来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
平忠度(たいらのただのり)
今、司馬遼太郎の「義経」を読んでいるのだが、この中からエピソードをひとつ。平忠度という平清盛の腹違いの弟のことが印象的だったので、これについて書こうと思い、どこかで書いたことがあったかも知れないと、過去を調べると、2011年8月22日にあった。「新・平家物語『忠度の最期』」。
そこでも触れていたのだが、(今はほとんど言われることはないだろう)無賃乗車を「薩摩守」と言うことがあった。この平忠度という人は、もっていた官位は薩摩の国(今の鹿児島県)の国司だった。今の県知事に相当する。この仕事をしていたわけではない。
無賃乗車をする人を薩摩守とよんだというだけの話だが、こういった歴史上の人物を今に引き出してこじつけるユーモアは現在ではないだろう。
源氏の台頭に対して、忠度は抑え込もうとして闘ったのだが、逆にやられてしまった。歴史上の悲劇の一人だった。
これを書いているうちに、はるか以前「青葉の笛」という歌があったことを思い出した。この懐かしい歌の一節に平忠度と歌の師との別れのくだりが詠み込まれている。
そこでも触れていたのだが、(今はほとんど言われることはないだろう)無賃乗車を「薩摩守」と言うことがあった。この平忠度という人は、もっていた官位は薩摩の国(今の鹿児島県)の国司だった。今の県知事に相当する。この仕事をしていたわけではない。
無賃乗車をする人を薩摩守とよんだというだけの話だが、こういった歴史上の人物を今に引き出してこじつけるユーモアは現在ではないだろう。
源氏の台頭に対して、忠度は抑え込もうとして闘ったのだが、逆にやられてしまった。歴史上の悲劇の一人だった。
これを書いているうちに、はるか以前「青葉の笛」という歌があったことを思い出した。この懐かしい歌の一節に平忠度と歌の師との別れのくだりが詠み込まれている。
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