます。
昨日のように台風のウネリが入ってきているような海況でも、
岸壁放流なら安全に実施できますし、地元の立ち合いもしやすくなります。
様々な点でメリットの多い陸上輸送&岸壁放流は無事成功しました。
今後も、実用化へ向けて色々と検討を深めていきます。
これは、毎年行っている県下一斉放流を
陸上輸送からの岸壁放流で実施できるかの試験で、
実現すれば天候に左右されることも少なく、
計画的な生産を行うことができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e1/c696e3b70cfc7bd0801e0424bd687184.jpg)
放流には、陸上で中間育成していた種苗を用いるため、
マダイ飼育棟で作業スタートです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/04/47482e23cd9f62ac9cd75560c7fc593d.jpg)
円形水槽の推移を下げて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/36/69196f3cca7ab043fe495b3f5893d5b4.jpg)
活魚トラックの水槽に水を溜めていきます。
準備が整ったら、沖出しと同じ要領で稚魚を集めて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/18/e7afda459cc8fbdbd41210fd792244f1.jpg)
バケツを滑車で水槽内に降ろして、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4e/350c9e1d86e9157be441b6f385d704df.jpg)
稚魚を入れて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4d/f2627f60534b3af8fed2e4fefb23be4d.jpg)
滑車で持ち上げて重量を計測。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/c3/e4f7b66de499515b790acb14d2c2b8d0.jpg)
予め1尾当たりの重さは量ってあるので、
最終的な重量の合算から種苗数を算出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/a1/59344172f85928f2ee228026da679765.jpg)
それをそのまま活魚トラックの水槽に入れていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/0e/e70ef7c961aa6a174b2e3ef5335fc7d1.jpg)
どの程度の密度まで収容できるかも、ポイントです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/be/b5529c3caeeb9e719376a4912aad1ae5.jpg)
高気温のため、各水槽に氷を入れて、蓋を閉めて移動します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/21/7caecac45a0bc0b652cc0aa633014980.jpg)
放流箇所では、現地の漁業者や漁協の職員に
今回の試験について説明します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6a/a5269a5db89faaf9aa987c77f0ebeaa4.jpg)
サイフォンの原理を使って、ホースで海水ごと稚魚を流していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b1/da84eba613522aa022fbbc041f67c74e.jpg)
トラックの上は、こんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/6f/b954381ec2c349bf4d2a0a723c7fd49e.jpg)
ホースを動かして稚魚を吸っていきます。
これも沖出しと同じ要領ですが、
稚魚が大きく成長している分、泳ぐ力も強くて
なかなか吸いにくくなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/5f/60d5e733c37610192990a004a3d8b529.jpg)
ホースからどんどん放流されていく稚魚たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f5/c98fa06cee2fca1aefae225a17982852.jpg)
種苗のサイズもチェック。
放流に必要な60mmはしっかり超えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/48/1be14420d3e8c66c13f97b7e07e62788.jpg)
ホースで吸いきらない種苗はバケツで放流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/16/30244043f4f7d2f3bd63a65ebf0f601e.jpg)
元気に泳いでいきました。
今回の試験放流は、東京湾側と相模湾側の合わせて3ヶ所で行いました。
漁港内の岸壁からの放流だと、釣り人にすぐ釣り上げられてしまうのでは?
という声もありました。実際、釣り上げられることもありますが、
それは放流尾数のうち数パーセントにも満たない数で、稚魚たちは順次、
港の外に移動していくので放流効果にさほど影響はありません。
逆に、沖合いで放流されてもエサの多い浅場へと移動してくるため、
岸壁での放流の方が効率的で、歩留まりも良くなることが期待できます。
昨日のように台風のウネリが入ってきているような海況でも、
岸壁放流なら安全に実施できますし、地元の立ち合いもしやすくなります。
様々な点でメリットの多い陸上輸送&岸壁放流は無事成功しました。
今後も、実用化へ向けて色々と検討を深めていきます。