電気降圧清浄機を購入しに行って、家族が見ている間に、爺は一人でシルバーカーを購入する手続きをしていまった。
それを自宅に車で持ってきた。
老妻曰く“みっともない、恥ずかしい、介護施設に入ってよ”の言葉・・・。
毎朝、犬の散歩で団地内を一周している。目立つのは、お婆さん達の“シルバーカー”で、お爺さんは見たことない。この団地内歩行でも爺が初めてであろう。
お爺さんたちは、殆どが杖である。中には左右に杖を持ち歩いているものもきる。
それ以上に歩行困難者は家の中にもぐってしまうのであろうか。
老妻の言葉も理解できる。
しかし、自分の限界を超えた生きざまの中で、できる限り、人に世話をかけない心身の自立心をつくるうえで恥も外聞もないと思う。
今日は、初染式気分で、2キロほどの団地内郵便局とイオンの団地内売店に行ってきた。
恥ずかしながらに第1歩である。