小樽商大での講義

商大の教職課程にかかわる授業に、現役の学校の先生方の講義がセットされている。私もフリースクールの立場からここ数年教壇に立っているのだが、昨日その機会があった。
「不登校の子どもたちが訴えていること」といったテーマで90分間の話をした。10名ほどの学生諸君だったが、よく発言してくれたし、まじめに聞いてもらえたという印象だった。最後に拍手などをもらって快い終わりができたという思いだったが、担当の先生から、不登校概論だけでなく、その子どもたちが日常すごしているあれこれを多少具体的に説明する部分があってもよかったのでは、という感想をいただいた。

例えば、不登校のきっかけのひとつに「友だち関係、コミュニケーションのずれ」などがあるといった指摘などもしたのだが、この端的な現れと、フリースクールでどういう形で克服していっているか、などの説明があればよかったのでは、など。

いつも感じている「フツー」の現象と一歩前進する姿など、整理する理論的な力の必要性を感じる。

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