ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

タイの旅(6) - アユタヤ<ワット・プラ・シー・サンペット他>

2009-09-03 08:41:42 | 旅日記
ゾウ乗り体験のあと、ふたたびアユタヤ遺跡を歩きます。



Viharn Phra Mongkon Bopit
このヴィハーン・プラ・モンコン・ボピットもビルマ軍に破壊されていたものを
ラマ5世が再建したものです。



中には金色に輝くブロンズ製の大仏が安置されています。
像の高さは12mあり、タイのブロンズ像では最大級のものです。



このワットのすぐ東側は、ラーマティポティーⅠ世(ウー・トーン王)が、
アユタヤを建国した折に宮殿をおいた所です。(上の地図で池より北側の部分)



歴代の王が増築を重ねて、アユタヤの中心地として栄えましたが、ここも
1767年の戦いで、ビルマ軍のために跡形もなく破壊され、今は広大な敷地
から栄華の夢を偲ぶばかりです。



地図の下部(王宮跡の南側)で黒く囲まれ、案内図の写真で光の当たって
いる部分が、ワット・プラ・シー・サンペットです。



Wat Phra Sri sanphet
ここは王宮の付属寺院で、黄金に覆われた高さ16mの釈迦立像があったと
伝えられています。



アユタヤ陥落のとき、ビルマ軍の放った火で寺院も仏像も焼け落ちてしまい、
この三つのチェディ(仏塔)だけが残されています。



それぞれのチェディには、アユタヤ王朝中期(15世紀)の三代の王の遺骨が
祀られています。
急勾配の石段で入口まで登ることができます。



私たちも中央のチェディに登って、高みから遺跡を見渡しました。