「中国包囲」は逆に「日本包囲」になる?

日米連携とか集団的自衛権と、安倍政治のキーワードになっている。これはせんじ詰めると対中国包囲にあると、マスコミはいう。
東南アジア諸国やアメリカなどと連絡を密にしてこの戦略を進める方針であることは、安倍さんの言葉などからはっきりしている。

しかしニュース解説などで語られていることは、アメリカは結局は中国と「いい関係」をつくることによって経済的により深い結びつきをとろうということのようだ。だからアメリカと一蓮托生の関係で対中国包囲などは安倍さんの独りよがりになることははっきりしているとのこと。逆に「日本包囲」という事態になりかねない。

防衛力をどんどん強めようという政策である。すごいカネを投じて戦争能力を高める計画のようだ。それも対中国政策の一環だ。

安倍さんの政策に、基本的な政治方針(「戦略」、「哲学」といってもいい)がないから、ただやみくもに対中国包囲を言っても、一部国民はそういう方向に向くかも知れないが恐ろしい思いもする。戦するよ、という政策が積極的平和主義という言葉では。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 「効果がなか... NHK受信料... »