裁判の傍聴。公文書偽造・道路交通法違反の事例

昨日26日、わがフリースクールが校外学習ということで札幌地方裁判所の裁判傍聴を行ったのでこれに同行した。

裁判は、もちろん刑事裁判。運転免許証偽造と飲酒運転の罪で起訴され公判が行われた。検察官、弁護人、そして被告人、証人、裁判官と舞台はそろった。罪名は「有印公文書偽造・行使」と「道路交通法違反」。昨日の公判が最初で最後らしい。

起訴理由、弁護人から弁論、被告人の陳述ということで1時間半ほど舞台は展開された。ただ被告人の声が傍聴席にいる私にはほとんど聞き取れず、全く残念だった。「反省している」「今後絶対に同じ行為は行いません」というような発言をしていたようだ。弁護士も「再犯のおそれはない。寛大な結論を」というような発言をしていたと聞いた。

上の罪だったので、誰かを傷つけたとか、物を壊したとかいうことでない。しかし、初めに被告人が法廷に登場するときには手錠をかけられていたので、このことを終わってから、ガイド役の事務官に聞いたら、一定レベル以上の罪の場合は手錠をかけるのだとか。

最後に検察の求刑は懲役2年6か月という想像以上の刑だった。ガイド役の事務官に「思った以上に重いですね」と聞いたら「今交通事故が問題になっていることを勘案しているのではないでしょうか」ということだった。

判決は10月7日という。これを傍聴したい。どういう判決になるか興味ある。

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