ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

矢田丘陵・陽だまりウォーク(2012.02,10)

2012-02-10 15:05:18 | 矢田だより


風もなく穏やかに晴れ上がりました。9時20分、いつものお地蔵さんの辻に駐車してスタート。



近畿自然歩道を矢田寺へ歩きます。味噌舐め地蔵さんの前を通り、本堂を拝んで南へ(9時30分)。



竹林を抜けて道が南西に向かうところに「ここからキツイぞ」の張り紙。これまでにも「こっちヤデ」とかの標識?がいくつかありましたが、今日は毎年恒例の松尾山麓にある奈良学園中・高等学校の「矢田山縦走マラソン」の日だそうです。国見台に登る急坂が始まる南僧坊谷橋のたもとに先生が立っています。急な登りや階段道で稜線が近づくと賑やかな声が聞こえます。



国見台にも先生が立っておられました。今日は割合に遠目が効き、高見山や台高の山並みが霞んでいます。ここから松尾山へ緩く下る道では、大勢の生徒たちとすれ違いました。殆どの生徒が元気に挨拶してくれるので、こちらも「コンニチハ」とか「頑張れよ」とか返事をするのに忙しいほどです。



途中で車道から登ってくる道と分かれ、昨日と反対側から松尾山頂に着きました。写真右下辺りにある三角点を踏んで建物をぐるりを回って引き返します。最後のランナーの後姿を見ながら国見台に帰ると、早や先頭のランナーが急坂を駆け登ってきました。
 分岐を北へ直進して尾根道を矢田山へ向かいます。最後尾の女生徒はかなり疲れているようで、私と前後しながら頑張っています。氷の張った南僧坊池から矢田峠を経て、最後の頑張りで矢田山へ。貼り札などを回収にきた先生たちの指示で、生徒たちは頂上展望台の下から急坂を下っていきました。



頂上の「まほろば休憩所」で気温3℃。日向ではもっと暖かいでしょう。少し休んで出発(10時55分~11時)。今日も東明寺の方に下ることにしました。ここからは緑ヶ丘休憩所で休んでおられた老夫婦の他には、誰にも出会わない静かな山道でした。ふかふかの枯葉を踏んで、こどもの森分岐から右に折れて東明寺へ。



お参りを済ませて山麓の道を南へ帰ります。(11時35分)



東明寺の下でイヌノフグリが咲いていました。もう春がそこまで来ている気配です。



ぽつんと一台だけ愛車の待つ辻に帰り、お地蔵さんに今日も元気に歩けたお礼を言って2時間半のウォーキングを終えました。今日は15,170歩。結構よく歩きました。