「腰をぬかすほどのカネがかかる!」

東電は福島第1原発の全6基について廃炉にすることを決めてきたが、今度第2原発の4基についても廃炉にすることを決めたとのことだ。
また、関西電力美浜原発1、2号機など6基が早期廃炉を決定済み。
問題はこの廃炉にかかる費用が昔風に言えば「腰ぬかす」ほどの額らしい。関西電力の6基の廃炉費用が合わせて1,800億円とのことだが、これからどれほど大きくなるか分からない。
東電の場合、すでに使用料金にもその廃炉費用が入っているようだが、今後、国民負担がどこまで上がるか分からない状況だという。

このどこまでカネの額が上がるか分からないものの一つに、北朝鮮の非核化に伴う額がある。トランプは、アメリカはビタ一文出さない、このカネは日本と韓国が負担するのだ、と大見得を切った。
額がいくらか、いろいろ調べたがよく分からない。あるデーターでは、検証に伴うカネも含めて4,000億円はかかるという報道だ。

原発を無くする、とか北朝鮮が非核化するとか、耳障りはいいが、これに伴う費用をどうして国民負担になるのか、分からない。トランプの家来の安倍首相はやっぱりOKするのだろう。
北朝鮮が非核化するなどで、トランプが北アジアは平和になるゾ、というのに防衛費はどんどん上げる。イージス・アショアなどというミサイル防衛システムをつくるという。これにかかるカネも「腰を抜かすほどの額」(合計2,600億円とか?)だ。

北朝鮮の脅威が一段階ダウンする、それでは防衛費アップの口実が減るから次は中国の大国主義に備えるというだろう。
平和ムードになってもアメリカによる「ぼったくり契約」を飲まされて苦しむことになる。これに常に従う安倍政権、そしてはっきりとノーと言えない多くの国民。

どうなるのだろう、日本は。
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