さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイ放流船

2017-07-27 10:03:58 | 放流、イベント
7月21日、早朝からの積込みが終わって
放流へと進む活魚運搬船です。

晴天の凪、という絶好の放流日和となりました。


生簀の中のマダイ稚魚たち


放流ポイントに到着。

東京湾~相模湾の14ポイントで、
当協会より36.8万尾、

東京湾では(一社)日本釣振興会より20万尾
相模湾では
(公財)相模湾水産振興事業団より85,000尾

それに各組合からの放流尾数を合わせて、
合計68.7万尾のマダイ稚魚を県沿岸に放流していきました。


途中、操業中の定置網漁船がいたり、


江ノ島


烏帽子岩


米軍の補給船


八景島


火力発電所

など、様々な風景に遭遇しました。


その間にも、放流は続きます。


船の下部に扉がある生簀の場合は、
直接、扉を開けて放流しました。

上部に布をかけて暗くしてから扉を開けると、
稚魚たちは明るい外へと泳ぎだしていきます。

そして積込み作業開始からおよそ12時間後、
全ての放流が無事に終了しました。


空っぽになった船の生簀。

船長さん、乗組員の皆さん、ありがとうございました。

コメント
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