すごいね、ダルビッシュ（２）

娘に教えてもらってダルビッシュ有投手のブログを訪問した。見ていない人もいるだろうから少々紹介する。

１万人以上来てくれたファンに「すごく感謝」し、会見中自分の立場を理解できないことを述懐する。それは「プロ入りして不祥事を起こし、ファン、球団、選手に多大な迷惑をかけた小僧が７年後こうなってるとは世界中の誰よりも僕が一番信じられませんし、受け入れて」いないからだと。
この不祥事というのを忘れていた私は「そういえば」と思い出した。このことを最後に口にするダルのすごさに思いを寄せる。

メジャーにいこうと決意したことを「日本では戦えない」ことだという。昨日の会見で言っていた日本の選手たちが「お手柔らかに…」というような意味のことを口にすることを意味するのだと思う。このことを彼は「真剣勝負ができない」と説明しているのだ。

「やっぱり全部の力を出したいと思うのがアスリート！自分の仕事や勝負を全うしたいと思ったのでメジャーに行く事にしました」と。もちろんメジャーでどうなるか、誰も分からない。ダル本人もそういう。しかし全身全力をあげて勝負しようと宣言しているのだ。

日ハムの選手に、ファンに、球団の幹部たちに、感謝をいう。「選手たちを応援してあげて下さい。よいときも悪いときも選手たちを支えて下さい」を私たちに呼びかける。
「打てなくても、抑えられなくても、いつもの温かい言葉と拍手を送ってあげてください。」

「またオフに北海道に行きます。
最高の思い出をありがとうございました！！」

春、日ハムの活躍も気になるが、また気にするが、かの地でのダルビッシュの活躍を気にしているだろう。