柏公民館講座で「はじめてのパソコン 入門編」を実施した。
後期高齢者近くの方が多く集まると予想していた。しかし、定員25名に対し、男子7名(殆ど65歳前後)、女子16名(半分が位65歳前後)で、中には小学生2名いる若い母親もいた。予想に反し高齢者が少ないのはなぜだろうか。パソコンを生活にとりいれようとする意識が薄いためだろうか。老化でやる気がないのだろうか。
若い人が2.3人いたことは、パソコンに触れる機会のなかったのだろうか。こんな機会に、パソコンに興味を持ち、これからの人生にPCを通して必要な情報を取り入れで生活を豊かにしてほしいと痛感した。
初めてパソコンに触る人10人位。パソコンを持っていない人も10人位いた。
それを踏まえての講座であった。講師もサポートもそれぞれに工夫した。
ビックリしたのは、男子の中に85歳の方がいた。今日まで、多くの講座を担当したが最年齢者である。
最後に、「古いパソコンを安く手に入れ、それで遊ぼうか」と、笑顔が返ってきた。
顔を見ても年には見えない若さであった。次回の2回目も来週、「パソコンが自分のものになるよう頑張って!!」と、励まして別れた。
今日の講座の中でゲーム「ソリティア」が大事な勉強であった。マウスの持ち方。緊張して握り過ぎ、クリック、ドラックがうまくいかない。全サポート達と講師が、一斉に個別指導に当たった。体で覚えさせようと受講生の手をサポートが押えて、クリック、ドラツク等の指の動きの感覚を身につけさせるよう努力した。受講生の緊張が高まるばかり、「誰でも初めは同じなのよ、だからゆるくマウスを握って」との声に、緊張はほぐれていった。
講師・サポート自身がパソコンに初対面した時の気分に戻り、パソコン用語等もできるだけ日常語に変換しあせらず、ゆっくりと進めることが大事を教えられた。
今回の受講生もPCを日常生活に取り入れ、少しでも生活を有効に豊かにしてほしいと祈念したい。(44)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます