仏像に恋して (中経の文庫) | |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA/中経出版 |
女性が書いた仏像本である。コミックになっていて、読みやすく、なかなか面白い。著者の体験から、著名な仏像がほとんど紹介されている。東寺、清凉寺、六波羅蜜寺、東大寺、興福寺、中尊寺、鎌倉大仏、最後はタイのアユタヤまで載っている。
仏像は、素人にはとっつきにくい。興味を持って拝観するにも、仏像の種類も多く、姿勢や持ち物、材質、複数の仏像の配置、時代背景など結構な知識も要求される。
私は、東寺の仏像群は二度訪問、ここは国宝の数も多く、圧倒される。清凉寺も昨年訪れた。意外な仏様だった。東大寺や興福寺ももちろん、隣の奈良国立博物館もいい。ただ興福寺の阿修羅像は人が一杯で入れなかった。後日、東京の展覧会で並んで拝観したが。後はタイへは行ってない。
仏像と言えば、かなり昔に古社寺仏像鑑定修士という資格を取った。これはどこかの会社の通信教育を受講して、修了すれば取れるものだ。学習中は結構面白かった、と記憶している。ネットで検索したがもう出て来ない。
もうひとつ、数年前に日本仏像検定というのがあった。東日本大震災で一度中止になり、二度目に受験だが、残念ながら不合格。その後は実施されていないため、検定は未取得のままだ。またやってくれないかなあ、ニッパンさんお願いしますよ。