世界で増え続ける「核爆弾」、想像もできない地獄絵図

昨日8月6日が広島、あさって9日が長崎、それぞれ1945年に世界で初めて「核爆弾」がアメリカ軍によって投下された日だ。広島では31万人、長崎では18万人がこれによって死亡した。この核被害の影響による犠牲はその後今日に至るまで続いている。

このような犠牲が再び人類に対して負わせてはならないという平和・核反対の世界の世論は拡大してきているが、世界の強国は核爆弾を改良しながら(殺戮の効果をどうしたらもっと高められるか)どんどん増産してきた。

ちなみに、旧い資料だが、2018年の世界の核保有国と保有数を記してみよう。
ロシア・6850発、アメリカ・6450、フランス・300、中国・280,イギリス・215,パキスタン・150,インド・140,イスラエル・80,北朝鮮・20、で合計は14465発という。
データーは旧いから今日の段階で、これをもっている国、保有数などははるかに増えているだろう。

もし上のどこかの国が、どこかの国に対してこれを使った攻撃をしたなら、どういうことがおこるか想像もできない。

全く想像の話だが、ロシアがウクライナ攻撃でこれを使うことを計画したなら、ウクライナ一国だけの攻撃では終わらないだろう。NATO各国をも狙うのではないだろか。これへの反撃も瞬発をおかず行われるだろうから、瞬時に想像もつかない地獄が地球上の各地で生まれるだろう。
何百発、何十発、とどうしてそんなに必要なのかわからないが、主な保有国は上の核兵器を倉庫にしまっているのではなく、いざというときにはすぐ攻撃できるような準備をしている(核配備)のだから、核戦争の地獄絵図など想像もできない。

だから国連は核兵器禁止条約などをつくって核兵器は使わないことにしよう、としているようだが、核保有国はこの条約に不参加という。

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