「大津事件」って知っていますか

高校の日本史の教科書に項目として出ている。「1891(明24)年の大津事件で青木周蔵外相が辞任し…」と、そしてこの注釈で「ロシア皇太子が、滋賀県大津で、沿道警備の巡査に刀で負傷させられた事件」とある。この巡査が36歳だった津田三蔵という人。明治24年5月1日のこと。  今読んでいる吉村昭氏の「赤い人」という本は、北海道開発のためにたくさんの囚人たちが動員され、「死んだらカネが節約できる」とばかりにこき使われたことが描かれている。樺戸集冶監などがこの小説の「主役」である。 . . . 本文を読む
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