民主党パーティ

私の同郷の後輩で参議院議員の小川勝也氏がいる。彼の新年パーティが行われるというので参加した。
私の一つの行動原理は「義理と人情」。新渡戸稲造によると「義理」とは正義の道理という。そういう理屈はともかくとして、いろいろな人とのつながりの中でほんのちょっとガマンして行うことによってことがスムーズに済むならＯＫといった意味で「義理」をいうのだが、小川勝也氏のパーティ、会費１万円。しかしこれも「渡世の義理」かとヤクザまがいの気持ちを少しもって参加した。

しかし事前にしっかり確認しなかったからだが、小川氏のパーティでなく民主党のパーティだった。私は民主党の支持者でもないのでまったく不本意だったが、支払った１万円の手前、すぐ退散するのは大損だと思い、少しつきあうことにした。しかし当の小川議員は国会の仕事でいない、たくさんの参加者ではあったが、知っている人は全くいない、立食で疲れる、演説する人はいるが誰も話しを聞くという雰囲気でもない、マイッタという感じだ。
しかも食べるものも参加者数の割に少なくアッと言う間になくなる。飲み物も取りに行かなければならない、といった次第で、小川さんには失礼かも知れないが、かなり「弱った」感を禁じ得ない１時間だった。

政治家のパーティというのはこういうものか、もう出ないゾ、という意識の学習をして帰った。いずれにしても事前の確認をしっかりしないとダメだというこれまた当たり前のことも再学習した。