「みのもんた」、ひとりごと

道新夕刊に「月刊『潮』編集長」の篠田さんという人のエッセイ「週刊誌を読む」がある。今日のテーマは「みのさん降板」。
みのさんがTBSの報道番組から降板したことに関連する話である。

私など、みのもんたという人の番組などほとんど見たことがないから、彼の写真と顔は分かるが、中身はよくわからない、としかいえないのだが、私たち一般庶民の立場からすればみのさんの収入がスゴイという印象だけは強い。
この記事によると、「朝ズバッ!」のギャラは1本200万円で年間5億から6億円。その他いくつかのことが出ている。

マスコミに登場する人たちの収入は大きいのだと分かるのだが、それにしてもスゴイ。だから彼が息子のことで「責任をとって」テレビから一旦しりぞく態度をとったとき、庶民からの不満や憤りが爆発するという構図がはっきりしている。
話のスジが違うよ、とは思うのだが、庶民感情としては分からないでもない。みのもんたという人が、有名人の息子などの不祥事に対して厳しい指摘をしてきた、「自分の場合はどうだ」と言われていくのだろう。30歳すぎた息子の行状を父親が責めを負うという図式もいかがなものか、とは思うが、これも有名人税みたいなものだろう。

例えば私たちレベルの人が、30歳代の息子が万引きまがいのことをしたとしたら、どうなるか。多分なんのニュースにもならないだろうから、個人的には面倒なこともあるかも知れないが、「親の責任」が追及されることはないのではないか。

こういう違いがあることが、非有名人である私たちのメリットかな?

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