IR法案とは賭博(バクチ)場を全国に3カ所つくる法案

今国会で問題になっているIR法案とは、これまでも指摘してきたが、カジノを含む統合型リゾートを、当面全国に3カ所を設けるという計画を含んでいる。大阪では、早くこの法律が成立してほしいと必死になっているとか。

何度も言ってきたが、このカジノという昔からの言い方ではバクチ場だ。IRの中でこのバクチ場は3%の面積におさえるのだとか。そして驚くことに、日本人はカジノ入場は週3回、月10回までに制限するのだとか。

だから週3回もこのバクチ場に通う人が少なくないだろうと想定しているのだ。外国人観光客は年に4,000万人を見込むとか。

そしてこのバクチ場であげる売り上げの中でテラ銭(必要経費)から国や自治体は「税収」を得る。だからこのバクチ場にたくさんのお客さんが来てくれる必要がある。

何でもカネが入ればいいのだ、という姿勢だ。賭博で身代をつぶす人が出ても、むしろたくさんそういう人が出れば出るほど国や自治体はもうかる。週3回の歯止めはあるけれども。

美しい国、ウミを出す、いい言葉を安倍さんたちはいうが、このIR法案一つとってもこれと矛盾している気してしかたがない。ウミはますます国内に流れるのではないだろうか。
私たち高齢者が去った10年後20年後の日本はどうなっているのだろう。

年金をバクチですってんてんになった高齢者がうろうろする日本が目に浮かぶ。
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